花の山・角田山      2023年3月28日


 雪割草で有名な花の山・新潟の角田山に行きました。埼玉にいたころ、青春18きっぷを使い、山の会の人たちを何度か行った山です。どこを登ったのか、すっかり記憶がありません。今回は遠刈田から、高速を使って車で行きました。距離が350㎞もあり、高速でも3時間以上かかります。10人乗りのハイエースです。

 4時出発。高速に乗り、安達太良SA、阿賀野川SAと停まりながら、8時に灯台下の駐車場。準備を整え、砂浜からスタート。ヒエログリフのモニュメントを通過し、8時40分桜尾根のとりつき。ここは私有地です。歩き始めると、急坂にユキワリソウの群落。写真を撮りながらのんびりと登っていきます。道は結構急です。

 ユキワリソウも、白や紫などのバリエーションがあります。またイカリソウや黄色い花(オニシバリ?ナニワズ?)が見え、ショウジョウバカマ、それからカタクリの群落、スミレ、エンレイソウなどが次々登場。2時間以上かけ標高450mを登りました。

 山頂には445.25mの角田山三角点、広い山頂を観音堂へ進み、見晴らしの良い芝生で昼食。雲一つない好天です。さすがに風は冷たく気温は上がりません。

 昼食後、山頂に登り返し、そこから灯台コースを下山。こちらにはユキワリソウはありません。カタクリの群落。キブシも花をつけています。

 分岐点を過ぎ、灯台コースを下っていくと、カタクリは少なくます。白いカタクリがありました。

 道は凝灰角礫岩の露室した急斜面となり、下っていきます。ツバキのトンネルを経て、角田岬三角点を通り、灯台まで下りました。階段を降り、判官舟かくしのトンネルを通り、海水にタッチ、駐車場へ戻ったのが14時20分。6時間コースでした。

 その後多宝の湯で温泉。それから戻り、途中夕食をはさんで遠刈田着は9時前でした。



桜のつぼみ・カワウ   2023年3月26日


 今年は、桜の開花がどこも早まっています。松川の桜も、まだ3月26日なのに結構つぼみも膨らんでいます。ピンク色になっている木もあります。幼木では花が咲いています。

 散歩していたら、カワウが川の中の岩にとまっていました。しばらくしても逃げません。望遠レンズはもっていなかったのですが、iphoneとトリミングでこの程度の写真が取れました。

 開花はいつでしょう?。



気仙沼旅行   2023年3月24日


 3月23~24日気仙沼に旅行しました。昨年1月に唐桑オルレを歩いて以来、1年少しぶりです。

 今回は、去年訪ねていない、いろいろな場所訪問です。蔵王町を8時少し前に出て、東北道、仙台南道路、仙台東道路、三陸道経由で2時間少し、気仙沼に着きます。

 まず、旧気仙沼光洋高校跡の伝承館です。海のすぐそばに立つ同校の跡地周辺は、パークゴルフのグランドとして多くの人がいましたが、4階建ての建物は、破壊されたままで建っていました。

 入口は伝承館となっていましたが、旧校舎と組み合わされて、震災のすごさを物語っていました。3階まで流された自動車、錆びた4階の書類ケースと、ここまで津波が来たことを物語る証でした。

 昼食の後、リアスアーク美術館に行きました。ここは、スタート時は宮城県立の美術館であったのを、地元で運営するようになったとか。1階の展示は、やはり震災の痕がみられるものでした。ただ、展望台から、ニホンカモシカが歩いていのを見たときにはびっくり。こんなところに野生のニホンカモシカがいるのだ!!

 その後、陸続きとなった大島の橋を越え亀山に登る道をたどりましたが、案内がよくわからず、途中から引き返しました。

 その後宿・海光館に入り、三陸の海の幸を堪能しました。

 翌日は、登米方面に移動。まず、旧津山の「もくもくランド」道の駅いっぱいに置かれた木工製品を見ました。それから登米(とよま)の教育資料館・明治時代の小学校跡です。木造2階の建物が保存されています。

 その後、フートピアに移動、食事。風車の丘を散歩して、移設された古民家にある「おかえりモネ」の展示を見、伊豆沼のサンクチュアリセンタを見て、東北道で帰宅しました。

 宮城県の南西の果てから北東の果てまでの旅でした。



「雪丸」片付け   2023年3月20日


 高気圧に覆われ、快晴のいい天気です。ただ、花粉が飛んでいるので、アウトドアは遠慮して。

 除雪機のメンテナンスを行いました。購入後、7年くらいでしょうか。今年は、雪が少なく、出番は1回だけでした。公道まで80mくらいあるわが家では、10年前のようなドカ雪が降ると、自力で雪かきをしなければなりません。それで購入した除雪機HONDAのHSS655c「雪丸」ですが、最近出番が少なくなってきました。

