冬のポーランドの旅         2016年1月23〜28日



 冬のポーランドを旅してきました。

 この1月から、LOTポーランド航空が、ワルシャワ〜成田直通便を運航し始めました。その就航記念ということで、乗ってみました。当初、フリーで旅行するつもりでいましたが、真冬で(ポーランドは緯度が樺太くらい)、移動も大変そうなので、珍しく、ツアーに参加しました。現地4泊の忙しいツアーでしたが、観光つき、全食事付き、と言うお手軽さです。

 成田空港に行くと、「ワルシャワ行き」の表示。数日前に就航し始めたばかりです。LOTの見かけない機体も。1時間遅れで出発しました。


 1日目は、ワルシャワで乗換え、クラコフ空港まで。少し遅れましたので、乗り継ぎ時間が短くなりましたが、無事乗り継いでクラコフ空港へ。ワルシャワで待っているうちに、ATMで現地通貨、ズロチを手に入れます。PLNと表記されていましたが、1PLN≒\30くらい。

 クラコフ空港着が17:25ですが、真っ暗です。緯度が高いからです。空港からすぐバスで都心部にあるノボテルセントラムへ。こういうのは、ツアーはいいですね。この日は夕食無しなので、ホテルのレストランで、フィッシュ&チップスとビール。さすがに町中よりも高いですね。それでも、一人1500円くらいですが。


 翌日は、午前中、アウシュビッツ博物館、ビルケナウ収容所へ。ここは、10年前に、一人で訪ねたところ。当時は、クラコフから路線バスで往復。広い収容所を夏の暑い中、歩き、ほぼ一日がかりでした。今回は、アウシュビッツ博物館で、唯一の日本語ガイドの案内で回りました。彼は、ポーランド語でガイドの試験を受けたそうです。2回目とはいえ、いろいろな発見がありました。

 ここから、昼食レストランを経て、クラコフ旧市街へ。王宮は日曜日で休みなので、ガジミエーシュのユダヤ人外を経て大聖堂、織物会館を見学。自由時間は、織物会館地下にある、地下博物館に行きました。その後夕食、ホテルに帰還。食事付きのツアーはたぶん初めてだったのですが、まあこんなものか。


 翌日は、バスで、ワルシャワへ移動。途中、ヤスナ・グラ修道院を見学。黒い聖母を見ましたが、ミサの最中にぞろぞろと観光客が歩くのはどうも・・・。ワルシャワに到着しホテルへ。都心部にある、ノボテルセントラムです。

 第4日はショパンの生家ジェラゾヴァ・ヴォラへ。ここは行ったことがないところです。洗礼を受けた教会と生まれた小貴族の館を見学。昼食は、焼いた豚肉=ゴロンカ・ピェチョヌィ。おいしかったです。その後、ワルシャワ旧市街へ。戦争で破壊され再建された王宮や旧市街広場などを回りました。

 夜は、ショパンのピアノ曲のプライベートコンサート。Jerzy Romaniuk氏の演奏を1時間聴きました。帰りに15ユーロでCDを購入。


 第5日目は早いもので帰国の日。午前中自由時間で、ワルシャワ在住の知り合いに10年ぶりで会う予定でしたが、彼女の発熱のため断念。旦那さんがホテルに来て、お土産を頂きました。残念。行く予定だったキュリー夫人博物館は、改装中とのこと。ショパンの心臓の運ばれた聖十字架教会、無名戦士の墓の衛兵交代、民俗博物館を訪ね、コペルニクスの像を見て、ホテルに戻り、帰国。ワルシャワ空港から成田へ翌朝着。直通便により、とても近く感じました。

 大忙しの冬のポーランドの旅でした。それにしても、添乗員さんは大変だなあと実感しました。




どか雪                  2016年1月18日



 今年は、雪不足で、1月に入ってもまわりは、青々としていましたが、昨夜より、どか雪。

 南岸低気圧の通過に伴い、明け方から昼過ぎまで、シンシンと降り、40〜50cm積もりました。一昨年の大雪の時の教訓を踏まえ、堅くなる前に、車を出せるようにしておかないと大変だと、昨年購入した道具も動員し、雪の中を、車を掘り出し、チェーンを巻き、出動準備。

 何とか、家から、町道までの道に轍をつけました。近所の方が2回ミニトラクターで除雪して頂いたので、何とか通れるようになりましたが、何せ、車の通りが少ないので、埋まってしまわないように、昼頃と夕方、3回ずつ、車を動かしました。

 夕方になり、小降りになりました。

 明日の朝はどうなっていることやら。




シメ                  2016年1月17日



 このところ、庭に見慣れない鳥がやってきます。数羽で群れているのですが、ようやくその姿をとらえることができました。 この鳥の名は、シメ。太いクチバシと短い尾を持っています。

