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河原子ダムとアジサイロード 2016年6月27日梅雨の休みの晴れ間が広がっています。白石市に用事があったので、少し遠回りをして、河原子ダムから不忘山を見てきました。ここは、「不抜ノ森」という、貯水池の環境を守るために、伐採しないことを守ってきた森だそうです。湖の向こうに不忘山が見えました。また、このあたりでは、かつて馬を飼っていたらしく、「軍馬忠魂碑」というのがありました。 ここから白石に行く道路を、「アジサイ・ロード」と呼ぶようですが、道路の両側に、ちょうどアジサイの花が咲いていて、とても気持ちの良い道になっていました。 熊野岳・御田ノ神湿原・コマクサ平 2016年6月9日梅雨のはじまりのような季節ですが、東北地方は、比較的遅く始まります。今日も天気は良くないのですが、このところ気がかりな、花を眺めてきました。 刈田駐車場から、リフト横を歩いて登り、馬ノ背に出ました。馬ノ背では、今、お釜側に、立ち入り禁止のロープを張っているところでした。霧で視界は効かないのですが、熊野岳・避難小屋を経て、刈田駐車場に戻りました。コマクサは、まだの状態です。ハクサンチドリはよく咲いていて、ウラジロヨウラクはこれから。 御田ノ神湿原に行ってみると、ヒナザクラは満開、チングルマは散り始め、ワタスゲは満開でした。霧の中で、ワタスゲの幻想的な白い花を見てきました。廃業したリフトのあった場所は、整地されていて、3枚の看板がありました。この中に、「蔵王県境裁判の記憶」という解説がありました。かつて書いたことがあるので、略しますが、こういう表示もいいなと思いました。建てたのは山形森林管理署です。裁判の一方の当事者であっただけに、歴史の記憶、という表現ながら、敬意を表したいと思います。 帰りに、コマクサ平によってみると、なんとコマクサが咲いていました。まだ6月上旬なのに・・・。今年は、どこでも花が早いようです。 帰りに、青根温泉に寄って、露天風呂で、霧に濡れた体を温めてきました。 花の不忘山 2016年6月7日不忘山に登りました。今回は、8人で、硯石登山口から登り、白石スキー場へ下りる周回コース。そのため、車を回しておきました。一人だと、これができません。 硯石登山口は、ミズナラ林の中にあり、標高700m。標高差1000mの登りです。確か、数十年前南蔵王を縦走したときに、こちらに下りているのですが、記憶はすっかりありません。8時に登り始め、林の中を進んでいきます。スキー場からの道に比べ、距離が長い分、急な登りの少ない道です。途中、最後のシロヤシオ、ツクバネウツギ、ヤマツツジ、ササバギンラン、ミヤマニガイチゴなどの花が咲いています。ミズナラの樹林帯を抜けると、ヒロバヘビノボラズやサラサドウダン、カマツカ、ウラジロヨウラクの花が咲いていました。 標高1300mを越えたところに、B29墜落碑が置かれています。第2次世界大戦の末期、東京大空襲のあと、3機のB29が、こちらに来て1号機が墜落した場所です。 さらに登ると、荒れ地になり、高山植物が出てきます。ホゾバベンケイソウ、ミヤマキンバイ、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲなどです。 時間の関係で、山頂までは行かずに、不忘の碑で昼食。このまわりにも、ユキワリコザクラが咲いていました。今年は例年より早いようですが、見ることができました。登りは雲の中を突き抜けて、ここから、太平洋側に、雲海が見えていました。 ここから、白石スキー場にむかって下りです。途中、シラネアオイ、コマユミに花などを見て、スキー場のアザレア平付近は、レンゲツツジ、ヤマツツジが咲き誇り、目を楽しませてくれました。しかし、スキー場から不忘山の道は、とてもたくさんの人が使う道なのに、倒木が多く、整備の悪さを感じました。 バラ園 2016年6月1日6月に入りました。近所にある、蔵王チーズ工場のバラ園の花が、例年より早く咲き始めた、と言う話をきいて、見てきました。広い敷地にあるバラ園は、いくつかの花が咲き始めと行ったところ。それでも十分堪能してきました。 花の色といい、形といい、同じバラと一言でくくれないほど多様です。 このページのトップへ 前月の記事へ
(C)Akihiko URAKAWA
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