|
紅葉の三階滝 2016年10月31日三階滝あたりの紅葉が素晴らしいので、今日は、澄川沿いに三階滝まで行ってきました。 湯と森クラブから入る林道を詰め駐車場に行き、澄川に下りる「東北自然歩道」に沿って行きました。この前流されてしまった澄川の橋ですが、9月頃に行った工事で、立派に掛け替えられていました。 このあたりの紅葉も見事です。特に、メグスリノキがあるところでは、赤が美しい。橋を渡って対岸に行くと、道は昔のままでした。自然の家で作った道標を見ながら、踏み跡を探して歩きました。何カ所かで高巻きをして、三階滝に着きました。渡渉すれば滝壺に行けますが、やめにして、迂回道を登り、澄川研究路に出ます。この先は道が崩落しているようで、立ち入り禁止。 途中何本か倒木があり、乗り越えて、自然の家に戻る道を取ります。刈り払いはされておらず、途中の崩壊した階段はそのままです。笹も茂り、一部は藪こぎ状態でした。周りは、見事な紅葉です。 2時間半くらいで車に戻り、紅葉の真っ盛りの澄川周辺を歩いてきました。 エコーラインの紅葉 2016年10月29日10月も末になりました。もうすぐ閉鎖になる、エコーラインの様子を見に行きました。 滝見台から不動尊、旧料金所あたりが紅葉真っ盛りでした。不動滝は、紅葉の中で水量も多く、見事でした。 それより上の、澄川スキー場のあたりからは、葉は落ちて、冬枯れの様相です。この日は、大黒天から上は雲に覆われ、刈田峠は雲の中。気温も1℃で強い風が吹いていましたので、馬ノ背にあがるのは断念し下ってきました。現在、エコーラインは夜間通行止めになっており、ゲートが閉まるので、そのゲートまでの距離の標識が建てられています。また、来春の除雪作業のためのポールも全部準備済みでした。 澄川スキー場に戻ると、「展望台」の看板があり、進んでみると、スキー場の建物の上に、「くもわくテラス」という展望台が作られていました。雲は低いですが、はるか遠くまで見えています。伺ってみると、昨日オープンだとか。このあたりの名所が一つ増えそうです。少しくだって、澄川源流のビューポイントは、紅葉真っ盛り。柱状節理の岩もくっきりと見えています。 その後、ガイド協会の方と会い、馬ノ背稜線の立ち入り禁止のロープを回収に行く、と伺い、お手伝いすることに。再び刈田駐車場まで戻り、着込んで馬ノ背稜線に上がりました。途中、あられが降り、霧氷が着いていました。風も強く、時折、ぐらっとしながら、凍りついた麻のロープを回収。そそくさと馬ノ背を撤退しました。寒い寒い、もう真冬です。 エコーラインを下り、昼食を取った後、温泉で一風呂浴びました。冬はそこまで来ていました。 家の周りの紅葉 2016年10月27日紅葉もだいぶ下りてきました。家の周りの木々も色づいています。 タラノキ、ヌルデ、モミジなどは、色がさえません。ツリバナやブルーベリーは色が鮮やかです。 しかし、去年の紅葉に比べて、色がさえません。木枯らしが吹くまであと1月弱。紅葉の時期が続きます。 紅葉の安達太良山 2016年10月11日安達太良山の紅葉を見に行きました。コースは、ロープウェーで登り、安達太良山頂、峰の辻を経由してクロガネ小屋、そして湯川渓谷を下山し塩沢温泉に。4人で車3台という組み合わせでしたが下山地の塩沢温泉スキー場の駐車場に車を2台置き、奥岳の駐車場へ7時45分に到着。ロープウェーは8時半運行開始。並んで待っていると、出発頃には長蛇の列。平日の今日でさえこの様子です。昨日はすごかったようです。 薬師岳の駅からは、紅葉の真っ盛り。日がかげってしまったのが残念ですが、紅葉を見ながら1時間余で山頂に着き、山頂からの景色を堪能しました。ただし、寒い。風もあって、今秋一番の寒さでした。 牛の背を通り、真っ白な噴火口を見ました。ここだけは別世界のよう。峰の辻を経てクロガネ小屋へ。こちらも、紅葉の中の道でした。 クロガネ小屋で昼食の後、下山開始。少し行ったところから、湯川渓谷への道に入ります。こちらの道は、渓谷沿いで、上流では数度の渡渉、といっても、橋は架けられています。しかし、丸太を3本束ねたのやら、壊れかかったのやらと、スリル満点。また途中で何度か、ヘツリや高巻きの連続。少し早かったのか、渓谷の紅葉には少し早いようでした。何カ所かで道が壊れ、クサリやロープを頼りに渡ってゆきました。 2時過ぎに塩沢温泉スキー場に到着。