青麻山 2018年4月28日
春の青麻山に2度登りました。
青麻山は、標高800mの山ですが、蔵王火山より古い火山です。まず、火山ができたのち、カルデラができました。そのカルデラの一部が崩壊し、いくつかの山が残りました。そこに、3か所から溶岩が噴出し、ドーム状の山ができ、それが青麻山、あけら山、遠森山の3つです。したがって、その山頂部は平らでもその周りは急な山容になります。
山には、二輪草、ヤマブキ、ヤマブキソウなどの花が咲いています。まさに春たけなわ。
ことりはうすのイベント、蔵王トレッキングの第1弾として行われた、「青麻山」のための下見と、一日置いた本番の山行でした。
青麻山は、かつては、噴火する蔵王火山を鎮めるための祈りの場として、蔵王の展望台であったのですが、今では西側は木が茂り展望はありません。しかし落葉樹なので、葉の落ちた時期には木々の間から望めるのです。特に、今の時期は、残雪の白い蔵王が望める期間です。
晴天の下、2度の青麻山山行は、この時期しかないものを見せてくれました。
(C)Akihiko URAKAWA
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