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冬の蔵王古道:萩平 2022年2月22日かよう会の皆さんと、冬の蔵王古道萩平を歩きました。 今年は雪が多く、このあたりでもたっぷりです。萩平の駐車スペースに車を置いて、三階滝に至る林道を進みます。といっても、スノーシューでも20㎝以上潜る新雪。 古道のポイントに出て、官林境まで歩きます。新雪で、ラッセル。進みません。夏だと20分もかからないところが1時間以上かかります。 官林境まで行くと、除雪車が来ました。昨日の雪を削っています。澄川スノーパークは今日は休みのようですが、雪上車はやっているらしく、バスが何台か上がっています。 来た道を戻り、萩平で昼食。今日は風もなく快適です。テーブルを作り、調理。今日はポトフ。遠刈田のパン屋のパンを食べ、暖かいポトフをいただきました。 二ツ小屋隧道の氷柱と氷筍 2022年2月15日かよう会の皆さんと、二ツ小屋隧道の氷柱と氷筍を見に行きました。これは何かというと、福島と米沢を結ぶ国道13号線の旧道にあるトンネルの名前です。現在は使われていませんが、歩いていくことができます。 明治時代に作られた国道13号線は、山越えの難路で、いくつもの隧道(トンネル)が掘られています。記録によると、この二ツ小屋隧道は明治14年9月竣工とのことです。当時は幅3m高さ2.3m長さ353.6mのトンネルであったようです。昭和9年に現在の幅6m高さ5.1mになります。その後、現在の国道13号線の東栗子トンネル・西栗子トンネルが開通し使われなくなります。さらに4年前に「東北中央自動車道」ということで、福島から米沢までの高速道路が開通し、国道13号線を通らなくともこの難路を抜けることができるようになりました。 現在、この旧道は、歩いて通れる「万世大路」として地元の人たちにより手入れされています。冬になると、トンネル内の湧水が氷結し、氷柱や氷筍になるのです。 国道13号線の東栗子トンネル入口あたりからスノーシューを履き、歩き始めます。蛇行する道路をショートカットし登っていきます。標高差約200mの登り。1時間弱でトンネル入り口に到着します。入口は風格のあるレンガ造りで、右から「二ツ小屋隧道」と書かれています。 そこから、ヘッドランプとアイゼンを装着し、トンネル内に移動。氷柱が見えてきます。コースの入口に2月11日に事故があったことが記されていましたが、その時の血痕らしきものもありました。氷筍は1か所だけ確認できました。 約350mのトンネルを抜け反対側の入口に出ました。元の入口に戻りますと、入口付近に、地元の人の作った写真や看板があります。 ここから、下山開始。雪の表面は固く、アイゼンで歩けました。 明治時代からの先人たちの偉業を肌で感じることのできる場所です。 白銀の山 2022年2月14日高気圧に覆われ、快晴になりました。カメラを持って、遠刈田温泉の周辺を散策。 白銀の山が輝いています。熊野岳東の尾根には樹氷が見えています。 ミツマタの花がもうすぐ咲きそうです。オオイヌノフグリの青い花も見えます。春は近い? お不動さんの森 ふかふかの雪上散歩 2022年2月8日2月7日、8日と蔵王古道中腹の「お不動さんの森」の雪上散歩イベントに参加しました。 7日は、蔵王古道の会が呼びかけた冬の古道ツアー(成立しなかった)の参加者による有志イベント。峩々温泉分岐から不動尊まで歩き「雲に乗る不動尊」像を見て、この時期しか見えない不動滝の滝壺を見、お不動産の森で雪の中の昼食。テーブルと椅子を作り、ここで調理したクリームシチューとお汁粉のランチです。 翌8日は、かよう会のイベント。同じ峩々温泉分岐から少し上に登り、不動尊まで下りてお不動さんの森を歩いてランチ。 2日とも。冬にしては風もないいい天気で、雪の上を楽しみました。 「蔵王の達人」 2022年2月5日昨年末から行われていた、「蔵王の達人」講座が無事終了しました。 皆勤で終了。「修了証」と「ジオガイド養成講座参加資格認定証」なるものをいただきました。 副賞は、手ぬぐいでした。 白竜の滝から千年杉へ 2022年2月1日2月になりました。今日は、かよう会のみなさんと烏帽子スキー場を回るコース。白竜の滝から千年杉のコースを歩きました。 標高差500mのフカフカ雪のルートです。1m以上積もった雪の道を標高500m登ります。今回は参加者10名で、ラッセル要員も多数います。 1時間半で白竜の滝到着。ここから深雪の中をゲレンデを横切り、レストハウスに着いたのが12時。2時間半の登りでした。ゲレンデに出てからは強風のふきっさらしの状態。ゴンドラはそのため動いていません。従ってスキーヤーも皆無。いつもならゲレンデを横切るのに気を使っていましたが、今日に限り、好きなところを歩けました。しかし強風の中のことで、しばし、地吹雪に襲われました。 レストハウスでしばし休憩。出発後、千年杉コースを少し降りた地点で昼食。このころから、風が弱まりました。ラーメンの昼食。 それからフカフカの雪を下山。最大の難関の沢の渡渉も今年は雪が多く、すんなりいきました。 千年杉でしばし休憩。その後下山しました。登山者なし、気持ちのいい山歩きでした。 このページのトップへ 前月の記事へ あなたは、人目のお客様です。 20210508リスタート
(C)Akihiko URAKAWA
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