野鳥の森のアニマルトラック          2014年12月28日


 いよいよ、今年も押し詰まりました。快晴無風の穏やかな天気のもと、野鳥の森へ出かけてきました。雪の上には、いろいろな動物の痕跡が記されています。これらを見分けることが、今年の冬の課題です。

 まず、1番目の写真は、カモシカでしょう。大きな足跡が続いています。

 2番目の写真には、2つの足跡がありますが、左はカモシカでしょう。右は、どうも、キツネのようです 

 3番目は壊された道標です。これは、クマ、ツキノワグマの仕業のようです。もっとも、今頃は、冬眠しているはずですが・・・。

 4枚目の右の足跡は、ウサギです。画面の上から下へと移動しています。さて、左は何でしょう?鋭く削られた4本の足跡からみるとどうも、リスのようです。

 ところで、しばらく前の12月9日の記事に、野鳥の森で、正体不明のものがありました。野菜ネットの中にいろいろな色の毛糸を入れて、木に結びつけられていたものです。これは、こちらを管理している「ことりはうす」の職員さんの話を聞いてわかりました。この森には、いくつもの巣箱がかけられていますが、そこにいる鳥たちが、どこから巣の素材を集めているか、ということを実験するために、園内のいろいろなところに、巣の素材となる異なる色の毛糸を置いて、調べているのだそうです。さて、春にどんな結論が出ますやら、楽しみです。

 ちなみにこの日は、夕方まで穏やかな天気が続き、蔵王連峰の稜線は、くっきりと見えていました。

>



白鳥飛来地と黄金川温泉白鳥荘        2014年12月23日


 白石川の白鳥飛来地には、今年も白鳥とオナガガモ、ダイサギなどが来ています。今日は、風が強く、寒い一日。水鳥たちを見ていても、寒そうです。

 ここから、数キロの所にある黄金川温泉に行きました。名前が白鳥荘です。町民は入浴料200円。得をした感じです。茶色のお湯が湯舟にたまっています。寒いところで過ごしたので、ビリビリしみます。

 入浴後、食堂で昼食を取りました。




シジュウカラ                 2014年12月22日


 雪が積もり、鳥たちの餌探しが難しくなってきました。我が家のエサ箱には、ヒマワリの種を置いています。

 この前までは、ヤマガラが来ていたようですが、今日は、雪のやんでいる時間に、シジュウカラの群れが餌を食べに来ていました。胸のネクタイの模様がくっきりと見えています。

 いよいよ冬至を過ぎ、本格的な冬の日々が始まります。

>



ラズベリーパイ              2014年12月20日


 ラズベリーパイ(Raspberry Pi)を作り始めました。と言っても、キッチンで小麦粉を使って、ではありません。

 ラズベリーパイというのは、イギリスで作られた、超小型のコンピュータの名前。コンピュータの教育用に作られました。値段は4000円弱。4万円ではありません。

 一月ほど前に購入しましたが、送られてきた箱を開けると、ちょうど携帯電話くらいの箱の中に、緑色の基板に乗った電子部品が出てきました。これがコンピュータ。

 基板には、いろいろな機械に接続するための、いろいろな形をした差し込み口が付いています。ハードディスクもキーボードもマウスもディスプレーも付いていません。これらを接続して、一人前のコンピュータになります。

 OSは、メモリーカードにリナックス(Linux)をインターネットからダウンロードします。設定から全部自分でやるコンピュータです。基板むき出しでは具合が悪いので、ケースも買いました。

 インターネット上にある情報を読みながら、8GBのUSBカードに、OSを入れ、ケーブルをつなぐと、ディスプレーに、表示されます。

 これまでに、OSを入れ、いくつかのソフトを入れました。画面上でいろいろな仕事ができるように、GUIのシステムを立ち上げました。画面には、ラズベリー(木イチゴ)の絵が描かれています。

 また、NASを動くようにしましたから、他のコンピュータとのデータのやりとりもできます。また、LANケーブルをつながなくてもいいように、無線LANに接続しました。

 インターネットに接続して、WebブラウザやWebメールが使えます。ソフトで素晴らしいのは、Mathematicaが付いていること。このソフトは、数学用のソフトですが、買えば結構な値段なのですが、無料で付いています。これだけでも、このコンピュータを買う価値があります。

