] 不忘雑記帳

深山とホッキ飯、鳥の海温泉  2019年2月26日


 かよう会の皆さんと、阿武隈山地山元町の深山(しんざん)に登りました。この山は標高287mですが、登山開始地点が低いのでそれなりの登りになります。パンフレットによると、登り60分とのこと。

 登山は、深山山麓少年の森から始まります。ここに50台くらい置ける駐車場、トイレがあります。ちょうど、蝋梅が咲き、匂っていました。またその下にはフクジュソウが咲いていました。すっかり春の感じです。

 今回は、駒がえしコースを登り、たかうちコースを下りました。駐車場を出て、すぐ裏の深山神社前を通ります。そこから標高を上げていきます。このコースは「みちのく潮風トレイル」にの一部になっており、マークのテープがつけられています。半分ほど登った一服坂で休憩。さらに登り、山頂に着きます。

 山頂には、慰霊碑があり、深山鎮魂の鐘が設置されています。それに協力した方々の碑もあります。その先には太平洋。そして後ろを振り返れば、雪を被った蔵王連峰。なかなか素晴らしい景色です。

 山頂を出て今度はたかうちコースを下ります。少し行くと、お別れ峠から、鷹討山(たかぶつさん)310mに登る道があるので、ちょっと寄り道。この道は、阿武隈山地の稜線をつなぐ道の一部です。山頂からの眺めは木にさえぎられて、よくありません。1時間ほどかけて、駐車場に戻りました。梅や椿が満開です。

 ここから、亘理に移動して、昼食は、あら浜のホッキ飯とカキ飯。どちらも季節のものです。その後、産直で買い物をして、鳥の海温泉で入浴。建物の5階にあり景色はとても良い。蔵王も見えます。ヌルヌルしている温泉で、あったまりました。

 


再び刈田岳、樹氷原    2019年2月24日


 高気圧に覆われて、穏やかな快晴になりました。9時に家を出て、すみかわスノーパーク着9時半。リフトを3本乗り継いで歩き始めが10時15分。

 中央コースから、刈田岳がくっきり見えています。風も無し。時々、ウサギの食痕があったり、「赤しょん」があったりします。春の始まりのサインです。

 今日は単独行なので、途中休まずに歩き続け、山頂には、11時45分に着いてしまいました。さすがに山頂に着くと風は少しありますが、快晴の絶好の天気です。御釜は氷結しています。山頂には、意外なほどたくさん人がいます。馬の背も熊野岳まですっきり見え、何人かが歩いています。

 鳥居は足の部分の樹氷が落ちていますが、まだそれなりに見えます。山頂を回ってみると、第2カーブのアオモリトドマツは、木の形が見えていますが、山形側の低い木は樹氷になっています。少し背が低くて、モンスターとはいいがたいのですが。樹氷ツアーの雪上車は、ここまで上がっていました。

 遠くには、吾妻連峰、安達太良山、飯豊連峰、朝日連峰、月山の半分、栗駒山など遠くの山々が見えていました。多分今シーズンの冬で最高の天気です。

 エコーラインから中央コースを通り下山。1時半にスノーパークに戻りました。

 


高蔵寺と角田の名所    2019年2月22日


 用事があって、今週、角田市に行っていましたが、最後の日に、角田市の名所をいくつか回りました。

 高蔵寺の阿弥陀堂は、平安初期の建築物だとかで、堂々たる萱葺の建物です。この時代の建物は、東北地方では、平泉といわき市にだけあるそうです。中には丈六の阿弥陀座像があるそうですが、春と秋に開帳されているそうで、機会があれば見たいものです。

 その隣には、移築された当地の旧家佐藤家があり、当時の様子がわかります。当時の庄屋の家だそうです。驚いたのは、馬に履かせるわらじ。凍った道で使うそうです。萱の葺き替えを行った記録も残され、20年に一度行っているようです。

 周りの庭園もきれいに手入れされています。夏には、ホタルが出るそうです。

 近くの神根小学校跡に、「せんだん」の大木があるということで、寄ってみました。校庭に大きな木がありました。東北地方では自生しない、西日本の木です。「栴檀は双葉より芳し」ということで植えられたのかと思われます。入り口と奥にも栴檀の木が植えられていて、こちらは若いですが、クリーム色の実がたくさんなっていました。門柱には、大正年間のものである旨刻まれていました。

 そんなに遠くないのですが、なかなか見る機会のないものをいくつも見て、再訪の楽しみができました。

 


白龍の滝・千年杉        2019年2月16日


 今日は、宮城蔵王ガイド協会の、刈田岳樹氷原ツアーの予定でしたが、強風が予想され中止になり、参加予定であった仙台の方たちと林間にある、えぼしスキー場の白龍の滝・千年杉トレッキングコースを歩きました。

 スキー場を9時スタート。石子遊歩道を白龍の滝まで歩き、その後ゲレンデ脇などを通り、カモシカヒュッテまで3時間。

 ここでトイレ休憩ののち、千年杉コースを下山。途中、野菜ラーメンの昼食をはさみ、千年杉を経て、ゴンドラハウスに戻りました。到着は15時。ちょうど6時間のトレッキングでした。

 


奥松島オルレ    2019年2月12日


 かよう会の皆さんと、奥松島オルレを歩いてきました。昨年開設されてから、そのうち行こうと思っていましたが、やっと実行できました。

 遠刈田から車で1時間半ほど、オルレの入り口のセルコホームあおみながスタートです。ここには、オルレのガイドブックが置かれています。順周りコースで、大高森の入り口を経て修復中の薬師堂、縄文村、さとはま史跡公園、波津々浦、陸の奥松島、稲ヶ崎公園で半分くらい。景色の良い岬で昼食。

 月浜海岸、新浜岬を通り、観音寺から少しだけ山道歩き。最後は大高森山頂で景色を堪能し、スタート地点に戻ります。約4時間の海あり山ありのコースです。

 ゴールすると、バッチをもらえます。ここで、焼きガキとカキ汁をいただきました。どちらも大変おいしかったですが、2月中とのことです。

 帰りに、旧野蒜駅が改装された「東松島市震災復興伝承館」を見学し、その当時の様子を伺い、災害の大きさを改めて感じました。

 


刈田岳・樹氷原    2019年2月9日


 ロンドン旅行ののち、半月近くになりました。帰国後、こまごまとした用事と、風邪気味の1週間が続き、ようやくWeb更新となりました。

 今日は、稜線の状況がよさそうなので、来週のガイド協会のイベント、冬の刈田岳山頂と樹氷原の下見を行いました。同行は、ガイド協会の副会長と山形からの友人。

 8時に遠刈田を出発し、リフトの始発に乗り、中央コース。途中、赤布の補充を行いながら、中央コースを一直線に刈田岳に登りました。

 2時間で避難小屋。ここで昼食。フランス人家族も来ていました。避難小屋の窓の雪をとると明るくなりました。

 山頂に行くと、鳥居の樹氷は崩れていました。それから樹氷原へ下ると、樹氷は週初めの高温と雨で崩れており、少し回復しているものもありましたが、残念な状態。

 エコーラインに戻り、大黒天・コマクサ平経由ですみかわスキー場に戻りました。不帰の滝は氷瀑でしたが水は流れていました。

 今日は、カメラの故障・低温などでいい写真が撮れませんでした。

 






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