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ゴアテックスの手入れ 2016年9月29日今日は、登山道の整備に行く予定でしたが、悪天候のため中止。突然できた休日です。時間があるので、この間気になっていたゴアテックスの雨具の手入れをやってみました。 先日仙台に行ったときに購入した、ゴアテックスの撥水剤。これを使ってみました。いろいろと使い方を読んでみると、洗濯した雨具は、手洗いで撥水剤につけ、洗濯機で脱水、そして60分の乾燥、というのが一番近い道のようです。 大きなたらいがありませんでしたので、衣装ケースに水を張り、撥水剤を溶かし、それに10分浸け、その後洗濯機で脱水、それから、60分乾燥という手順が良さそうなのでそのようにやってみました。 乾燥後、試しに水をかけてみると、見事に水滴になりました。雨具2着とオーバーズボン1着をこれで撥水加工しました。ちなみに、購入した撥水剤は1500円、その半分を使いました。いつまで使えるのか、未知数ですが、とりあえず、ゴアテックス雨具のメンテナンスをやってみました。 紅葉の秋田駒ヶ岳 2016年9月27日秋田駒ヶ岳を歩いてきました。蔵王より北にあるので、ちょうど、紅葉の真っ盛りでした。 田沢湖町(今は仙北市)に山荘を持つT氏のお招きで、かよう会の3人で月曜火曜と2泊し、中日に一日山歩き。天候が心配でしたが、なんとかもって、秋の山を楽しんできました。 秋田駒は、10数年前に2度行ったことがあります。一度は秋田駒から、乳頭温泉まで笹森山経由で歩き、2度目は逆に乳頭温泉から乳頭山を経て秋田駒まで歩いた記憶があります。今回は、駒ヶ岳の周辺を歩きました。 八合目まで車で入れます。ここから、シャクナゲコースを通り、焼森、横岳を経て、馬ノ背へ。途中、南部片富士・岩手山や姫神山、そして早池峰山が雲海の上に姿を見せていました。ちょうどミネカエデが色鮮やかに赤やオレンジ色に染まっています。 はじめに、男岳の山頂へ。ここから田沢湖が見えます。そこから急坂を通称「ムーミン谷」に下り、1970年に噴火して溶岩の流れた女岳の頂上へ。噴火の際に流れた溶岩が黒々と見えています。山頂にはいくつかの火口の窪みがあり、一部では水蒸気を吹き出しています。そこは、サウナのような暖かい蒸気と、地熱を感じる事ができます。 それから、ムーミン谷を下ります。T氏に見せてもらった春の雪形の写真が、「ムーミン」?はたまた、「花の谷」だから?駒池では、くっきりと山が映っていました。あたりは、一面に紅葉したチングルマ。7月に来ればどんなにすごい景色だろうと想像をかき立てます。山腹には、赤やオレンジ、黄色の紅葉黄葉です。 カルデラの尾根まで登り、大焼砂のザクザクの道を横岳まで登り返し。両側はコマクサの群落で、幾つかは花も残っていました。横岳から阿弥陀池まで下り、昼食。立派な小屋とトイレがあります。小屋の中には、非常用のヘルメットが用意されています。最高峰の男女岳(おなめだけ)までは10数分の登りで到達します。 阿弥陀池から新道コースを通り戻りますが、ここでの紅葉は素晴らしい!遠く乳頭山や笹森山・湯森山の山頂部も色づいています。田沢湖もよく見えます。最後の頃に、ぽつぽつと雨が降り始めましたが、何とか駐車場までたどり着き、セーフ。8の字型に見所を回遊しました。 素晴らしい紅葉を堪能し、火山の活動を身近に感じた、良い一日の山行となりました。 刈田峠〜股窪〜ろうづめ平〜芝草平回遊・紅葉の始まり 2016年9月25日今年の9月は、東北地方には珍しく、台風による荒天続きでした。久々の登山日和。ガイド協会のみなさんと、刈田峠駐車場をスタートし、沢沿いに股窪を経て、ろうづめ平、屏風岳への登り、芝草平を経由して刈田峠駐車場に戻るコースを歩きました。 刈田峠からは、下り。金吹沢を渡り、澄川を渡渉します。