気仙沼から登米・栗駒へ  2022年1月28日


 昨日は気仙沼のオルレを歩きましたが、今日は、登米の町を経て、栗駒経由で帰宅。 気仙沼は、昨年の朝ドラ「おかえりモネ」で沸いていましたが、今日の登米も同じです。

 朝、快晴の空に日の出。大島の亀山山頂付近からです。今日もいい天気のようです。

 宿を引き払い、気仙沼の買い物を済ませてから登米へ。三陸道経由ですが、車のナビが5年前のもので、現在の道路を反映していません。携帯のナビを使い何とか三陸道へ乗り込みました。

 登米は「明治村」と呼ばれる昔の建物が残っている地域。小学校跡に行くと、きちんと校舎が保存されていました。地元の人たちの見識に感心。

 続いて行ったのが長沼フートピア公園。オランダ風の風車があるところです。かつての迫町が作った施設のようですが、広々とした長沼のほとりにある施設です。ここにも、モネの施設。長い滑り台がありました。

 ここから、栗駒へ。途中、内沼のほとりを通ると、サンクチュアリの施設がありました。伊豆沼内沼は、ラムサール条約の登録湿地ということで保護されています。沼のほとりには、おびただしい数のカモそしてハクチョウなどの水鳥が。

 このあと栗駒へ回り、木質ペレット300㎏を購入し、東北道を自宅に向かいました。なかなか県北に足を伸ばせないでいましたが、いい旅になりました。



気仙沼唐桑オルレ  2022年1月27日


 気仙沼唐桑オルレを歩きました。

 オルレの出発点、唐桑ビジターセンターは、唐桑半島の先っぽ。遠刈田からだと宮城県の対角線上にありとても遠いところです。三陸道が全線開通したので早くはなりましたが、2時間半すこしかかりました。

 ビジターセンターで地図をもらい出発。御先(おさき)神社、御先岬、灯台を経て海辺の道を歩きます。海の色がとてもきれいです。海岸の岩は板状の摂理が入っています。唐桑半島は、中生代三畳紀、古生代ペルム紀の泥岩からできているそうで、堆積した泥岩が板状に割れているようです。

 オルレの道は、結構急な上り下りを含んでいます。しばらく行くと神の倉の津波石。先の地震の際の津波で運ばれてきた巨大が岩が波打ち際にあります。過去の写真と比べるとすぐわかります。最大のもので150トンあるそうで、津波の巨大なエネルギーを感じさせられます。

 急な弥右衛門坂を登るとバス通り。この辺りは、海を離れて集落の中を進みます。椿のトンネルは「市の花」だそうです。唐桑御殿の家並みは、リッチな漁師さんの家々が並んでいます。ここでコースが分かれますが、ランチのためにBコース。途中で昼食にするためです。

 しかし、結果的には、バスの時間の関係でお昼を少し延して、早いバスに乗れた方がよかった。1時間近くバス待ち時間ができたためです。

 その後、合流地点の笹浜漁港。ここから、満潮みたいなので迂回コース。急坂の連続です。

 フィニッシュの半造に着きました。工事中なのでルートを変更するという掲示がありますがよくわかりません。ともかくも、F地点へ。次のバスまで時間はたっぷり。オプションコースも回りましたが、こちらも急な上り下り。バス停まで歩きました。GPSの記録を見ると、距離は11㎞近く、累積標高で約500m登ったことになっていました。結構きついはずです。なお、沿道には地元の小学6年生が作った樹名板がネットデータとリンクした形でつけられています。樹木観察しながらのオルレ歩きに一興を添えています。

 だいぶ待ってバスでビジターセンターに戻り、車を回収。帰りに、この度大島にかかった橋を試し渡りしました。大島の人たちの「悲願」の結晶です。その後予約していた宿に行き、夕食は気仙沼の魚介を満喫しました。



賽ノ磧         2022年1月25日


 無風快晴の一日、かよう会の皆さんと、賽ノ磧へ行ってきました。

 すみかわスノーパークからスタート。新滝沢とエコーラインの間を登っていきます。今日はすみかわスノーパークはリフトは休業。静かです。

 時折エコーラインを通りますが、ガードレールがわずかに顔を出しているだけですっかり雪に埋もれています。キツネやリスやウサギの足跡がありました。

 少し登ると後烏帽子と屏風岳が見えてきます。風の強いところはシュカブラになっています。フカフカの雪です。

 蔵王寺まで登ってきました。カナガラ仏は思ったほど埋まっていませんでした。西側に蔵王寺の建物があるからでしょうか。

 駐車場も真っ白。ここまで来ると、刈田岳・五色岳・熊野岳が見えてきます。真っ白です。

 近くでカレーパスタの昼食。12時過ぎに下山開始。途中でハロ(日暈)が見えました。天気は下り坂のようです。雪上車は動いているようです。1時過ぎにすみかわスノーパークに戻りました。

