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北海道の旅(5)帰宅 2025年6月30日始発の特急で帯広を出発。途中、十勝・石狩の厳しい山越えです。トマム、シムカップという北海道らしい地名の駅を過ぎ日本海側へ。 南千歳で函館行に乗り換えですが、この電車は混んでいます。左手に海を見るようになると長万部。ここから先は、北陸新幹線の工事風景が見られます。大沼公園を過ぎると、北海道新幹線の駅新函館北斗。ここから仙台までは3時間少し。昼時になったので駅弁を買っていきます。今回はカニ飯。 出発してすぐ、函館山が見えると北海道とはさらば。青函トンネルを過ぎ本州にわたり、仙台まではあっという間です。 仙台で乗り換えて白石蔵王。ここで車をピックアップして、帰宅しました。
北海道の旅(4)知床から帯広へ 2025年6月29日今日の行程は、知床を去り、時計回りで鉄道を乗って、帯広まで。時間的にはゆっくりです。 ホテルの前に9:33に迎えに来るバスに乗り、知床斜里駅へ。快晴でオホーツク海が青く見えます。斜里だけが見え始めると、JR知床斜里駅です。駅前にオオワシのモニュメントと斜里岳。 ここで、釧路行き普通列車に乗ります。1両編成。嫌な予感がしましたが、そのうち空いてくるだろうと、適当に座ります。ところが、大間違い。下りる人はほとんどなく、摩周、弟子屈を過ぎ、釧路湿原では観光客が大量に乗り込み満員電車。JR北海道は何しているんだろう、と思いました。したがって、写真も撮れず。 釧路で特急に乗り換え。4つ目が帯広です。さすがに、混んではいませんでしたが結構乗っています。JR北海道の線路の両側にはずーっと動物除けの柵があります。池田のワイン城が見えてくると次は帯広です 帯広で降り、駅直結のちょっと贅沢なホテル日航ノースランドに宿泊しました。そんなに高くなかったです。翌日は始発列車でしたから、地理のいいのには代えられません。
北海道の旅(3)知床五湖巡り 2025年6月28日知床には何度も来ているのですが、これまでやっていない、知床五湖巡りのツアーに参加しました。何年か前に来た時、小ループのツアーに参加した記憶があるのですが、今回は全部をまわる大ループ。 これはガイドと一緒でなければ歩けないコースですが、一月に来た時頼んだ知床ネイチャーオフィスのツアーに参加しました。 朝起きると、濃霧。ホテルにピックアップに来ます。何カ所か回り、9人のツアーになりました。知床五湖の駐車場に着くと、たくさんの観光バスや乗用車。 現在は、ヒグマ活動期にあたるためガイドツアーのみ可。フィールドハウスでレクチャーとビデオを見たのちゲートからスタートです。ガイドによると、途中でヒグマに遭遇するとツアーの中止もあるとのこと。 ゲートに入ると、北海道の森林、広針混交林に入ります。針葉樹の代表はトドマツ、広葉樹の代表はミズナラだそうです。しばらく歩くと、ヤマブドウの蔓がついたトドマツにヒグマの爪痕。五湖を過ぎるとアカゲラの鳴き声、羽化した後の卵の殻がありました。霧はまだ晴れません。風がなく湖面は鏡のようです。キツツキの穴をあけた木を見ながら進みます。 途中、エゾライチョウを見ました。これは初めて。本州のライチョウと違って、天然記念物ではないとのこと。はじめて聞きました。林でキビタキの声を聴きましたが、これはアカハラが真似ているものだとか。 三湖を過ぎるころエゾアジサイの花をつけた木がありました。二湖には、開拓の時代の遺物のスイレンが繁茂しているとのことでした。駆除するのに苦労しているようです。ここが一番の展望台とのことでしたが、だいぶ晴れはしたものの、山脈稜線は姿を出しませんでした。流れの中にネムロコウホネの黄色い花がありました。小ループの合流点を経て、一湖の周りを通り、高架木道に合流。フィールドハウスに向かいます。途中、2回ほどエゾジカを見ました。 ツアーを終え、ウトロに帰る途中で、ヒグマ親子が道路を横断するのに遭遇。思いがけずヒグマの写真が撮れました。 ウトロに帰り、昼食ののち、前回見ることができなかった知床世界遺産センターを見学し、宿に戻りました。 距離にして4㎞弱。平坦な遊歩道でしたが、たくさんの収穫がありました。 午後は遊覧船に乗ろうと思っていましたが、波高く欠航とのこと。こちらも何度も来ているのに、一度も乗っていなかったので、残念でした。次はあるかな?
