青麻山、北原尾から北原尾へ       2023年9月26日


 蔵王かよう会のみなさんと、青麻山西面のコースを歩きました。先週はパラコースから歩いたんですが、今回は北原尾駐車場がスタート。

 先週のゴール地点でしたが、草ぼうぼうの姿に、緊急に先週土曜日草刈りを行いました。その後片付けから。刈った草を集め、地面が見えるようになりました。

 ここを出発して約1時間、登山口を経て、60号鉄塔、59号鉄塔を通り、カタクリの丘まで登ります。展望の開けた丘から、遠白分岐を目指します。ユキザサには黒い実、トウヒレンが咲いていました。キノコもあり、タマゴタケ、ホウキダケなどを見ました。

 遠白広場で休憩ののち、七五六展望台へ。ここで昼食。南蔵王連峰が見えていました。

 下りは、同じコースを辿ったのち、鉄塔から直接伊藤牧場に降りる旧ルートを辿りました。途中アカヤマドリという名の大きなキノコが3つ。これは食用だそうです。

 伊藤牧場まで降りてみると、牧草はきれいに刈り取られ、どこでも歩ける状態に。ここから車を回して、遠刈田に戻りました。



みちのく公園のキバナコスモス       2023年9月22日


 みちのくの杜湖畔公園にキバナコスモスを見に行きました。

 曇り空でしたが、途中から晴れてきて、日が出ると陽ざしが熱いくらいでした。平日ですので、人もまばら。

 180万本植えてあるというキバナコスモスは見事です。ちょうど曼殊沙華も咲いていて、赤い花が鮮やかでした。

 池には、白と赤の蓮の花。風もなく橋が映っていました。

 サルビアやヒャクニチソウも花盛り。コキアはこれから。コブシの実がありました

 ふるさと村の旧家を回り帰りました。秋の始まりを感じた午後でした。



青麻山 パラ登山口から北原尾登山口まで       2023年9月19日


 かよう会の皆さんと歩いたのは、青麻山のパラコース登山口から北原尾登山口までのコース。

 歩きはじめのパラコース登山口は、牧草が茂り道がわからないほど。陽ざしは強く、木陰に入りようやく一息。標高差200mの急坂を休み休み上ります。本当に暑い。9月下旬になってもこの暑さ。風もほとんどなく、夏山です。1時間ほどで分岐点。暑いので高倉山はパス。

 木陰に入り、傾斜が緩やかになり、少しホッとしました。遠白分岐までのこの範囲は、昨年秋に草刈りをして以来の地、予想通り草が伸びていましたが、歩けないまではなっていません。

 高萩分岐までが特にひどい。ここから遠白分岐までは、多少まし、というところ。途中、ソーラー工事の音が響いています。ここを歩くのは、日曜日に限ると実感。9時半に出発し、ちょうど12時前に遠白広場に到着。ここで昼食にしました。

 そこから先は、今年春に刈りはらったので、さほどひどくはありません。この時期にこのコースを歩いて驚いたのは、タマゴタケ。この数日、雨が降ったせいか、登山道の左右に鮮やかな色で見えています。

 カタクリの丘まで雨がポツリでしたが、過ぎ去り青空。道端のタマゴタケを見ながら下山しました。

 春に造った駐車場も草が伸びています。第2駐車場は、藪になっています。

 ともかくも、この時期には歩かない、青麻山の登山道を歩いて、暑さとタマゴタケに驚きました。今年の高温は、異常です



遠刈田製鉄所跡草刈り      2023年9月16日


 蔵王古道の会で請け負っている、明治時代の産業遺産遠刈田製鉄所跡の草刈りが行われました。ひと夏の間に背丈ほどの草が伸び、史跡の高炉跡他何も見えない状態でしたが、草刈り後史跡がすっきり見えるようになりました。

 この草刈りは年2回行われますが、これにより明治時代の産業遺産を見ることができます。同時に、蔵王古道の会の活動資金になります。

 当日は、曇り空のもと、13名の参加で、刈払い機6台により、約2時間の作業を経てすっきりきれいになりました。



北海道の旅5       2023年9月13日


 最終日です。キャンセルしないで泊まったホテル、朝食の後、チェックアウト。12時過ぎの列車に乗るので、あまり遠出できません。調べてみて、これまで行ったことのない、旧青函連絡船摩周丸に行くことにしました。

 青森側には行ったことがあるのですが、函館側は初めてです。入場料500円。船は博物館になっていて、廃止された1988年の通りです。思えば、初めて青函連絡船に乗ったのが,1971年8月でした。仙台から北海道周遊券を買い、北海道旅行に出かけたのです。

 当時、カニ族といわれたキスリングという横長のリュックサックにテント、寝袋、炊事用具、その他を詰め込み、出かけました。2週間で、鉄道に乗り、北海道を歩き回り、5つの山に登った記憶があります。

 その当時の、3等席も残っていました。

 初めて認識したのが、昭和29年の台風での洞爺丸沈没事件。青函連絡船の5隻の船が台風の被害で沈没した、大事件でした。(洞爺丸台風)。第2次大戦の時に造られた船が遭難した事件でした。そのあと、この摩周丸はじめ7隻の新鋭連絡船が運行を担うこととなります。私が乗ったのも、このいずれかと思います。なかなか思い出深いものがありました。

 朝市の店を見て回ると、時間になりました。朝市も、一部はモダンな建物に代わっていますが、昔のままの店もあります。キンキの干物を購入して、駅に向かいます。

 ちょうど昼食時でしたので、駅弁カニ飯を買い、列車に乗り込みます。特急だと2駅で、新函館北斗駅。ここから仙台へは3時間半の新幹線の旅。仙台駅からバスで1時間で我が家に戻りました。