 いい天気、風も無いという、月に数日あるかないかの天気でした。



北海道旅行5 北海道から仙台へ  2022年1月20日


 朝、部屋の窓から朝焼け。山並みも見えます。位置からいうと、日高山脈のようです。

 今日は、8時3分の電車ですから、荷造りをして、朝食会場へ。

 チェックアウトしてタクシーで登別駅へ。ここはクマ牧場が有名ですが、駅にあったヒグマのはく製の大きさにびっくりです。

 特急北斗4号で、新函館北斗駅へ。途中、噴火湾の向こうに陸地が見えます。 2時間すこしで到着。大沼公園では、うっすらと駒ケ岳が見えましたが、昨日ほどは景色が見えません。

 新幹線に乗り換え。車内販売がないため、昼の弁当を購入。はやぶさ22号に乗り込みます。新青森、八戸、盛岡、次が仙台です。2時間半で着きます。早くなったものです。

 大昔、初めて北海道に行ったときは、仙台を出て、青森までほぼ1日、青函連絡船で5時間ほどでようやく函館でした。50年前ですから、当たり前かもしれませんが…。

 早くなったとはいえ、北海道旅行は、飛行機、高速バスの時代に変わっています。今回は、知床に行けず、周回することができませんでしたが、これも、冬の旅でしょう。1年半ぶりの旅行でした。

 


北海道旅行4 帯広から登別へ快晴の旅  2022年1月19日


 荒れた天気が続きましたが、今日は快晴。朝焼けも見えました。朝から豪華版の朝食。

 ゆっくり9時半のバスで十勝川温泉を出発。ところがこのバス、混んでいて帯広まで満員でした。途中、遠くの山がくっきり見えます。

 帯広から始発のとかち6号で狩勝峠を越えます。石勝線(石狩と十勝を結ぶ)です。2日前に通った時は、雪降りの中でしたが、今日はくっきり快晴。

 帯広の街の向こうにくっきりと雪を抱いた山並みが見えます。十勝の次の停車駅は芽室、ここからは、かつて登ったことのある芽室岳が見えていました。

 峠を越えて雪景色の中を南千歳まで下ります。今度は函館行きの特急北斗14号で今日の宿のある登別まで。途中、支笏湖のある樽前山がきれいな姿を見せていました。駅でシャトルバスに拾われて、今日の宿、虎杖浜温泉ホテルへ。ここは海の近くですが、山の方に行くと有名な登別温泉です。

このホテルは白老町にあります。白老には最近リニューアルした、ウポポイがあり、すぐ近くなので時間的には寄れたのですが、見落としてしまいました。残念。大幅な予定変更だったのでしかたがないか。ただ、宿で聞くと、前日までの予約制なのだそうです。前から準備しておかないと入館できません。白老では列車の車内放送にアイヌ語が流されていました。これも時代の変化なのでしょうか。

 せっかく北海道に来たからと、今日の夕食は少し豪華。毛ガニ一杯と白老牛すき焼きの付いたコース(といってもそんなに高くはない)にしました。そうでなくても結構な料理ですが、完食。いい思い出です。



北海道旅行3 釧路の街と十勝川温泉  2022年1月18日


 釧路にいます。本当は今日、知床ウトロに行くはずだったのですが、大雪のため釧網線が1日運休。他の手段が見つからないため断念。

 今日は朝ゆっくり釧路見物。前に来たのは、2016年に横浜からバンクーバーまでのアラスカクルーズのとき。この時は、カナダ人たちと釧路湿原を見学しタンチョウを見、釧路の街を歩きました。それ以来6年ぶりです。

 今日は、幣舞橋まで往復と和商市場だけでしたが、釧路は日本のはずれ!の街ですが、実に文化的な街だという印象を持ちました。大通りに数多く置かれた彫刻、特に幣舞橋の春夏秋冬と題された4つの彫刻は日本を代表する4人の作です。春:船越保武、夏:佐藤忠良、秋:柳原義達、冬:本郷新。この橋が、北海道の三大橋と言っていることがよくわかります。図書館やフィッシャーマンズワーフや隣のEGGも驚きの建物です。

 また、和商市場は、「勝手丼」で有名ですが、港町釧路を代表する市場です。こちらも北海道三大市場と言っているのも納得です。まだ旅が続くので買い物はできませんでしたが。