北海道の旅(2)北海道の端から端へ 2025年6月27日今日の行程は、函館から知床へ。朝1番の特急に乗って、乗り継いでも夕方6時過ぎます。 札幌、旭川を通る「時計回り」コースでも、帯広、釧路を通る「反時計回り」でも、同じです。今回は「時計回り」で行きます。 函館を出て、札幌、旭川までは特急があるのですが、その先網走までは快速、そして知床斜里までは各駅停車。延々12時間かけて移動です。 何とか順調に網走を出るところまではいったのですが、あと駅2つで知床斜里、というところで、何やら列車が動きません。 13分でウトロ行きのバスに接続するのですが、20分以上停まっていました。何か、反対方向の列車の遅延ですれ違いを待っていたようですが、何の説明もなく動き出しました。知床斜里駅には、バスの発車時間を10分すぎて到着。この日の終バスで、JRが遅延しているのは当然知せてあると思いきや、定刻に発射したとの事、列車を降りてバスに乗る客も何人もいました。世界遺産の観光地でこんなことがあるのだ!と唖然。 たまたま4人いたので、たった1台あったタクシーで乗り合わせていきました。12時間の旅のうち、最後の10分に起こった出来事。最後まで分からないものだと、苦い思いでした。最終バスを出すのにこんな確認もしないのか、と、情けないやら腹立たしいやら。 それでも何とか、知床の地に立ちました。
北海道の旅(1) 函館は近い 2025年6月26日おとなの休日切符、今年度第1回目です。北海道に行くことにしました。今日は、小学校の放課後教室があるのですが、それが終わってからでも、その日のうちに函館に着くことができるのです。 白石蔵王駅をスタート。仙台で1時間半ばかり待ちます。夕食を済ませてはやぶさに乗り込みます。仙台を出て、すごい夕焼けを見ました。9時半には、新函館北斗駅。もう北海道です。速くなったものです。
山遭対訓練 2025年6月22日この日は、恒例の山遭対夏山訓練があり、サポートとして参加しました。 朝、聖山平登山口へ送り、昼、刈田峠でピックアップし聖山平まで送る。別な班を刈田峠でピックアップし、賽ノ磧駐車場へ送り、最後は遠刈田公民館横駐車場まで送る、ということでした。 途中昼頃に時間があるので、ゆっくり御田の神を回りました。昼食の後、駒草平へ、そして刈田峠へという流れでした。 5日前に訪れた御田の神でしたが、ずいぶん様子が変わっていました、チングルマの花は終わりつつあり、ワタスゲがますます白くなっていました。今年はコバイケイソウの花が当たり年になりそうです。ゆっくり回ったせいで、たくさんの花を見ることができました。 昼食後に回ったコマクサ平は、コマクサの花がたくさん咲いていました。ミヤマオダマキもありました。 迎えに行った金吹沢入口には雪が残り、サンカヨウとミネザクラが花をつけていました。 訓練は、閉会の後、クマスプレーの実習がありました。遠くからでもトウガラシの匂いが強烈でした。
御田の神:花いっぱい 2025年6月17日かよう会は、今日は御田の神へ花を見に。少し前まで雪だったのが、花いっぱいでした。ムラサキヤシオ、ミネザクラ。ホシガラスも飛んでいました。 湿原では、チングルマ・イワカガミ・ヒナザクラなどが咲いています。またワタスゲも白くなり始め。今年はコバイケイソウも当たり年になりそうです。 旧リフト近くでは、ミヤマオダマキ・ツマトリソウなどが見られました。 いよいよ夏山シーズンの始まりです。
熊が出た:アオゲラ 2025年6月12日七日原を車で走っていたら、目の前を黒い動物が横切りました。6月12日9時30分過ぎのこと。小さなクマです。こんなところを横切るとは、…。多分前のほうに母親がいるのでしょう。山中どころか里にもクマが来ています。 もう一つは、5月半ばのころ。庭に結構大きな鳥がいます。アオゲラでした。木の上でなく、地面を歩いています。こんな姿は初めて見ました。
