奥穂高へ、久しぶりの北アルプス        2016年7月28日



 7月25日から28日まで、3泊4日で、遠刈田の仲間と8人で、北アルプス・奥穂高岳に出かけてきました。

 25日、仙台から、東北道・磐越道・日本海東北道・関越道・北陸道・上信越道と高速道路を乗り継いで500km近い車での移動で、ようやく、沢渡駐車場に到着。タクシーで、予約していた西糸屋別館へ着いたのが4時半。一日移動日でした。外のザアザア降る雨を見ながら、西糸屋で快適な一夜を過ごしました。

 26日、朝食の後、上高地発。雨が降って河童橋では何も見えません。明神、徳沢、横尾と雨の中。そして、いよいよ涸沢までの登り。途中雨は上がり、景色が見えてきました。涸沢ヒュッテ3時半。夜中、すごい雷が鳴っていました。天気はどうなるか?

 27日、朝食後出発。雨は降っていません。周りの山々が見えています。カールの底から登っていきます。昨日の雨に洗われたのか、緑がとてもきれいです。ザイテングラードに取り付くと、ここからは、岩山登り。ようやく白出のコルの穂高岳山荘へ到着。元気のある5人で奥穂山頂をめざし、急な壁とハシゴに取り付きます。視界は効かず、偽ピークに何度かだまされつつ、ようやく神社のお社のある3190mの奥穂山頂。残念ながらまわりの山は見えません。しばしの滞在の後、下山。この日は、横尾山荘までの1700mの下り。涸沢で荷物を回収、休憩。テレビで有名な、田中陽気氏がラーメンとビールを楽しんでいましたので、声をかけ写真を撮らせていただきました。横尾山荘へは、先発隊は5時に着き、後発隊は6時半に到着。一風呂浴びて、夕食にありつきました。

 28日、6時前に横尾を出て、徳沢、明神、上高地と歩き、タクシーで沢渡駐車場へ。高速道路を乗り継ぎ、遠刈田着は5時半でした。この日、関東甲信越は梅雨明けだそうで、去年より1週間遅いそうです。

 久しぶりの北アルプスでした。後半雨が上がったので、まあまあとしましょう。花は例年より早いとはいえ、いろいろと楽しみました。それにしても、仙台から北アルプスは遠い!




北イタリアのドロミテの山旅 7月9日〜21日



 埼玉の山の仲間と、7月9日から21日まで13日間、北イタリアのドロミテの山旅に出かけました。詳しくは、こちら

馬ノ背稜線通行可・刈田岳でオコジョ      2016年7月1日



 今日から7月。昨日までの雨も上がりました。これまで、通行が規制されていた、蔵王の馬ノ背稜線が今日から通れるようになるというので、行ってきました。

 刈田駐車場に行くと、西から強風が吹き、一面ガスの中。馬ノ背まで登ると、これまであった通行規制の看板はなくなっていました。熊野岳に向かって進んでいくと、緊急時の避難路を示す看板が、いくつも置かれており、新しく山形側の中丸山登山道につながる避難路が3本できていました。ただし、「緊急時以外立ち入り禁止」。看板をみると、この避難路は、宮城県の七ヶ宿町と川崎町の土地を通るので、申請者は山形県知事ですが、宮城県が許可を出したようです。

 強風と、視界のない登山道を、熊野岳避難小屋まで行くと、コマクサが咲いていました。熊野岳頂上でも相変わらず。地蔵岳に行くのはやめて引き返しました。途中、ハクサンチドリの中にオノエランが咲いていました。

 半分くらい戻ったとき、突然雲が切れて晴れてきました。お釜も姿を現しました。刈田岳山頂に行き、三角点を探して頂上の岩山を歩いていると、なんと、オコジョ!。北蔵王では見たことがありますが、こんなに観光客が来る刈田岳にいるとは・・・。すぐ逃げてしまったと思いきや、興味深そうにちょろりと別の穴から出てきてこちらを見ています。神社の神主さんに効いてみると、親子でいるそうです。

 山頂では、蔵王古道の下見に来ていたことりはうすの人と会い、賽ノ磧まで古道を下りました。天気も回復し、暑いくらいでした。キンコウカの群落では、花が咲き始めていました。








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