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快晴の日 2021年1月25日高気圧に覆われ、快晴の一日になりました。風もなく穏やかでした。この冬初めてです。 こけし橋から蔵王連峰の山々が見えています。熊野岳・刈田岳の中央蔵王、奥まった真っ白な屏風岳、馬の神岳と水引入道の南蔵王、そしてスキー場が見える烏帽子岳。 こういう日なら、稜線に行き、雪の刈田岳山頂か樹氷でも見てくればよかったと、若干の後悔もありました。 湯口清水と蔵王大権現像 2021年1月21日蔵王町内平沢に蔵王大権現がある、ということで、行ってきました。 平沢の弥陀の杉の近くです。入口に説明看板と駐車スペース、四阿がありました。説明版によると、この地ではかつて湯が湧いており、元和9年(1623年)の蔵王火山の噴火(寛永の大噴火)のときに、湯から水になったそうです。それ以来、この清水は平沢地区の飲料・生活用の水として、また水車を回し米搗きや粉ひき等に利用し、さらに田に引く水として利用され、大干ばつの際にも涸れることなく、住民に水を与えたので、ここに神社をまつり、大事にされたとのこと。 湯が水に変わるなど珍しいことですが、ここの地名が「湯口」ということで分かるように実際にあったようです。水脈の変化? 境内に進むと、木彫りの蔵王大権現の像が屋根付きの社に鎮座していました。鳥居をくぐり、急な階段を上ると赤い社殿があります。 湧水地点は水源として柵に囲まれていましたが、湧水を汲む所はパイプにより導水された蛇口になっています。水量は豊富で、この地区の500戸の水源として利用されているようでした。 町の中には、まだまだ知らないところがあるのだな、と改めて思いました。 雪の蔵王古道 2021年1月20日19日、20日と雪の蔵王古道を歩く機会がありました。 19日は、強風・地吹雪の一日でした。峩々温泉分岐から滝見台まで歩きました。吹きさらしの旧料金所では、地吹雪が舞っていましたが、林の中に入ると風はやみ、ふかふかの新雪の中を歩きました。 途中、豚汁の昼食。気温が低く(-8℃)さすがの厳冬期仕様のガスも火力が上がらず、いろいろと工夫をしてやっと本調子。なんとか具材に火が通り、熱々の豚汁をいただきました。 翌20日は打って変わった晴天。この日は、蔵王古道の取材に同行しました。午前中は願行寺にある薬師堂。杉林の中にうっすりと雪を纏い佇んでいました。その後遠刈田温泉に移動。刈田嶺神社を見て、午後は雪の蔵王古道。昨日とは全く違い、微風もありません。 いろいろな表情の冬の蔵王古道でした。 ペレットを買いに山形へ 2021年1月18日我家の冬の燃料ペレットを買いに、山形の寒河江に行ってきました。家から60㎞余りです。さすがに山形の方が雪が多いですが、道路は乾いています。 400kg分のペレットを購入・積んで戻ります。途中、山形名物の肉そばとゲソてんの昼食。朝は晴れていましたが、帰りは時折小雪がちらつきました。笹谷トンネルの部分だけ高速を利用し、無事家に戻り、ペレットをしまいました。 ふかふか雪の白龍滝・千年杉コース 2021年1月12日日本海側で記録的な豪雪となっている1月半ばですが、太平洋側のこちらでも、この何年かで見たことのない大雪になっています。 かよう会の皆さんと、白龍の滝・千年杉周遊コースを歩いてきました。ふかふかの雪のラッセルです。 駐車場から、オオルリコースに取り付くと、ひざまで埋まるラッセル。先頭は、時々藪を踏み抜き、腰まで埋まりなかなか進みません。白龍の滝まで、夏道の倍の2時間が必要でした。滝はわずかに流れていますが、雪で白くなっています。ここから急登。時々は膝を使いながらのラッセルで、ようやくゲレンデへ。最後の部分は時間短縮のためゲレンデの橋を歩き、12時にようやくレストハウスに到着。 