蔵王稜線ー熊野岳~地蔵岳へ 2025年6月10日かよう会は、今日は今シーズン初めての蔵王稜線へ。刈田駐車場から馬の背、熊野岳、地蔵岳、そして熊野岳から戻るコースでした。大阪からの山友を迎えた会員さんの参加のもとです。 はじめに、駒草平で花めぐり。オキナグサをめでたあと、コマクサが早くも咲いています。蔵王古道に入りしばらく進むと、サンカヨウが満開。 刈田駐車場から馬の背に上がり、稜線を進みます。ミネズオウが満開です。イワカガミの花も見えます。 刈田岳のコマクサ群生地では、御釜がうっすらと姿を見せました。こちらのコマクサはまだ花をつけていません。 避難小屋を越えてワサ小屋跡へ。ミネズオウは満開です。満開のコケモモもありました。ゆっくりしたので地蔵山頂をパスしてトラバースコースへ。 途中、木道をさえぎる大きな雪渓がありました。これまで初めてのことです。何とか雪渓を渡り、雪解け直後のショウジョウバカマを見て、お地蔵様の広場へ。 昼食の後。地蔵山の山頂を経てワサ小屋跡、そして熊野岳へ戻りました。なんとか持っていた天気も変わり、南風が強くなり雨模様。避難小屋を経て、熊野岳が初めてのゲストさんのため山頂を踏み、馬の背へ戻り、下山。本日の山行を終えました。 6月ですが、大きな雪渓が残り、花は少し遅れ気味かな、という蔵王連峰です。
遠刈田の大道芸 2025年6月8日遠刈田で恒例の大道芸が行われました。 今年は、いい天気で様々な出演者の周りでにぎわっていました。この日は、午後、ジオガイドの仕事があったので、じっくりとは見られませんでしたが、賑わいはいいものです。
芝草平は雪の中 2025年6月3日かよう会は、芝草平へ。 芝草平はどうなっているかと出かけました。6月になっているのに、今年は残雪がとても多い。 8時、遠刈田出発。天気が悪くなる予報のせいか、大黒天車ゼロ。刈田峠も1台しか停まっていません。南蔵王を見ると、すぐ下にも雪渓。 とにかく歩き始めました。今日は、NHKの小さな旅の取材とかで、6人ばかりの撮影隊と前後しての行動です。 登山口を降りると、ショウジョウバカマ。雪解け直後のようです。すすむとすぐ雪渓。けっこう広い雪渓で、対岸の道が見えません。少し探して夏道発見。テープをつけます。木道も雪解け水であふれ、カエルが集まって産卵中。 チングルマはまだまだです。進むと、タケシマランが小さな花をつけています。ツバメオモトもツボミ。ウラジロヨウラクもツボミ。ミネザクラが咲いています。コヨウラクツツジも咲き初め。ミヤマカタバミが小さな花をつけています。 前山を越え、杉ヶ峰へ。昨年の登山道修理で、ずいぶん歩きやすくなっています。杉ヶ峰を越えると、例年残雪がありましたが、今年はスケールが違う残り方です。4度ほど雪渓を横切り、芝草平へ。何の花もありません。 このころ雨が降りはじめ、雨具着用。昼食も取らず帰路へ向かいます。雪渓を登り、目印をつけ、杉ヶ峰頂上。ここでインタビュー。そこから前山を経て、登山口へ。時折り、カメラの注文で歩いたり止まったりを繰り返し、登山口に戻ったのは13時半過ぎでした。 今年の残雪は、とても多く、ミネザクラが印象的でした。
鎌倉沢の甌穴 2025年6月2日6月になりました。前から気になっていた、鎌倉沢の甌穴を見に行きました。平沢にある鎌倉温泉がスタート。温泉手前に数台車を停めるところがあります。道は狭く、すれ違いが大変そう。 車を置き、鎌倉温泉へ。宿の方に教えていただき、鎌倉沢をさかのぼります。といっても沢道ではなく歩道。 甌穴が見えてきました。岩盤を沢が流れています。対岸は凝灰岩?。蔵王火山より古い、第3紀の地層だそうです。小さな祠もあります。少し上流に登っていくと、静かな沢です。結構水量もあります。 鎌倉温泉の静かにたたずむ沢でした。
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(C)Akihiko URAKAWA
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