温泉で一風呂浴びて、車を回収し、遠刈田の戻ったのは5時でした。 蔵王町史 2016年10月8日過日、「蔵王町史 通史編」なる本を購入しました。20年ほど前に出版された、蔵王町の町史編纂委員会による全4冊の町史の内の1冊です。 厚さ7cmと広辞苑より1cm薄だけの堂々とした本で、付録の冊子を入れると広辞苑なみの箱に入っています。重さもずっしりです。ページ数は1214ページ、販売価格3000円でした。 内容は、町の自然、歴史が、原始古代・中世・近世・近代・現代、それに、特別編で蔵王信仰史といった、てんこ盛りの内容です。ぱらぱらとめくりましたが、いろいろと興味深いことが書かれています。 冬の夜長の時間つぶしに良さそうな本で、楽しみです。なお、通史の他に、資料編T・U、民俗編もありますが、今回は、通史編のみ購入しました。必要に応じて、図書館ででも読みたいと思います。 北蔵王縦走 2016年10月5日ガイド協会のみなさんと、北蔵王縦走路を歩きました。この縦走路は、「足」がないと歩けないところで、送迎バスの手配がありました。総勢40人の大部隊です。 8時過ぎに刈田岳レストハウス出発。馬ノ背を進みます。右手の太平洋側は雲海。台風の影響と思われる東風が吹いています。かろうじて、お釜は見えていましたが、この後、雲の中。 熊野岳避難小屋の脇を通り、下りにかかります。自然園を通り名号峰をめざします。途中、右側に下りる分岐をいくつが過ぎ、10時過ぎ、名号峰へ。 さらに長い上り下りの道を経て、12時前に、八方平避難小屋。ここは、川崎町の建てた立派な小屋。40人は楽に泊まれる快適な小屋です。残念なのは、水場まで遠いこと。ぶどう沢に18分下りたところになるそうですが、これでは、水くみが1時間仕事。 昼食を取ったあと、雁戸山の登り。急な道を上りつめると、南雁戸山。一瞬、西側の山形蔵王の山々が見えました。急な下りのあと登り返して、雁戸山。山頂手前に、笹雁新道の分岐があります。雁戸山でも、一瞬展望が開けました。まわりは紅葉です。 急な下りを下りたあと、次のピークは捲き道。 そして、関沢分岐から、関沢集落におります。大型バスが笹谷峠まで入れないので、関沢のインター近くが終点。途中、アクシデントがあったりして、バスの出発は5時10分。辺りはすっかり暗くなっていました。秋の日は短い、これを実感して、16kmあまりの縦走を終えました。 南蔵王縦走路〜杉ヶ峰まで 2016年10月4日かよう会のみなさんと、南蔵王縦走路を歩きました。この日は、発達した低気圧に強い西風が吹き込み、縦走路は風の通り道。 時折強風に見舞われながら、紅葉した縦走路を進みます。一部のミネカエデがオレンジ色になっていますが、あまり色はさえません。ナナカマドも実だけになっていました。 前山を過ぎ、杉ヶ峰まででこの日は撤退。紅葉を見ながら、風の中を戻ります。 刈田峠の避難小屋で昼食。外は風の音。一安心です。シラタマの実など、実りの秋を感じるものもあります。あと一月で、山は冬支度です。 狐ヶ森 2016年10月2日蔵王自然の家から、ハートランドへ行く山道があり、それを「狐ヶ森コース」と呼んでいるようです。今日は、この道をたどってみました。 ことりはうすから道路に出て、少し登った左側に、入口の小さな標識があります。ここがスタート。道に入ると、すぐに下り沢を渡る橋が架かっています。ここから、約100mの急登。ロープが張られていますが、足下は粘土で、登るのは何とかなるにしても、下りは・・・と考えてしまう上り坂の連続です。 ようやく登り切ると、少し平らになり、ブナ林が広がります。所々に、「狐ヶ森」という標識と、「←自然の家 ハートランド→」の道標。今度は急な下り坂のあと、沢を渡り、林の中の道を上下しながら進みます。所々倒木もありますが、歩きやすい道です。小一時間ほど行くと、水道管の橋。七日原に続く水道施設です。これに沿って沢を数回渡ると、七日原の舗装道路。しばらく行くとハートランド。 ここまで、急ぎ足で1時間。折り返し戻ります。途中、右に道が見え、林の中を進んでいくと、別荘地に出ます。そこから道路添いに自然の家に戻ります。よく踏まれた、昔からの道でした。 高低差140m、距離6.5kmの道で、一周するのに2時間かかりました。七日原の奥には、こうした昔から使われた道がいろいろあるようです。 このページのトップへ 前月の記事へ
(C)Akihiko URAKAWA
|