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雪降り 2018年12月28日年末恒例となったような寒波の来襲とともに、10㎝ほど雪が積もりました。日中は雪が舞う程度でしたが、雪景色になりました。 車にもずっしり積もっています。地上には、何やら動物の足跡。キツネのようです。 白沢五山 2018年12月13日かよう会の皆さんと、仙山線陸前白沢駅近くの、白沢五山を歩いてきました。 愛子までは本数があるのですが、山形まで行く列車は本数が少なく1時間に1本くらい。白沢駅は無人で、SUICAで入ると処理に困りました。 駅から国道46号線を少し歩き、左に見えてきます。白くなっており、うっすらと雪に覆われています。水道施設登山口から箱ノ倉山に向かいます。ところどころに赤布があります。標高348mの箱ノ倉山には三等三角点がありました。 続いてゴロ山。ここの分岐の手前で曲がり、少し藪を漕ぎましたが、正規の道に出て登山続行。ゴロ山は標高370mで本日の最高峰。山頂下で昼食。分岐点まで戻り、緩やかな道を通り前山に登りました。これを過ぎてからが急な坂道の下り。牛頭天王神社を過ぎると、急な階段の脇にジグザグな道があります。降りきって、イノシシ用の策を通ると、この日の行程が終了します。4時間少しの手ごろなハイキングコースでした。今日は3座に登りましたが、残りの2座にも行けるようです。 東北の旅 日本海から太平洋へ 2018年12月10日東京で用事を済ませた後、大人の休日切符が3日分あるので、12月8~10日、東北地方を旅行しました。 1日目は、東京駅から北陸新幹線で、上越妙高まで。早い早い。むかし、特急あさまに乗り上越教育大学と埼玉の家の間を通ったことがあります。その当時は4時間もかかっていましたが、2時間、あっという間です。雪が降っていました。その後直江津へ。ここは、JRでなく、妙高はねうまラインという路線に変わっていました。直江津から長岡までは信越線快速列車。そして、上越新幹線で新潟。駅前には5㎝くらいの雪です。 ここから秋田行きの特急いなほで酒田まで。酒田駅で1時間ほど時間があるので、近くの本間博物館を訪ねました。雪の中の日本庭園です。駅に戻り、各駅停車で吹浦。ここは山形県の最北部で鳥海山の麓です。湯の田温泉の宿、酒田屋泊。ここは海に沈む夕日を眺める温泉ということでしたが、あいにくの雪空でした。夕食は魚尽くし。焼いたハタハタもありました。ハタハタ漁は今最盛期だそうです。なお、ここでは冬の期間中泊まると、遊佐町から地元の名産品が2500円分送られる、というサービスをやっていました。届くのが楽しみです。 2日目は、秋田まで各駅停車、そして、新幹線こまちに乗り盛岡へ。日本海側では雪の中でしたが、次第に晴れて、岩手山や姫神山がくっきり見えました。盛岡で2時間ほどあるので、循環しているカタツムリバスで市内見物。1回100円というバスです。盛岡城近くでは、サケ祭りが開かれていました。駅に戻り、山田線で宮古へ。魚菜市場を見物の後、三陸鉄道北リアス線で田老まで。今日の泊りは、全室から太平洋から昇る朝日が見られるというグリーンピア三陸みやこ。こちらでも海の幸がたくさん。久々にアワビの踊り焼きを食べました。ご飯は海鮮丼。 3日目は、太平洋から昇る朝日を見て、朝食。その後田老駅に戻り、三鉄で宮古へ。そして、バスを乗り継ぎ釜石へ。来年3月には、宮古釜石間の鉄道が復活し、久慈から盛まで全長163㎞の三陸鉄道リアス線になるそうです。それにしても震災から7年以上たつのに、JRは山田線を復活させず、「弱小」の三陸鉄道で復活するとは・・・。儲からない路線は切り捨てる、という姿勢が見えてきます。三鉄がんばれ!と声援を送りたくなります。釜石から、南リアス線で盛へ。ここから、大船渡線のBRTで気仙沼まで。ここも線路の復活はやめたようです。それと、ひどいのはダイヤ。盛到着4分前にBRTが出発し、次は1時間後。さらに気仙沼で一関行きに接続するのにまた1時間待ちという、4分のために2時間も遅れてしまうという、なんとも情けないダイヤで、旅行者に嫌がらせをしているのではないかと疑わせるような・・・・。「できるだけスピーディに安全で便利な高速輸送サービスを提供できるよう、「BRT」の運行を開始しました。」とJRのサイトに書かれていますが、どうもこれでは・・・。