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古道を行く第7回御山詣り 2020年8月22日第7回になる「古道を行く第7回御山詣り」が行われました。今年は、コロナ禍の最中ということで、人数を減らし、様式を変えての実施でした。 下からの御山詣りコースには45人、上からの体験コースには17人の参加でした。全体の開会式なし、5人+先達2人の班行動で、下から9班、上から3班で行われました。 下からの班は6時30分スタート。1450m高い刈田岳をめざしスタート。8時間以上かけて山頂をめざし歩き続けました。 今年は、大黒天から上がアサギマダラの大乱舞。これらに癒されながら、事故もけがもなく山頂に到着しました。 今年も、スタッフでのサポートでした。 不忘山でフボウトウヒレンに会う 2020年8月14日日々の巡視も忙しく、また、山の日登山や御山詣りのイベントもあり、このサイトの更新まで至っていません。今日は、花の山「不忘山」に行きました。この山は、蔵王連峰の中ではちょっと変わった「花の山」他の山にはないいろいろな種類の花が咲いています。おそらく、氷河時代の終わりころ、ほかの山々と違う動きがあり、それが現在に伝わっているのだと思います。 登山はじめの、白石女子高小屋跡を出てすぐ、巨大な倒木がありました。今は架木になっていますが、外れると登山道を横断しそう。歩いているうちに、変わった模様のチョウチョを見かけました。調べてみると、キンモンガのようです。 真っ赤なアカモノの実が生っています。マルバダケブキの花も散りかけ。ウメバチソウも咲いていました。トモエシオガマはチリは散り始め。 ここ不忘山の名を名乗るフボウトウヒレンは、地味ですが、咲いていました。トウヒレンは唐飛廉と書き、唐は外国風、飛廉は翼のあるアザミの意味だそうです。 山頂では、イブキトラノオが咲いています。同じイブキの名の付くイブキジャコウソウは今年は特に多いように感じました。山頂は霧の中で、視界は20mくらい。道を知らない人なら恐怖を感じる状況です。 山頂滞在数分で下山。下りでは、散り始めながら色鮮やかなアヤメやキンコウカを見ました。 夏から秋へと変わりつつあります。 一切経山で魔女の瞳に会う 2020年8月5日7月から始まった巡視の仕事。せっせと山を歩いているのですが、こちらのページの更新まで行きません。山に行った日には、レポートを作成するので終り。また、8月22日の御山詣りの準備や、ガイド協会の8月10日の山の日トレッキングの準備と、結構忙しく日々が過ぎていきます。 今日は、このどれとも違う、隣の福島県の吾妻連峰にある、一切経山に行き、魔女の瞳を見てきました。カミサンのリクエストです。 昨日は、登山道の刈払い作業をしたので、けっこう疲れが残っていて、標高差350mの登りに苦労しましたが、なんとか山頂にたどり着き、無事に魔女の瞳を見てきました。ただ、雲が広がり、光が当たっていないので、色は地味な感じです。 山頂には、一等三角点の標石がどんと据えられています。このコースには、酢ヶ平に立派な避難小屋があり、バイオトイレもついています。入口にはビジターセンターも。さすが国立公園です。 歩いているといろいろな花や実に会いました。湿地にはタテヤマリンドウの可憐な姿。オオバスノキには、ベリーがたくさんついていました。 このページのトップへ 前月の記事へ
(C)Akihiko URAKAWA
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