蔵王町は、観光と農業の町といわれていますが、果樹生産でも有名です。 その中でも、いちご、そして梨と桃、リンゴが盛んですが、今、梨と桃の花が満開を迎えています。 梨は、白い大きな花を咲かせています。収穫用に、棚が作られていますが、そこに広がる白い大きな花が、今、盛りです。 桃は、その名の通り、桃色の花が咲きますが、こちらも、今、花盛りです。根本に植えられている水仙の黄色との対比は、見事です。 いずれも、メインロードのエコーライン(県道12号線)沿いにも広がっています。いよいよ春本番。これらが結実する夏から秋の頃が楽しみです。 昨日、蔵王エコーラインが開通しました。今日から、ゴールデンウィークの始まりです。天気がよいので、混む前に行ってきました。5月8日まで、夜間通行止めで、ゲートは8時に開きます。8時過ぎに我が家を出て、エコーラインを登っていきました。 両側には、所によると、10mを超える雪の壁。今年は、2月の豪雪で、例年より多いそうです。9時前にレストハウスに着くと、まだ駐車場は余裕があります。 刈田岳山頂は、まだ雪が残っています。刈田嶺神社も雪の中。下から見ると真っ白な屏風岳方面は木が見えてきています。お釜は、水面は見えていません。熊野岳に行く稜線は、雪が溶けてきています。頂上直下の避難小屋も姿を現しています。残念ながら、朝日連峰は霞んでいて、見えませんでした。 1時間ほど景色を眺めて、下りました。次々と車が登ってきます。連休本番は、数珠つなぎになるそうですが、何となく想像できます。 帰りに、不動滝と三階滝の展望所から、滝を見てきました。融雪で、水量が多く、雄大な姿を見せていました。 春たけなわです。ブナの実が発芽しているのを見つけました。 松川のサイクリングロードの桜も、散り始めています。散歩していたら、白銀の雁戸山を背景に、鳶が悠々と飛び去っていきました。 桜の木は、と見ると、ヒヨドリが、花を食べに集まっています。 朝10時頃、花火の鳴る音が聞こえました。蔵王エコーラインの開通する日です。蔵王町のバスが、登っていきました。観光バスも数台、登っていきました。 松川には、鯉のぼりがかかりました。土手の桜を背景に、風に吹かれています。いよいよ蔵王の春・ゴールデンウィークの始まりです。 スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)とは、早春季植物=落葉樹林の林床に、樹木がまだ十分に葉を広げない早春季に芽を出し開花・結実する植物、と書かれています。その後、姿を消してしまうので、「春の妖精」と言われています。 先週行った「水芭蕉の森」でカタクリを見たと書きましたが、今日は、地元の人達と、カタクリの大群落を見に行ってきました。遠刈田温泉七日原北原尾から入り、「水芭蕉の森」をめざす途中に、カタクリの大群落があります。これまで私が見てきた中で、最も広大な群落です。カタクリだけでなく、春を告げる花々がちんまりと、控えめに咲いています。アズマイチゲ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、イワカガミ、キバナノアマナなどです。途中、残雪もあります。 1時間ほど歩くと、「水芭蕉の森」駐車場に着きます。ここは、ツキノワグマの生息地で、東北地方では、今年も、「熊との遭遇」の話が聞こえています。山も、だいぶ、木が見えてきました。 水芭蕉は、先週より開花が進み、中には、散り始めたものもあります。ちょうど今、満開です。 帰り道には、ヒメギフチョウを撮影することができました。初めての遭遇です。とても美しい蝶です。 この道は、かつて、炭の搬出に使われていたそうで、今では廃道になり、倒木や笹など茂っていますが、道ははっきりしています。 松川サイクリングロードの桜並木は、満開。気温は12℃と、多少低いですが、おかげで桜も、少しは持ちそうです。 もうこの気温だと大丈夫だろうと、半年使った冬タイヤを夏タイヤに交換しました。冬タイヤを洗って、干してから、北側の軒下に重ねて保管。カバーを掛けて、11月まで半年間のお休みに入ります。さて、この半年間に、何が起こるやら・・・・。 