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ホタル 2018年6月30日関東地方が梅雨明けをした、という一昨日の報道の後、当地では、昼間は暑く、夕方「夕立」の雷雨、という天気が続きました。27日からの遭難者捜索でいろいろな団体が山に入り、慌ただしくなっています。 本日は、ガイド協会の「フランス菊駆除」に出かけましたが、まず行ったのは、熊野岳のコマクサ群生地のロープ張りと立ち入り禁止の看板の設置。溶岩地帯なので、かなかな難しいのですが、10枚の立札を設置しました。ロープで観賞路を作ったので、これまでコマクサの群生地であることを知らなかった登山者にも好評でした。展望は良く吾妻、飯豊、朝日の連峰がくっきり見えています。 その後、賽ノ磧周辺のフランス菊駆除。キリがないのですが、少しずつでもやらないと、そのうち、高山植物帯にも侵入してきます。 それから、すみかわスノーパークのレストランで食事。ここは、いろいろとアイデアを凝らして頑張っています。食べたのはエビ入りかき揚げそば。 それから、御田の神湿原に行きました。ワタスゲは盛りを越し、コバイケイソウが満開。その他、いろいろな花に出会えました。 夕方帰宅。すると、雷雨です。おかげで涼しくなりました。 夕食後、歩いて1分、すぐそばの「ホタル観賞地」でホタルの観賞。乱舞、とまではいきませんが、ちらほらホタルがでてきます。写真をとりました。備忘録として書いておくと、カメラはNIKON D5100.モードはM。レンズはアナログ時代の28㎜1:2.8開放。露出時間は30秒。ISO1600。もちろん三脚付き。3枚ほど紹介します。 雄国沼 2018年6月26日裏磐梯の雄国沼に、ニッコウキスゲを見に行ってきました。かよう会の皆さんとです。 雄国沼のニッコウキスゲは、昔から有名なのですが、時期と交通機関の関係で、行けずにいました。遠刈田温泉を出て高速で福島西インター、スカイラインを通ると、2時間弱で着きます。 雄子沢登山口の駐車場は、いっぱい。何とか駐車スペースを見つけて、出発です。3.3㎞で休憩舎、標高約200mの登り道です。1時間ほどで到着。ログハウスの立派な建物です。さすが国立公園。 そこから20分ほどで、湿原です。今、黄色のじゅうたんの状態。日光のキスゲ平も見事ですが、こちらはカルデラの山なみを背景に、沼とのコントラストがとても良い感じです。 湿原にはニッコウキスゲのほか、サワラン、トキソウ、コバイケイソウ、アヤメなどが咲いています。また、往復の道沿いにも花は多数。ヤマウルシも花盛りでした。 帰路、休暇村で入浴し、遠刈田に18:30到着しました。 イロハ沼と観松平 2018年6月18日山形蔵王温泉の上部に、イロハ沼と観松平という見どころがあります。今日は、稜線の天気が良さそうなので、刈田岳から、熊野岳を越えて、この地に行ってみました。 朝6時半に家を出て、刈田岳山頂に7時過ぎ。まだ有料道路のゲートは営業していません。駐車場まで行くと、山形側は晴れ。吾妻連峰、飯豊連峰、朝日連峰がくっきりと見えています。宮城側は雲海です。 馬の背を越えて、熊野十字路。コマクサはまだ咲いていません。ワサ小屋跡から下ります。途中2か所ほど道が傷んでいますが、道はどんどん下り、1時間ほどでイロハ沼。途中、オオルリを見ました。沼は、今、ワタスゲがきれいです。サンショウウオもいました。観松平は、いろいろな名のついた松をめぐるコース。そこからユートピアゲレンデに出ます。 ここから下って、ケーブルカー山頂線に乗るのもありですが、今日は時間があるので、歩いて登り返すことにしました。