 11時24分の特急おおぞらで釧路を離れました。時折太平洋を見ながら雪景色の中を十勝平野の中心地帯広へ。ここから、十勝川温泉へバス。

 この温泉は「モール温泉」世界に2か所しかない、亜炭が主成分の温泉で、黒い温泉です。泊まった宿・富士ホテルは自家源泉だそうで加水加湯なしだそうです。ぬるぬるした、経験したことがない泉質です。

 近所にあるコンビニ・セイコマートは北海道のローカルコンビニ。そこで購入したビールも北海道特産。ささやかな北海道を楽しみました。

このホテル、風呂も夕食も楽しめました。



北海道の旅2 トラベルはトラブル!     2022年1月17日


 いよいよ北海道の旅です。昨日は着いたばかりでゆっくり新函館北斗の駅を見なかったのですが、少しうろうろしてきました。今日は、6時20分発の特急に乗り、知床斜里への長い道のり。現地に午後5時前に着こうとするとこんな時間の出発になります。駅の改札は6時までしまっています。売店も6時10分オープン。周りにコンビニもありません。

 6時少し前に駅に着きました。この駅は5年前にできたばかりの、ピカピカ駅です。改札近くの壁に、昨年の世界文化遺産になった縄文文化から伝わるアイヌの文化の展示がありました。結構力が入っています。東北地方の観光案内の中に遠刈田温泉があるのを見つけました。

 売店が開いて朝食の弁当を購入、すぐに入線です(後で思うに2食分買っておけばよかった)。てっきりここが始発だと思い込んでいましたが、始発はやはり函館駅なんですね。うっすらと積もった雪の中を走ってきました。

 走りだすと、この2日間の雪は、大ごとだったらしく、かなり積もっています。太平洋側の海辺を走っていくのでさえこの雪です。少し遅れて南千歳でおおぞら3号に乗り換え。遅れたので大忙しの乗り換えとなりました。少しひやひやです。逃すと次の電車まで2時間半以上開いています。

 ほっとしたのもつかの間、一駅進んだ追分でショックなアナウンス。線路を倒木がふさぎJR職員で処理できないので、伐採業者を呼ぶそうです。現地に着くまで1時間、作業に1時間かかるということで、進めません。2時間遅れると、釧路着は16時、車内販売もないので食べるものもありません。追分の駅の周りには食べ物を売っている店はなく10分以上歩くそうです。タクシーもありません。仕方なく、飲料水だけ確保して2時間待ちました。

 2時間遅れの11時半出発。これからは、難所「狩勝峠」を越える道です。周りの積雪は、どんどん深くなりました。今でこそ、トンネルがいくつも掘られていますが三浦綾子の小説にも書かれた難路だったのです。とようやく峠を越えて、占冠、トマムを過ぎると十勝平野に入ります。帯広着は2時、どうせ、次の特急に乗っても、釧網線への乗り換えは同じですから、途中下車して、昼食。ホタテそばを頂きましたが今一つ。とにかくおなかを満たして、次の2時間半後に出た特急に乗り込み終点釧路に向かいました。

 ところが、釧路近くでアナウンス。なんと、釧網線は積雪のため途中の摩周までで運転打ち切り。知床斜里へは行かないのです!第2のショック。釧路駅に着いてみると、知床斜里へは明日も運休、とのこと。

 取り急ぎ、釧路駅近くで今日泊まるところを探して、今夜と明日の2件の宿にキャンセルを入れました。せっかく時間をかけて作った旅程もここまで。

 残り3日をどうするか、いろいろとシミュレーションして、バスを使っても知床ウトロ行きは無理なこと、仕方がないので、行った事のない温泉につかりながらもどる新プランを作り、旅を続けることにしました。後半は、北海道温泉紀行、になります。

 夕食は、ホッケ定食。北海道産のビールとワインで晩酌。

 まさに、トラベルはトラブル。冬の北海道の旅の怖さです。

 


北海道の旅1      2022年1月16日


 しばらく旅に出てないな~、と思いつつ、次々と起こるコロナの波、少し収まったこのうちに人の余りいないところを歩こうと、5日間の旅のスタート。

 目指すは、冬の知床。この時期にしか見れない景色を期待します。大人の休日切符、東日本・北海道版。初めて使います。

 朝焼けがきれいでした。昼までは不動さんの森の雪山トレッキングに付き合い、午後出発。今日は、新函館北斗まで。北海道新幹線、初体験です。白石蔵王からこの列車に乗るのは、いじわるされているようなダイヤ。1時間に1本しかない列車が仙台に着く数分前に新函館北斗行きが出るのです。おかげで仙台駅で約1時間の待ち合わせ。しかし乗ってからは早い早い。盛岡、新青森、次が新函館北斗です。約3時間。昔、海峡連絡船に乗って、などという時代を思い出してしまいました。新函館北斗には、6時半着。