ついに、遠刈田の桜が見頃になりました。数日前には、ちらほら咲き始めていましたが、いよいよ、八分咲きから満開です。標高360mの松川サイクリングロード沿いの、一目千本桜が、盛りを迎えました。例年より早いそうです。 こけし橋のたもとから左岸上流の桜は、刈田岳、屏風岳の真っ白な山体を背景に、咲き誇っています。下流に行くと、右岸の桜並木の上に、屏風岳や不忘山。また、レンギョウやユキヤナギ、モクレンなども咲いています。 雁戸山を背景にした、蔵王こけし館前の桜は、もう少し。まだ蕾が多いです。 桜の花を食べに、メジロの群れが来ていました。 午後に出かけた大河原の千本桜。こちらは、前の土日が盛りだったようで、花吹雪の跡が見られ、淡い緑の葉も出てきました。しかし、まだ蔵王連峰を背景にした桜並木は、美しい。白い屏風岳、黒い青麻山を背景に、桜は咲き誇っています。こちらにも、ヒヨドリなどが桜の花を食べに集まっています。 ちょうど、東北本線の列車が通過しました。昔から、花見のこの時期には、徐行運転し、乗客に喜ばれていましたが、今年も行っているのでしょうか。 いよいよ、春の本番です。そして、今年の杉花粉の終焉も・・・・・。 我が家から約9kmのところに、「水芭蕉の森・どうだんの森」というのがあります。白石市に属しています。 ここの水芭蕉が、そろそろ見頃だというので、出かけてきました。車で10分少しです。 途中、狭いながらも鋪装道路が続き、広い鋪装された駐車場があります。林の向こうは、南蔵王の連峰です。駐車場には、まだ雪が残っています。 10分も歩くと、水芭蕉の森・どうだんの森の分岐点。ここから、木道が始まります。水芭蕉は、ちょうど咲き始めです。木道の回りに、たくさんの花が咲いています。山際には残雪。ここは、国立花山青少年自然の家・南蔵王野営場の隣で、野営場へ行く道もあります。 木道が終わり、広場に行く途中に、カタクリの群落を見つけました。周りには、ブナの木も多く、ウッドチップが敷かれた道には、ブナの実も落ちています。 少し奥には、「どうだんの森」があり、花の咲く6月や紅葉の時期には、楽しそうです。 ただ、ここは、「ツキノワグマの生息域」なんだそうで、熊には注意です。もう冬眠からさめたのかな? 埼玉から戻る途中、満開の福島の花見山に立ち寄りました。 福島駅で、往復500円のバス切符を売っており、臨時バスが出ていました。10数分で、バスの終点。たくさん人が出ています。バスを降りると、一方通行の道を通り、公園入口へ。10分くらいですが、途中、花、花、花。淡い色の桜、深い色の桜、桃の濃い色もくっきり。黄色はレンギョウ、菜の花、サンシュユ、ロウバイ。辛夷、モクレンの白。赤の木瓜、デショウジョウ、椿。そして、若葉の薄黄緑。 60分コースとやらを辿ると、花見山の展望台に。ここからは、福島の町の向こうに、雪をかぶった吾妻連峰が見えています。午後でしたので、少し霞んでいましたが、青空の下、白い山々が花の向こうに見える様は素晴らしい。 写真家秋山庄太郎氏が、「桃源郷」と喩えたと書いていましたが、まさに「桃源郷」。どこを撮っても、鮮やかな色合いの写真になるのです。 この景色が、自然のものではなく、この地の農家の方々により作られたというのもまた素晴らしい。 満開の花を満喫して来ました。 ようやく、桜の季節がやってきました。大河原の町に用事があったついでに立ち寄った、白石川の一目千本桜が、咲きました。 まだ蕾も混じっていますが、立派に咲いています。ヒヨドリが何羽も、桜の花を食べています。対岸の桜も花盛り。残念だったのは、真っ白の蔵王連峰が霞んでほとんど見えません。黄色のレンギョウも花盛り。 出店も出て、今週末は、賑わうことでしょう。 遠刈田では、まだ桜は咲きません。もう少しかかります。我が家のそばの、松川沿いの千本桜ももうすぐです。 WindowsXPのサポートが終わるから、というわけではありませんが、新しいパソコンを購入しました。 今回買ったのは、ポータブルなノートパソコンで、メインに使っているのに比べて、一回り小さい。そして軽い。おまけに、タブレットとして使うときには、キーボードが隠れてしまうというしろもの。 