 シメは、春夏に北海道で繁殖し、秋冬には、本州以南の林にいるそうです。寒い北海道から避寒ちとしているのでしょうが、こことも、もうすぐ雪の中です。




チャセンコとどんと祭          2016年1月14日



 1月14日は、小正月の行事が行われます。仙台の街では、大崎八幡神社や岩沼竹駒神社のどんと祭が有名ですが、当地では、遠勝田で続いている、チャセンコ、刈田嶺神社のどんと祭、少し遠いですが、蔵王町宮にある白鳥刈田嶺神社の暁祭り、など行われています。

 遠刈田の、チャセンコは、昨年詳しく書きましたが、厄払いの行事。子供たちが、大きな袋を持って家々を回り、お菓子などをゲットします。刈田峰神社は、正月飾りをくべるどんと祭。

 宮の暁祭は、規模が少し大きく、神楽や露店が並びます。

 この時期には、スーパーでも、小正月の飾りを売っています。




団子刺し 小正月の行事          2016年1月10日



 ここ宮城県では、小正月の行事として、「団子刺し」というのがあるようです。

 我が家でも、勤め先のことりはうすで作ったのを一つもらってきました。紅白の餅を、木の枝に貼り付けて作ります。

 その木は、ミズキ。我が家の庭にもすくっと立っている木がそうです。終わった後は、餅を外して、あられにして、煎ったり、油で揚げて食べるのだそうです。昔の子供たちは、楽しみにしていたそうです。




雪不足  神嶺林道と青麻山林道      2016年1月6日



 今年は、雪がない正月。12月に2度ほど積もりましたが、今のところ、雪景色を見るには、山に登るしかない状態です。

 馬ノ神岳への道はどうなっているかと、国立野営場から神嶺林道の様子を見てきました。野営場にも雪はなく、車で途中まで入れます。神嶺林道まで行くと、さすがに雪はありましたが、一部道が見えていました。馬ノ神岳への道は、藪が残っていて、まだ歩ける状態ではありません。

 林道では、伐採作業の跡がありました。カラマツは、板材として、本単位で売られていました。一本づつ太さが測られています。一方、広葉樹のほうは、「広葉樹低質材」ということでひとくくり、立方メートル単位で売られているようです。

 雪のないおかげで、青麻山林道が通れます。正式な名は「広域基幹林道青麻山線」蔵王町の管理している道です。北原尾から入ると、しっかり舗装されています。途中。舗装は切れ、ダートな道になりますが、全長12.84q管理されています。「クマ・カモシカに注意」という看板が掛けられています。

 下別当の青麻山登山口まで行き、ここから、下りました。




仙台の正月  雑煮と初売り           2016年1月2日



 1月2日は、仙台の恒例行事初売り。とても賑やかな伝統行事です。もっとも、昔は3日にやっていたようなきもしますが・・・。

 1日夜、仙台に泊まりました。宿で2日の朝出た朝食が正月料理。伝統的な仙台の雑煮も出されました。仙台の雑煮は、角餅、イクラ、ズイキ、セリ、ゴボウ、大根、人参、ナルトが入ったすまし汁です。

 街に出ると、昨日はシーンとしていた町中に人があふれています。賑やかに音楽が鳴り、大きな袋を抱えた人々が行き交っています。店は、福袋一色。地元の商店街が、餅と年賀タオルを振る舞っていました。中には、懐かしいチンドン屋が景気づけをしている店も・・・。

 驚いたのは、街路樹のサンシュユに黄色い花が咲いていました。まだ1月になったばかりで、これから冬の本番なのに。暖冬なのでしょうか。

 昼頃、雲が出てきて、空に虹が架かっていました。夕方のバスで帰宅しました。




仙台地下鉄東西線                2016年1月1日



 昨年末に開業した、仙台地下鉄東西線に乗ってきました。1月1日なので、車内は空いていました。

 さすがに、真新しい車両と駅。南北線に比べて、車内が狭く感じました。しかし、大きな窓、網棚は真ん中にしかなく、圧迫感がないように作られています。

 この地下鉄は、終点の八木山動物公園手前と、広瀬川を渡るときの2回、地上を走ります。ちょうど、谷と川をまたぐように線路が敷かれています。

 反対の終点、荒井駅のまわりは、震災の津波被害を受けたところ。まだ、開発中ということで、町並みが形成されていません。

 車内のディスプレーはもちろん最新式で、日本語の他、英語、中国語、ハングルと4カ国語表示でした。

 仙台駅で乗換ですが、ここで、色使いについて疑問。東京始め全国の地下鉄では、路線にシンボルカラーを割り当て、その色に沿って歩けば乗換ができるようになっていますが、ここでが、青と緑の字の上に文字が書かれていて、シンボルカラーになっていません。それで、戸惑ってしまいました。この地下鉄では、南北線の北行きが赤、南行きが青、そして、東西線の東行きが緑、西行きが黄色を使っているようです。慣れれば便利なのかもしれませんが、ちょっと違和感を覚えました。




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