 それでも、出番が終わると、次の冬まで保管をします。

 今年は、初めてエンジンオイルを交換しました。取説を見てもよくわからないので、Youtubeを検索すると、色々出てきました。ドレインを緩めエンジンオイルを抜いて入れ替えですが、そのボルトが分かりにくい。おまけにその10㎜のボルトを緩めるには、Tレンチが必要そうなので、コメリに行き買ってきました。

 実際やってみると、クローラが邪魔して、短いTレンチでは届きません。前に買っていたソケットレンチの中から10㎜を出すと、何とか横からドレインを緩めることができました。さすがに、エンジンオイルは真っ黒。全部吐き出し、前に買っていた新しいオイルを600ml入れました。このエンジンオイル、1lの缶なので400ml余ります。まあ、そのうち使うか、ということにして入れ替え終了。

 次に残ったガソリンを回収。ガソリンの排出バルブがよくわからす、ポンプとスポイトで燃料を回収。グリースをぬって、今日はここまで。

 この後、分解された収納ハウスを作るのですが、今日はここまで。

 機械との付き合いも大変です。

 翌日、ガソリンの排出バルブから残りの燃料を抜き、収納ハウス組み立て完了。これでひと夏過ごせます。



南岸低気圧   2023年3月18日


 このところ、春らしい天気が続いていたのですが、今日は雪です。

 毎年3月に起こる、南岸低気圧の通過です。幸い、冬タイヤもそのままですし、雪かき道具も残っていますので、何とか対応しました。このところ、山にエサが増えてきて、ひまわりの種の食いつくが悪くなっていましたが、さすがにこの雪で地表が見えなくなったのか、カラの昆群がエサ台に来ていました。そろそろ今シーズンのエサやりは終わりです。今年は、ヤマガラとシジュウカラは来ていても、ゴジュウカラとコガラの姿が見えませんでした。



蕃山でフクジュソウとマンサク   2023年3月14日


 かよう会の皆さんと、仙台の蕃山を歩きました。

 ビオトープの駐車場がスタート。ここにはフクジュソウの群落と満開のウメ。すっかり春の景色です。

 急な坂を上っていくと、マンサクの花。見晴らし台では町が見えています。びっしりと家が並んでいるのが仙台の景色。

 西風蕃山(ならいばんざん)の頂上には、三等三角点蕃山の標石。尾根を上り下りを繰り返して行くと、萱ヶ崎山379m、ここには、茂庭三等三角点があります。遠くに青麻山と蔵王が見えています。

 さらに歩いて、蕃山開山堂で昼食。灯籠が1基倒れています。仙台の町が見えています。下りは栗生に下る道。かなり急な道を下ります。

 西舘まで下りて、道路を歩きスタート地点へ。6.5㎞標高差250mの山歩きでした。

 その後、宮城県美術館で開催されている、山岳写真クラブ仙台の写真展「想いの山2023」を見学。すばらしい写真に眼福のひと時でした。



秋田県立博物館   2023年3月10日


 秋田には、秋田大学鉱業博物館があり、この前見てきましたが、今回は秋田県立博物館を見に行きました。秋田駅から4つ目の追分駅からです。駅から15分ほどですが途中に甲子園で有名になった金足農業高校があります。雨が降っていたのでタクシーを使いました。この博物館は、65歳以上入場無料でした。

 2階建ての大きな建物で、1階に自然展示室、2階に人文展示室のほかにいくつか展示室があります。

 自然展示室では、「大地の記憶」のテーマでの地質の展示がありました。秋田駒ケ岳の火山活動に伴う火山岩、たくさんある鉱山の鉱物などが展示の中心でした。

 またここでは、鉱物標本を顕微鏡で見ることができます。プレパラートを動かすことにより3種類の岩石の顕微鏡標本を見る展示が2か所あり、図鑑の写真でしか見ない岩石がくっきり見えました。

 また、八郎潟近くの目潟火山の噴出物の中に橄欖岩があり、ちょっとびっくり。マグマが上昇する際に取り込んだものが噴出したようです。

 その他「いのちの詩」という生物の展示や動物植物いろいろとありました。ローカルなところではクニマスの標本などです。

 人文展示室では石器時代から現代までの秋田の歴史と暮らしの展示がありました。そのほか、菅江真澄資料センターには、江戸時代後期の記録家・菅江真澄の書物などが多数展示されていました。企画展示室では、新着・収録資料展ということで鉄道資料・戦時資料の展示などがありました。

