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宮城県美術館・コローから印象派へ 2021年9月30日しばらく行ってなかった仙台ですが、用ができ行ってきました。 せっかく行ったついでに、と宮城県美術館の特別展「コローから印象へ」という展示を見てきました。ランス美術館コレクションなのだそうです。一連の風景画が展示されていました。はでさはありませんでしたが、今日の展示のゴールに当たる印象派のモネまでの風景画が展示されていました。 ルノワールの風景画は、初めてなのでちょっとびっくり。描かれた木にも彼特有の筆致を感じました。 風景画を屋外で描くためには、チューブ入りの絵の具が必要だったようで、こういう画材の進歩も背景にあったようです。 同時に開かれていた「皇室の美」展覧会では、さすがに、著名な画家、彫刻家の作品がありました。特に、丸山応挙から東山魁夷に至る、日本画の作品が見事でした。 1年以上経った美術館でしたが、少し自由の空気を吸うことができました。 あとは、映画「MINAMATA」を見、登山靴の張替を依頼して、久々の仙台を後にしました。山の道具屋が移転していたのにはびっくり。浦島太郎になった思いでした。 イロハ沼へ 2021年9月28日今日は、かよう会で、山形側のイロハ沼まで遠征。 刈田山頂駐車場がスタート。井戸沢あたりから紅葉。宮城側は雲海。山形側は晴れています。朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰が見えます。 馬の背を歩くと、お釜が見えています。バックは雲海。熊野岳方面は青空に巻雲。 避難小屋まで登ると、月山と鳥海山。ワサ小屋跡まで下ります。ここから、祓川方面へ下ります。途中、紅葉が見事。コケモモの実が美しい。エゾオヤマリンドウが咲き、ミネカエデは赤や黄色に色づいています。 御田の神まで下ると、社は笹の中。さらに下ると、木に2羽のホシガラス。ギャーギャーと鳴いていました。 イロハ沼は、草紅葉。ここで昼食。ここから見ると、熊野岳の鷲岩は、鳥が羽を広げているよう。イロハ沼を後にして、下ります。途中、ヒロハツリバナという珍しいものを見かけました。真っ赤です。 ロープウェー駅まで降り、800円の切符購入。地蔵山頂まで10分間の空の旅。 地蔵山頂駅に着くと、お地蔵さんの奥の三宝荒神山は紅葉しています。トラバスルートを戻りワサ小屋へ。さらに熊野岳山頂を経て馬の背を歩きます。三叉路と熊野岳山頂には新しい標識。大きくてわかりやすい。 刈田岳山頂付近も紅葉していました。 船岡の彼岸花 2021年9月21日蔵王かよう会では、今日、船岡の彼岸花見物に出かけました。地元の方にガイドしていただき、彼岸花三昧の一日になりました。 船岡の郷土館駐車場に集合。山崎山公園の、山下公園からスタート。ここから、船岡城址公園まで、1時間半余りの里山歩きです。途中、「海軍」なる標石が何箇所も。それは第2次大戦のときまでここに海軍の弾薬庫があったことに由来するとのことでした。いろいろな花が咲いている山道を進みます。 船岡城址公園の頂に立つ観音像は、真っ青な空を背景にして真っ白な姿がくっきりと。胸に平和のシンボルの鳩を抱いている、ということを初めて知りました。白石川と蔵王連峰の見えています。 公園内には、曼殊沙華(彼岸花)がたくさん植えられています。中でも有名なのは「赤富士」。富士山の形を赤い花で表しています。山頂あたりの白い花は、雪を表すのだそうです。また山頂の左上には太陽が見えます。 「天空の花園」と銘打った場所には、3年間で5万株の曼殊沙華を植えた、と記されています。 白石川の土手に抜ける千桜橋からは東北本線の線路の向こうに蔵王がそびえています。 土手を船岡駅方面に進むと、桜並木の両側に曼殊沙華の咲く素敵な道になっています。この曼殊沙華を植えた方にいろいろと話を伺うことが出しました。「土手内彼岸花ロード」と呼ばれているようです。 そのあと、駐車場に戻り、昼食。ナルミキッチンという食堂で、なかなかおいしい食事で締めくくりました。曼殊沙華(彼岸花)を堪能した一日になりました。 彼岸花 2021年9月19日彼岸花の時期になりました。松川のサイクリングうロード沿いに咲いています。青空のもと、蔵王連峰や青麻山を背景に、鮮やかな色です。 遭難救助 2021年9月18日昨夜、山遭隊ルートで連絡が入り、七ヶ宿でキノコ採りの方が遭難、ということで、5時半集合で救助に向かうこととなりました。4時に起き、4時半に遠刈田を出て、七ヶ宿ダム脇の集合場所へ。 