樹氷原コース、そしてザンゲ坂を300mくらい登ります。1時間ほど登って、地蔵山頂駅。ここで昼食。その後、ワサ小屋跡まで戻ります。 ここから、宮城側の雲海が北蔵王稜線を乗り越える、滝雲となっているのが見えました。 熊野岳に戻り、馬の背を通り、刈田山頂の駐車場に着いたのは2時過ぎでした。GPSによれば、今日の歩行距離は12㎞余り。暑くもなく、いい登山日和でした。 我妻家住宅と矢附真田 2018年6月17日第3日曜日ということで、我妻家住宅と矢附真田公園でおふるまいをやっていると聞き、出かけてきました。 我妻家住宅は、重要文化財に指定されていると聞いていましたが、公開している日が少なく、初めて中にはいりました。入口にボランティアガイドの方がいて、その案内で中を見て回ります。母屋の大きなことに驚きです。土間の部分だけでも40坪。50畳の茶の間など広大な空間です。窯の神もあります。「夏涼しく冬も涼しい」と笑いながら言っていたのが印象的です。 外にも蔵が4つあります。文書蔵、穀物蔵、籾倉そして、救荒の蔵。村の肝入とはいえ、すごいものでした。おふるまいに餅。雑煮、黄粉、クルミ、ゴマ餅をいただきました。 次に、矢附の真田公園に行きこちらでもガイドから説明を聞きました。 毎月第3日曜だけ、地元のボランティアの方々により運営されているイベントでした。 南蔵王縦走 2018年6月16日ガイド協会のイベントに参加して、南蔵王を縦走しました。ここは、スタートとゴールが違うので個人ではむつかしいところです。下界の天気予報は雨。スタートの刈田峠に登ると、雲の中ですが雨は降っていませんでした。 今の時期は、花がいろいろ咲いていて、遠くの景色が見えなくても、山歩きを楽しめます。特に、南屏風の近くのアズマシャクナゲは見事でした。 南屏風から不忘山の登りにかかるころ、青空と展望が・・・。終わり良ければすべて良し、という縦走路でした。 不忘山の下りは、登山道が改修されて歩きやすくなっています。3時過ぎに下山しました。 熊野岳・刈田岳 2018年6月14日朝から晴れたので、今シーズン初めて熊野岳に登りました。先週日曜日に、宮城蔵王ガイド協会で熊野岳のコマクサ自生地へのロープ張りがあったのですが、参加できなかったので、どんな様子か見に行きました。 刈田駐車場から馬の背に登ると、山形側は雲の中。宮城側は晴れていて海まで見えています。馬の背には、去年約1000万円投じて作られた、お釜を眺める階段が・・・。初めて見ました。火山活動で、お釜に近づくな、と言いつつこの階段、なんだか違和感を覚えます。同じ金を使うなら、馬の背に一時避難用のシェルターでも作ってもらった方が、状況に合っているように思えます。馬の背にはイワカガミが咲いています。白花も見つけました。お釜の淵には、ところどころ残雪があります。 熊野岳のコマクサ群生地にはロープが張られていました。コマクサは、ほとんど咲いていません。かろうじて2つ3つつぼみを見かけた程度です。 熊野岳山頂まで上がると、表示板が新しくなっていました。中山側に少し下がると、ミネズオウが咲いていますがほかの花はまだです。 再び馬の背を通り、刈田岳山頂に。そこから、刈田峠までの登山道を下りました。6回ほど車道を横切ります。車道を歩いて駐車場へ。 帰りに、コマクサ平によると、コマクサが結構咲いています。不帰の滝と振子の滝も雪解け水で水量豊富です。遠くに仙台の町と松島湾、金華山が見えた一日でした。 北屏風岳 2018年6月5日週末の、ことりはうすの蔵王トレッキングの下見のついでに、北屏風岳まで足を延ばしてきました。 南蔵王縦走路に入ると、小さな白い花、ミツバオウレンが次々に姿を現します。