OSは」、Windows8.1。長い間、Windowsユーザーでしたが、今度のバージョンはなかなか手強い。タブレットのOSを取り込んで、2つの顔を持つOS。顔だけでなく、2つのOSが同居しているOS。 設定をしていますが、結構大変です。 買ったままのPCでは仕事にならないので、ソフトを入れたり、設定を変えたりするのに、毎回時間がかかるのですが、今度は、タブレット用のタイルの画面。これまで、iOSもアンドロイドも使っているので、タブレットにはまるで覚えがないのではありませんが、自分の思うように仕立てるには大変で、四苦八苦しています。 タイルの画面とデスクトップの画面を行ったり来たりしながら、設定に時間をかけています。仕事になるまで、どれくらい時間がかかるのでしょうか。 今日は、地元の人達と、春の青麻山に登ってきました。 まだ、春まだき。ようやく雪が溶けた後らしく、アズマイチゲの花は咲いていましたが、他はまだまだです。山頂には、残雪が残っており、北斜面にもありましたが、全体は、初春の雰囲気。 遠くに、大河原の街などが見えますが、西側の蔵王連峰が見えるあたりは、立木に阻まれて、あまりよくありません。いずれも、春のもやもやにより、くっきりとは見えず、残念。 雪の重みで折れた桜の枝など、痛ましい。 初春の青麻山でした。下界では、桜が咲き始めた、と、いよいよ春本番です。 関東では、桜が満開だとかですが、こちらもようやく春になったなあと思ったら、今日は、雪です。牡丹雪で、積もることはありませんが、一時は、視界が悪くなるような降り方でした。散歩中の椿の木にも降ってきます。 それでも、いろいろな所に春の足音が聞こえます。 ようやく咲き始めたレンギョウやアセビ、そして、蕗の薹。柳の芽も出始めています。気の早い桜が花をつけていますが、大木の桜は、まだ蕾です。ネコヤナギも、モクレンももうすぐです。 2時間ほどで晴れました。 うちの庭にも、蔵王の名物、桃と梨の木を植えてみました。さて、どうなる事やら。 暦も4月に入りました。関東では桜満開、ということですが、こちらではもう少し時間がかかりそうです。 春の移動性高気圧に覆われた4月1日、刈田岳に登ってきました。2月に行って以来、2度目ですが、今回は、地元の登山愛好グループの方々と一緒です。13人のパーティーですが、この中には、宮城蔵王ガイド協会のメンバーが4人も参加しています。 すみかわスノーパークのリフトを使って登り始めた10時頃は、まだ昨日からの強風が残っていて、ガイドの方の言では、風速15mとのこと、樹林帯を抜けると、まともに風を受けながらの登山でした。 途中、エコーラインの除雪作業の現場に出会いました。4台の重機で除雪しています。今月25日開通に合わせての作業ですが、2月の豪雪の名残で、雪の壁の高いこと。このあたりでも、5m近くあります。道路はすっかり埋まっているので、路肩にマークをつけての作業です。 屏風岳の方には、山形側からの強風で、雲が飛んでいます。高度を増すにつれて、雪は表面が薄く凍った状態になっています。 たどり着いた刈田岳避難小屋はすっぽり雪に覆われ、風下側の入口がかろうじて、空いています。風上側はエビのしっぽに覆われて、まるで大きな岩のように見えます。小屋の中で昼食を取り、出発。 山頂の刈田嶺神社は、屋根の部分が見えていて、2月には、雪の固まりのようだった鳥居も姿を見せています。熊野岳に続く稜線もくっきり晴れて、熊野岳避難小屋や山頂も見えています。お釜は、そこの部分が氷になって、2月には雪原であったのが、何となくそれらしく見えます。頂上直下のレストハウスの向こうには、遠くに、朝日連峰の姿も見えています。道標も、エビのしっぽに覆われています。 下山する時には、風は収まり、春山のいい天気になりました。除雪作業も、今日の分だけ前進し大黒天まで進んでいます。 スキー場に出て、ベトベトの雪の上を下って、スノーパークに着き、遠刈田に戻ったのは3時でした。 このページのトップへ 前月の記事へ
(C)Akihiko URAKAWA
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