トイレ休憩の後、千年杉コースを下りていきます。こちらも1m以上の積雪、それもふかふかです。少し下ったところで昼食。積雪量が豊富なので、スコップであっという間にテーブルと椅子を切り出し、具沢山ラーメンの昼食を頂きました。 昼食後、下山の続き。針のような結晶が枝に着いた霧氷が残っています。ところどころに見える赤布を見ながら降りていきます。沢を渡る地点に取り付くと、雪の団子でルートが見えません。何とか渡渉し登り返して、薄い霧の中の千年杉へとたどり着きました。 ここからはブナの森の中を下ります。登山開始後6時間30分かかり、スキー場へ戻りました。とにかく雪が多く、「2周くらい回った気分」の周回ルートでした。 奈良中宮寺の国宝展 2021年1月8日用事があり、久々に仙台に行ったついでに、宮城県美術館で開催されている「奈良中宮寺の国宝展」を見てきました。 地下鉄で川内まで行き、坂を下って美術館です。雪が残っています。 会期があと数日ですが、人出はさほど多くありません。東京の美術館と違って、とても見やすいです。 中宮寺は、斑鳩にある小さな寺で、これまで2~3度訪ねたことがあります。記憶に残るのは、暑い夏の日に汗をかきかき歩いて、お堂の中のご本尊を見た時、ひんやりとしたのを覚えています。 多くの寺宝とともに、土門拳や入江泰吉など4人の撮影した写真も迫力がありました。 ご本尊の「菩薩半跏思惟像」も広い会場にゆったり置かれていて、周りをぐるりとゆっくり見ることができました。東京の美術館ならこうはいかないところです。 ところで、この中宮寺の菩薩と並び有名な京都の広隆寺の菩薩像があります。このどちらも、弥勒菩薩像だと思っていましたが、こちらの中宮寺の像は、国宝 菩薩半跏像(伝如意輪観音)となっています。また、制作当時の金箔や彩色が画像で再現されており、1300年の歴史を実感できます。 ゆっくり見られた展示会でしたが、やはり仏像は美術館より、お寺のある方がしっくりくるな、とも思いました。 野鳥の森 2021年1月5日野鳥の森を歩きました。ことりはうすのデッキに行くと、ヤマドリとリスの足跡。ヤマドリは、大きいのと小さいのとが歩いています。 この数年と打って変わって、野鳥の森は豊富な積雪で、ツボ足では歩けません。ワカンを履いてカッコウコースを登り、えぼしスキー場の駐車場へ。 そのあと、ヤマガラコースからメジロコースを下り、ホオジロコースの四阿で昼食のクリームシチューの昼食。 そのあと、ウグイスコースからコゲラコースを経て、野鳥の森をぐるりと一周して、雪の野鳥の森を楽しみました。 鳥とキツネ 2021年1月4日周りを雪に囲まれたまま、静かに正月が終わりました。2日は晴れましたが、あとは曇りや雪。 雪に覆われ、食べ物を探すのは大変そうです。庭にあるヌルデの実を食べに、ヒヨドリやシジュウカラがやってきます。木にとまって食事中のヤマガラも。 そして雪の上には足跡が・・・・。キツネです。食べ物を求めて、庭を一回りしたようでした。 雪の正月 2021年1月1日年末から年明けにかけて、雪です。この数年にないことです。しんしんと降り続き、15㎝くらい積もっています。 用事があり遠刈田の町に行ってきました。こけし橋のこけしが白い帽子をかぶっています。人の姿はほとんどありません。ついでといっては何ですが、刈田嶺神社にお参りしてきました。雪が積もり、いつもと違う雰囲気です。 コロナ禍での新年の遠刈田温泉街でした。家に戻ると、林は真っ白です。自動車にもしっかりと積もっています。静かに明けた新年です。 このページのトップへ 前月の記事へ
(C)Akihiko URAKAWA
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