 とりあえず、UNIXのコンピュータとして使える段階になりました。このコンピュータは、ここから先が本番。いろいろな機械をつなぎ、制御するプログラムを書くことができます。

 「コンピュータを使う人」を育てるだけでなく、ハードウェア、ソフトウェアを実際に学ぶ経験を通じて、未来のユーザーを育てる、と言う、いかにもイギリスらしい発想で作られたマシンです。日本の教育現場でも普及していけばいいなと思います。




鹿狼山                   2014年12月16日


 福島県新地町と宮城県丸森町の境にある、鹿狼山(429.9m)に行きました。

 登山道が整備されている、新地町側から登りました。登山口には広い駐車場があり、ここから標高差300mくらいの登り。眺望の森コースから登り、山頂を経て、樹海の森コースへと周回するコースです。

 冬型の気圧配置で、雪が降っていたのが、歩き出す頃から上がって、ラッキーでした。コースはよく整備されていて、途中に、緊急通報ポイントの表示や、植物の説明が書かれた山頂まであと○mという標識も100mごとについています。

 うっすらと雪のある道を1時間ほどで頂上。晴れていれば、太平洋が見え、元日の初日の出ポイントとして有名だそうです。また、反対側には、蔵王連峰も見えるそうですが、今日は、残念ながら展望はありません。山頂直下の避難小屋には、大量の薪が運ばれていて、正月の元朝参りの準備が進んでいました。

 下りは、樹海の森コースで40分くらいで下山。駐車場に着きました。

 麓にある、鹿狼の湯は今日は休みだそうで、残念。帰りに新地町役場を訪ね、役場屋上の展望ロビーから、震災と津波の被害から復興中の、住宅地を見ました。常磐線もまだ復旧していないそうです。かわいらしい缶バッジを頂きました。





運命の人                  2014年12月10日


 これまで何度か読もうと思っていた、山崎豊子の「運命の人」を町の図書館で借りて読み始めました。ちょうど第2巻を読み終えたこの日、たまたま、あの「秘密保護法」の施行日。

 小説の方は、すごい迫力で、沖縄返還交渉の密約を巡って展開されていきますが、こちらの「秘密保護法」は、過去の話ではなく、現在と未来の話。

 「何が秘密ですか?」「それは秘密です。」と言われたような、時の権力が人々を縛り付ける、恐ろしい法律です。かつての特高警察の跳梁した時代に逆戻り?こんな法律は、民主主義の世の中にはあってはなりません。





今冬、初の野鳥の森              2014年12月9日


 スキー場がオープンしたこの時期に、野鳥の森を歩いてきました。

 我が家の周辺は、先日の雪も溶けていましたが、野鳥の森では20〜30cmの積雪。 道標をクマがかじった跡がありました。

 スキー場はオープンしていて、駐車場にも車が停まっていました。

 炭焼き窯の跡もありました。

 正体不明のものが数点。いろいろな色の毛糸をネットで包み木に結びつけられています。一体これは何でしょうか?謎です。そのうち解明します。

 また、動物の足跡もいろいろと残っていました。これの解明は、今シーズンの課題です。





二度目の雪                  2014年12月7日


 今日は暦の上で「大雪(たいせつ)」。

昨夜から降り始めた雪で、今年二度目の雪景色。ふかふかの雪で、車は通れる程度でしたが、去年より早いように思えます。

 今年も大雪が来るのでしょうか。

>



初雪とアカゲラ              2014年12月3日


 暦は12月、いよいよ師走です。こちらに移り、1年が過ぎて、本格的な冬の季節になりました。

 低気圧の通過に伴い、昨夜から霙交じりの雨になっていましたが、朝起きてみると真っ白。今年の新雪です。まわりの木々や草も、雪に覆われました。

 朝、8時過ぎに、珍客到来。コナラの木に、アカゲラが来ました。しばらくの間、コナラの木をつついたり、巻き付いたツルをつついて、何かを食べているようでした。







このページのトップへ        前月の記事へ