途中、道が壊れかけているところもあり、ロープで補強。まわりは、花の季節は終わり、秋の実りの季節。様々な草木が赤や黒の実をつけています。赤が多いのは、鳥に食べてもらうため? 澄川を渡り、川に沿ってトラバースしながら道を進むと、股窪沢の上流で、「河川の争奪現象」が見られました。数日前には並行していた2本の川の途中の堤が切れ、一方の川の上流部が合流して乗っ取られてしまった現象。そこを越えると、股窪の四差路。 ここから、ろうづめ平方面へ。少しづつ登っていき、途中、蔵王山岳会の山小屋脇を通り、ろうづめ平へ。そこから少し後烏帽子側に進んだ、標高点のある広場で昼食。 ろうづめ平に戻り、屏風岳への登り。「ろうづめ平」の地名の由来について話されましたが、不思議な地名です。そのうち調べてみましょう。約150mの屏風の壁を、階段で登り、その上は、土砂崩れで道が付け替えられたところもあります。ここから見ると、秋山沢の上部は紅葉が始まっています。 壁を登り切ると、木々の紅葉が進んで、ミネカエデやオオカメノキの赤やオレンジの美しい木々が日に映えてきれいでした。分岐点を越え、芝草平に下りると、こちらも紅葉が進み、チングルマの紅い葉や、湿原の草紅葉がきれいです。 杉ヶ峰を過ぎ、刈田峠を過ぎて、駐車場に3時半過ぎに戻りました。いよいよ紅葉の季節の始まりです。 ひまわりとコスモス 2016年9月19日今年の9月は、台風が4つ来襲し、東北地方としては、天候不順な日々です。 さて、今日は、ひまわりとコスモス。 ひまわりの方は、2年前に行った、丸森町舘矢間の「ひまわりまつり」。あいにく曇り空で、地面はぬかるんで、せっかくのシルバーウィークの連休にもかかわらず、人出は少ない状態でした。ひまわりの花も、記憶にあるのより背が低いように思えました。それでも、一面のひまわりにはほっとしました。恒例の100円摘み放題で、10本ほど摘んできました。 それから回ったのが、川崎町にある、国立みちのく公園。コスモスが咲く頃だと、行ったのですが、まだ咲き始め。このほか、広い園内には、萩、彼岸花、蓮、百日草、白萩、そして栃の実など、秋を感じさせるものがありました。 月山登山 2016年9月1日観測史上初めて東北地方に上陸した台風10号が通過し、好天が戻ってきましたので、山形県の月山に登ってきました。 朝7時過ぎに家を出て、姥沢登山口に着いたのが9時半。高速道路があるので、意外と近いのです。途中の道路からも、駐車場からも山頂が見えており、登山日和。ペアリフトを利用することにし、リフト乗り場までの急坂を登ります。途中、200円也を納め、リフトで約10分、月山遙拝所で身支度を整え歩き始め。 雪渓はとっくになくなり、花もちらほら。紅葉のはじまりを予感させられます。 牛首までゆっくり登った後、250mの急な登りを経て山頂へ。広い山頂で昼食。三角点のあるところは、神社の境内。入口でお祓いを受けないと、行くことができません。写真撮影も禁止。 山頂には、小さな池塘もあります。また、いろいろな花が咲いています。朝日連峰の山々が見えています。しばらく滞在した後下山開始。途中の神社にオコジョがいました。人なつこそうに、しばし戯れて、岩の穴へと去っていきました。 帰りは、姥が岳経由。途中、湯殿山方面の道を分け、一登りで三等三角点の山・姥が岳。リンドウの花がきれいです。姥が岳頂上の池塘は、花は終わっていましたが、キンコウカの大群落。草紅葉の秋の気配です。 下りリフトでは、ヨツバヒヨドリの群生にアサギマダラを何頭も見かけました。 帰りに、水沢温泉で汗を流し、寒河江に寄り冬の燃料、木質ペレットを購入。重い車を運転し、自宅へ帰りました。 このページのトップへ 前月の記事へ
(C)Akihiko URAKAWA
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