 プランを作っていて感じたのですが、今や北海道の旅は、鉄道ではなく、飛行機・高速バスの時代になっていること。仙台から知床に行く早い交通機関は、飛行機であり、道内では高速バスなのです。でも、今回は、基本は鉄道(ウトロまではバスしかないのです)。

 仙台駅から3時間余り、新函館北斗駅。今日はここまで。駅前徒歩1分のホテル泊。ここには天然温泉があり、お値段も格安。旅人には夢のような宿。夕食はジンギスカンとおにぎり。

 ただ、明日はウトロまでたどり着けず、鉄道に一日乗っても、知床斜里駅までしか行けません。それも、朝6時20分発の特急です。久しぶりに北海道で鉄道に乗り、北海道の広さを感じました。ということで明日は5時起きです。早く寝なければ・・・・・。



野鳥の森      2022年1月11日


 かよう会の皆さんと野鳥の森を歩きました。この数年で一番の降雪です。

 冬でも、春の準備が始まっています。コブシの冬芽が膨らんでいました。 キツネ?の足跡も。その他リスやウサギも。何者かのねぐらも。

 メジロコースの東屋で昼食。今日はクリームシチュー。パンと一緒にいただきました。

 ただ今日は、下山途中から雨に変わってしまいました。



快晴の刈田岳・樹氷原     2022年1月10日


 連休の月曜ですが、高気圧に覆われ天気が良さそうなので、刈田岳に樹氷を見に行くことになりました。

 遠刈田8時半出発。すみかわスノーパークで仙台の山友達と合流し5人パーティーです。すみかわスノーパークの駐車場はかなり入っていました。さすが祝日の好天日です。

 9時半、リフトを3本乗り継いで出発。後見リフトの出発点はフカフカの積雪。中央コースをたどり縞の沢へと向かいます。白い雪原に時折赤い実。ナナカマドのようです。正面には刈田岳の三角の頂が見え、左手には南蔵王、右手には北蔵王の山々が見えてきます。

 縞の沢を越えたところから本格的な登りになりますが、この辺りから樹氷が見えてきます。過冷却水蒸気が凍りついたエビのしっぽと呼ばれる氷がアオモリトドマツの周りをびっしり囲んでいます。

 強風の中、最後の急登を登りきると避難小屋、そして山頂です。山頂のすべてのものがエビのしっぽに包まれて凍り付いています。神社の鳥居、神殿、山頂の標識に至るまですべてです。遠くに安達太良連峰・吾妻連峰・飯豊連峰が見えています。

 樹氷原まで降りると、そこには、スノーモンスターの名の通り奇妙な形の氷の塊が乱立しています。かなりのアオモリトドマツが枯れたにもかかわらず何とか樹氷の形をしていました。快晴の青空とのコントラストが見事です。今シーズン第1回目の当たり日でした。

 風当たりを避け樹氷の陰で昼食。そののちエコーライン、中央コースを経てスキー場に戻りました。



阿武隈山地の山歩き 深山から明通峠     2022年1月4日


 年明けの火曜日は、かよう会の皆さんと阿武隈山地を歩きました。

 深山から四方山登り口の明通峠まで。深山登山口の駐車場がスタート。南側の「たかうち」ルートを登り深山山頂へ。金華山は見えていましたが、蔵王は雲の中。

 ここから四方山へは「みちのく潮風トレイル」のコースで、立派な道標とテープがありました。いくつかのピークを越え約1時間半。明通峠に置いた車まで到着。丁度昼時でした。今日のハイキングはここまで。

途中の山家山(瀧浅山4等三角点)の標識はちょっと変わっていて、普通南側の面しか文字は書かれてないのに、他の3面にも文字が書かれていました。  植生も蔵王の山とは違い、紅葉常緑樹が見られ、また、クヌギなどの大木もありました。

 定休日の山元の「田園」はパスして、亘理の「田園」へ移動。結構混んでいて、1時間後にホッキ飯にありつきました。

 2022年の山歩きのスタートです。





雪の正月      2022年1月2日


 雪の年明けになりました。

 大みそかから降り始めた雪は、元日も続きました。雪の中、遠刈田の刈田嶺神社へお参り。例年のような松飾ですが、今年は、蔵王大権現の像が飾られていました。

 この間の雪で、家の周りには20~30㎝積もっています。コンポストが半分近く隠れています。

 2日になり、ようやく雪はやみ、日が出ました。雪面に木々の影が映っています。訪問者は、シジュウカラやヤマガラばかりです。







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