そのあと、林道を登り、置いてあった車のところへ移動。捜索開始の打ち合わせの途中に、別ルートで沢に入ったグループから「発見!」との連絡。6時半でした。 一晩頑張り、自力で歩けるとのこと。歓声が上がりました。 山を下り、集合場所で2時間待機。9時半ころ、無事車で降りてきて、救急車で運ばれました。警察、消防、山遭隊で41名参加したそうです。 その後解散。遠刈田に10時過ぎ戻りました。 学校登山 大黒天~刈田岳 2021年9月16日自然の家の学校登山のボランティアで小学校のイベントのガイドをしました。あいにくの霧の中の天気でしたが、風も無く雨も降っていないので、馬の背・熊野岳はやめて、大黒天から刈田岳までの登山となりました。 視界二十m程の霧でしたが、こどもたちに登山の活動を体験させたい、ということで歩き始めました。途中、故障者も出てしばしの休憩。 そろそろ紅葉も始まっています。 一時間半ほどで、山頂到着。全く何も見えません。避難小屋を通り、宗高公の碑を経て、神社奥宮も近づくまで見えませんが、何とか山頂を踏み、レストハウスで昼食となりました。一時間半ほどかかりましたが、全員が「登頂」できました。 神社の社殿前には「アマビエ様」のお供えがありました。なんでも、知り合いのTさんが納めていったとのこと。 こどもたちは今日は自然の家で宿泊し明日までの活動だそうです。コロナで、学校のこどもたちの行事が次々と中止になっている今、こういう体験でも役に立つのかなあと、思った次第でした。 月山・紅葉の始まり 2021年9月14日月山に行ってきました。9月に入り、紅葉の始まりでした。 リフト駅に行く途中、ツルニンジンという植物の研究をしている人に会いました。根っこが朝鮮人参に似て薬になるそうです。 リフトに乗ると、ナナカマドが赤い実をつけています。 薄曇りの空のもと、姥が岳に登ります。ウメバチソウやミヤマリンドウなどの花が咲いています。姥が岳山頂からは、庄内平野と日本海。一面の草紅葉、ミネカエデなどの木々は紅葉を始めています。 ここから牛首へ。途中、夏の花も残っています。ハクサンイチゲ、イワショウブなどです。牛首からは急登の始まり。周りの木々は色づき始めていました。ちょうど昼に山頂。神社は営業を終えています。山小屋は営業中。昼食の後三角点。新しい標識が置かれていました。 ハクサンフウロやミヤマキンバイなどの夏の残りの花を見ながら、始まった紅葉の中を下ります。 エゾオヤマリンドウがいい色に咲いていました。 青麻山縦走 2021年9月10日自然の家のイベントの下見で、青麻山を縦走しました。 このところすっかり秋らしかったのですが、昨日より日差しが戻り、暑いかな・・と少しがっかりしてのスタート。下別当登山口を出発。 縦走路には、秋らしいものがいくつも見えました。三角のイボで覆われたタマシロオニタケ、シデの実、交尾中のキアゲハ、ナンブトウヒレン、ユキザサの実、そして最後のレンゲショウマの花。 空には、積雲、巻層雲、飛行機雲などが見えて、秋の気配を感じさせました。 熊野岳・地蔵山 2021年9月7日蔵王かよう会の9月の1回目の山歩きは、先週予定して歩けなかった中央蔵王・熊野岳~地蔵山でした。先週とは打って変わって、最高のお山歩き日和。快晴で、しかも暑くなく、さわやかな青空のもとでの山歩きでした。 刈田駐車場に着くころは、霧の中。少したつと霧は晴れ上がり、青空。新設されたトイレの前につけられたばかりの温度計によると、10℃。夏を越し、秋の気温です。 馬の背に登り、お釜展望の地に行くと、すっきりとお釜が見えました。馬の背をさらに進みコマクサ群生地に行くと、最後の花が残っていました。避難小屋に入ると気温は5℃。ここからは、北方の雲の上に、月山と鳥海山の頂が見えていました。ここから、ワサ小屋跡まで下ります。例のウバガミ様がお出迎え。 ここから地蔵山に登り返し。途中、ミヤマエゾリンドウに混じって、ウメバチソウが一輪。コケモモの実が実りオオバスノキは紅葉を始めています。 地蔵山頂からロープウェー駅に下り4、お地蔵様の前で昼食。 リンドウ咲く三宝荒神山を周り、熊野岳に登り返し、避難小屋から山頂に移動しました。 空は快晴、飛行機雲が青空に映えています。馬の背を経由し、お釜の姿を眺め、駐車場に下山しました。すっかり秋の風情でした。 このページのトップへ 前月の記事へ あなたは、人目のお客様です。 20210508リスタート
(C)Akihiko URAKAWA
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