 昼過ぎに秋田に戻り、新幹線こまちで仙台に戻り白石蔵王に降り立ちました。



新潟県立自然科学館   2023年3月9日


 新潟市に泊まり、朝、新潟県立自然科学博物館に行きました。

 新潟駅からバスで15分で鳥屋野潟野球場・博物館のバス停に着きます。この博物館は、65歳以上入場無料でした。自然科学博物館ということで、2棟の内、自然史分野の展示と、科学分野の展示があります。自然史系の展示では、新潟の地質ごとに「石灰岩の時代」「花崗岩の時代」「グリーンタフの時代」「石炭・ガスの時代」「段丘形成の時代」「平野形成の時代」という区分に基づいて展示がされ、これはこれで地球の歴史が分かりやすいと思いました。

 またここの博物館は「〇〇にさわってみよう」という展示物がたくさんあり、親しみやすいものでした。新潟県らしく、ヒスイの原石や、金の鉱石などがありました。

 植物や動物では、ブナの森の展示や、化石など。科学展示では、様々な実験を体験できる展示でした。また、北前船の模型などもありました。

 昼まで見学の後、今度は羽越線で北上。酒田まで特急いなほ、酒田で待ち時間に、本間美術館を覘いて、ローカル線で秋田に向かいました。



神奈川県立生命の星・地球博物館   2023年3月8日


 3日間のフリー切符を使って旅行しました。

 白石蔵王駅を始発の電車で東京経由小田原に行き、3駅先の入生田にある、神奈川県立生命の星・地球博物館です。

 天気は快晴、蔵王も見えています。東海道線、小田急線と乗り継ぎ、入生田駅で降りると徒歩3分で博物館。とても大きな建物です。入館料は65歳以上は100円!

 個々の展示室は1階と3階にありますが、1階がとても背の高い空間で展示物が総じて大きいです。世界各地から集めた岩石・鉱物標本が並んでいます。化石、恐竜などの骨格標本もズラリ。動物、植物の展示もあります。

 エスカレーターで3階に上がると、こちらは神奈川県の地学標本が並んでいます。レストランもあり、昼食を取りました。規模でいうと、これまで見てきた自然史系博物館のうちで最大のもので、初めてのものを含め、たくさん見てきました。

 退出の後は、小田原・東京経由で新潟行きの新幹線ときで新潟に向かいました。



刈田岳   2023年3月7日


 かよう会の皆さんと刈田岳を目指しました。今シーズン初めてです。澄川のリフトを乗り継ぎ中央コースのスタート地点へ。

 ギアをつけ、一路西へ。例年より雪がないとはいえ、この辺りではずっしりあります。縞の沢に11時。ここから風が強くなるので、山頂はあきらめ、こまくさ平経由で下山しました。途中ヤマドリの足跡。雪の中で何をしているのでしょうか。

 不帰の滝は氷結していました。写真を撮るときに、激しい風。早々に撤退しました。三途の川に入ると、穏やか。レストハウスで昼食を取り、下山しました。



肘折温泉   2023年3月6日


 山形県の肘折温泉に行ってきました。2度目です。

 この日は、無風快晴青空の、冬一番の好天気。こけし橋から蔵王の山もくっきり見えています。行く途中で、山形蔵王の地蔵岳に樹氷を見てからにするか、と出かけましたが、好天の日曜日、9時過ぎに行っても、駐車場にさえ入ることができません。あきらめて方向転換。

 山形県立博物館に寄りました。ここは、国宝の縄文の女神があるところ。また、海牛の化石でも有名です。入館料300円でした。

 入口に入ると、1階への階段の下に岩石鉱物標本があります。はじめてしげしげと見ました。さすがきちんと整理され、大部分は山形県内の標本です。いくつか他県、他国のものもあります。

 2階のメインフロアは、第1展示室に山形の成り立ちの展示、森林・植物・昆虫・野鳥などの自然展示、第2展示室は歴史、特別展示室は、各種の特別展でした。  一回りの後、昼食に蕎麦屋を探しますが、なかなか見つかりません。肘折に行くことにして途中の沖縄料理屋でソーキそばをいただきました。

 3月になり、春の訪れを感じますが、大蔵村は雪の壁です。なんでも今年の肘折温泉では積雪が321㎝だったそうで、まだまだ雪だらけでした。温泉街を歩くと、昔ながら郵便局、そして温泉神社は雪の中でした。

 翌日、寒河江経由で帰宅、ペレット30袋を購入、今シーズンの燃料調達は終了しました。





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