陸前高田の町は、いまだに大規模な土木工事の現場でした。 気仙沼で1時間半以上も待ち時間があるので、氷の水族館を見物に。規模は小さいですが、冷凍技術を生かした、零下20度の水族館でした。驚いたのは、当てる光の色で魚の見え方が変わること。メバルなどの赤い魚も青い光の中では目立たなくなるのです。 駅に戻るタクシーの中で、震災の語り部の運転手さんから話を聞きました。10mを越える堤防を作っているが、それより大事なのは、避難路を広げることではないか、と経験に基づいて話していました。確かに、宮城県の堤防に関する強引さには疑問を持っていましたが、地元の人もそのような声を上げているようです。7年すぎて復興の掛け声はいろいろきかれますが、「ショック・ドクトリン」のような気もします。一関から新幹線はやぶさに乗ると、あっという間に仙台です。駅弁をゆっくり食べる暇もありません。仙台からバスで遠刈田に戻りました。 日本海側と太平洋側の2つの東北地方を顔を見た、1300㎞の旅でした。 フェルメール 2018年12月7日東京に用事があり、その前に、上野でやっているフェルメール展を見に行きました。3日前にインターネットで入場時刻指定の券を購入しての入場です。それでも指定時刻に行くと30分待たされました。 入場券は2500円、ちょっと高めです。が、音声ガイド無料。これを考えると、まあまあでしょうか?それでも、今後こう言う値段になると、足が遠のきそうです。 東京の展覧会は、人人人・・・。はじめのオランダ絵画の展示室でも、ごった返しています。そしてフェルメールの部屋、というフェルメールの作品の部屋はもっと混んでいます。これまでヨーロッパで見たことのある作品と、初めて見るアメリカとベルリンの美術館の所有作品が一室に並んでいました。望むらくは、もっと広い部屋でゆったり見れるようにしてほしい。9/35という表示が見られましたが、これは、全世界で35点しかない作品の9点(実はこの日は8点)が見られるという、今回の売りのようです。 小ぶりの作品が多いので、遠くから見るより近づきたいのですがそうもいかず、こんなものかと作品を見て、退場しました。入り口の大看板には、展示中(予定)の9作品が大きく描かれているのに初めて気が付きました。イロハモミジの紅葉が目につきました。 西洋美術館は、ルーベンスでした。 グリーンピア岩沼 2018年12月4日かよう会の皆さんと、グリーンピア岩沼に行ってきました。ここは、初めてなのでどういうところかと、興味がありました。本館には、ホテルやレストラン、入浴施設などがあるリゾート、という感じです。 この施設の周りに結構広い敷地内に遊歩道が整備されています。標高200m以下の低山です。 1時間も歩くと金蛇水神社に出ました。こちらも初めての場所。立派な神社です。金物の神様というので、売店では、金箔を載せたぼたもちを売っていました。 七つのため池の脇を通り、駐車場に戻ると12時。途中、蔵王連峰の展望や綿毛を持つテイカカズラの実などがありました。レストランで昼食の後、入浴し帰途につきました。山野草のたくさん載ったパンフレットを配っていました。 岩沼のはずれにこういうところがあることを発見した一日でした。 上山城と蔵王修験の展示 2018年12月2日山の向こうの、山形県上山に行き、上山城を尋ねました。この城は、4階建てで、一番上は展望台になっていますが、ここから蔵王連峰が一望できます。いつもと反対側から見る蔵王連峰の形は、面白いものです。 2階と3階には、歴史展示があります。見ていると蔵王修験についてのものがありました。一つは年表。山形側だけでなく宮城側の出来事も綴られています。 また、蔵王に登る歴史的な登山路の地図があり、山形の3つの登山路と宮城側の登山路が描かれています。現在の遠刈田温泉にある刈田峰神社=嶽之坊の写真もあります。宮城側の道=遠刈田からの道です。山形側の3つの登山道は、まだ使える状態にありますが、宮城側の道は、50年の歳月を経て、5年前に復活されました。 蔵王修験の歴史については、いろいろと文献がありますが、こういう常設展示があることを初めて知りました。いい勉強になりました。 このページのトップへ 前月の記事へ
(C)Akihiko URAKAWA
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