ムラサキヤシオツツジもまだ咲いています。 刈田峠避難小屋に行くと、外壁が3か所ほど壊れていました。山中にある貴重な小屋ですから、蔵王町の報告して、修理していただきたいものです。 稜線に上がると、白い山並みが見えてきます。朝日連峰と月山です。飯豊連峰、吾妻連峰も見えています。杉ヶ峰を越えると、芝草平が見えてきます。まだところどころ雪があります。3度ほど雪の上を歩くと芝草平到着。ヒナザクラとチングルマが満開です。池塘には、サンショウウオの卵があります。 北屏風岳に登ると、稜線の足元には残雪。その向こうに、後烏帽子岳と馬ノ神岳が見えます。山頂を少し過ぎると、アズマシャクナゲの花がたくさん見えます。水引き分岐あたりです。そのほか、ミネザクラ、ミネカエデの花、ツマトリソウなどたくさんの花をめでる縦走路になっていました。 帰りに、御田の神湿原に寄ると、ここもチングルマ・ヒナザクラが咲いていました。ワタスゲはこれからです。 不忘山 2018年6月4日花の百名山の一つ、不忘山に登りました。この時期は、年中で一番花の良い時期です。 代表的な花がユキワリコザクラです。山頂付近に咲いています。 白石スキー場からから歩き、800m登った山頂迄約3時間。その間に、いろいろな花に会えます。ハクサンチドリは咲き始め、タニウツギ、ヤマツツジ、ドウダンツツジ、アカモノ、シラネアオイ、ムラサキヤシオツツジなどを見ながら登っていきます。エゾハルゼミが鳴いています。写真に撮れませんでしたが、アサギマダラも飛んでいました。 山頂に着くと、シナノキンバイ、イワカガミ、ハクサンイチゲ、ユキワリコザクラなどが見られます。周りは、残雪の山がくっきり。また、キアゲハがいました。山頂で食事中、タカが飛んでいました。遠いのでピントが合わないのですが、模様から、クマタカのようです。 北海道旅行 2018年6月3日5月末から6月初めにかけて、北海道旅行をしてきました。この時期の北海道は初めて。いろいろなものを見てきました。 千歳空港に到着後、向かったのは、初日の宿、富良野。夕張山地の山々が雪をかぶっています。5月末の北海道です。 翌日は、富良野と美瑛の町巡り。 絨毯の丘はできていませんが、雪を被った山なみを背景に、それらしき気配はできています。新名所「青い池」を見て、十勝岳の山懐の宿へ。キタキツネにも会いました。 3日目は、旭川。見本林と三浦綾子記念館。さらに旭山動物園、上野ファームを見て、そのまま網走へ移動。 4日目は、網走で北方民族博物館を見学ののち知床へ。知床5湖では、ガイドトレッキング。羅臼岳他知床連山がよく見えていました。それから、知床横断道路で羅臼へ移動。 5日目は、天気がいまいちでしたが、屈斜路湖を見て、東藻琴の芝桜公園。盛りを少し過ぎていましたが丘中の芝桜を楽しめました。川湯温泉泊。 6日目は、午前中は、川湯エコミュージアムセンターへ。ここは環境省が設立した自然観察センター。周りのアカエゾマツ林をガイドトレッキング。それから硫黄山の噴火口を見て摩周湖へ。しばし待って、ついに見えました、「霧のない摩周湖」。帯広へ移動。動物園の中にある植村直己記念館を見て新得泊。 7日目は、夕張に立ち寄り、幸せの黄色いハンカチ思い出広場、石炭博物館を訪ねました。そののち支笏湖畔へ。さらに白老経由で登別温泉泊。 最終日は登別温泉の地獄谷、大湯池を見て、クッタラ湖畔経由で千歳空港へ。仙台空港に1時に戻りました。約1500㎞のレンタカーでのドライブでした。 このページのトップへ 前月の記事へ
(C)Akihiko URAKAWA
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