北海道の旅4       2023年9月12日


 今日は、小樽から函館への旅。朝早く出ると昼に着きます、と思いきや、「トラベルはトラブル」

 6時過ぎにホテルの朝食をとり、徒歩5分の小樽駅へ。札幌へ向かいました。この列車は、ちょうど通勤列車。50分ほどですが、次々に乗ってきて、札幌駅では満員、東京ほどの込み具合ではないですが、久しぶりに通勤電車を思い出しました。

 ここで函館行き特急まで40分。時間があるので、みどりの窓口で函館までの指定券を取りました。結構混んでいます。そして出発。定刻に各駅を通過して行きます。この分だと12時半に函館着で、朝市で海鮮をなどと考えていると、東室蘭で停車後列車は動きません。この先の森駅付近で豪雨で列車は運行できないとのアナウンス。この列車は、東室蘭で運行を打ち切り、札幌行きになるとのこと、「函館方面への旅行を中止することをお勧めします」などというアナウンス。確かに雨雲レーダーでは強い雨です。

 この列車に乗っていても見通しがわかないので、下りて改札、そしてみどりの窓口へ。何本かは運休するが、夕方4時過ぎの列車なら運行することがわかり、それに乗れば函館に着けることが分かり、そうすることにしました。みどりの窓口は行列。一人ひとり時間がかかります。払い戻しをする人、切符の変更をする人、なかなか進みませんがやっと順番が来ました。これでみどりの窓口をなくしたら、どうなってしまうのか。

 4時の列車の指定券がほしい、というと「満席」。自由席でどうぞ、と言われるが、運休後の自由席ほどひどいものはない、と知っているので、次の列車は、と聞くと、次の列車は5時ですが、それなら残っている、ということで、指定席を取りました。結果的にはこれが正解!

 でも、6時間もあります。ここで6時間つぶすのか…というのもありましたが、しかたがない。まず駅前のラーメン屋で昼ご飯。焼肉付きラーメン定食980円。

 次に、東室蘭の駅前散歩。駅前広場はさびれているのですが、1㎞も行くとにぎやかです。多くの街にあるヤマダ電器などの店舗が出てきます。駅前の印象と違い、ここは大きな町でした。

 駅に戻ったのが1時。そうだ、これまで行ったことのない室蘭の街に行ってみようとJRのホームで待ったのですが、全然動く気配がありません。しかたなくバスで室蘭駅に行きました。

 室蘭の街は、北海道のほかの街が整然と区画割りされているのと違い、道路が曲がりくねっています。駅前広場も荒れた印象。屋根のある商店街もシャッターだらけ、ところどころに古い建物もあり、昔の門司の街を思い出しました。観光用の地図がひどく、行きたいところに行けません。ようやく、旧室蘭駅にたどり着きました。

 復旧した鉄道で東室蘭に戻り、函館に向かいます。16時の列車は運休となっており、指定券を持っている17時が初列車。指定席で座っていきましたが自由席は大混乱のようでした。それでも30分以上遅れ、やっとのことで函館へ。雨でした。

 タクシー600円でホテルに入り、長い長いトラブルの一日を終えました。明日は最終日、昼頃北海道を離れ仙台経由で帰ります。



北海道の旅3       2023年9月11日


 残念ながら、日本で一番の紅葉を見損ねましたので、またの機会にして、北海道の旅を続けます。今日は、山から海へ、ということで、旭岳温泉を後にして、旭川・札幌を通り、海の町。小樽に移動します。

 始発のバスといっても9時半ですが、これで旭川の街に出ます。昨日は旭岳の頂上は見えなかったのですが、野営場から山頂が見えています。

 バスで1時間半、11時過ぎに旭川駅。12時の特急に乗るので、昼食を済ませます。旭川の醤油ラーメンチャーシューのせ。

 12時に旭川駅を出たライラック号は1時間すこしで札幌。ここで小樽行きの快速列車に乗り換え、小樽着は2時過ぎ。予約していたホテルに入り荷物を置いて、小樽の街見物です。

 駅からどんどん下がって運河に出、さらに海に出ます。運河沿いにある倉庫群は、今や立派な観光資源です。博物館の分室も入っています。鉄道跡もあります。

 海から、日銀通りを上っていくと旧日銀小樽支店のハイカラな建物。今は「金融資料館」という無料の博物館です。ここで、来年発行される紙幣について案内がありました。日本の紙幣の技術は相当なもので、ヨーロッパなどでは、プラスチックの紙幣に代わりつつありますが、紙を使った新しい技術は相当なものです。普通に使っている紙幣は、優れた技術の結晶なのです。

 この辺りは、明治大正のころの建物が残っている地区で、高校まで過ごした門司の街の雰囲気を思い出しました。



北海道の旅2       2023年9月10日


 今日は、バスで旭岳ロープウェーへ。

 旭岳温泉に宿泊するので、9時11分駅前発のバスに乗ります。空港経由なのでバスはほぼ満員でスタート。約1時間半の予定です。空港手前で渋滞。20分近く遅れて到着。

 いらない荷物をロッカーに入れ、ロープウェーへすんなり乗り、11時過ぎに姿見駅へ。天気は良好です。が、まだ青々としています。ところどころで、チングルマが紅葉したり、クロマメノキが赤くなったりしていましたが、今年の北海道は、異常な高温だったとかで、紅葉も進んでいません。裾合平に行っても仕方ないな、と池巡りの散歩道へ。ただ、この道、これまで一度も歩いていないのです。ここまで来ると、旭岳に登るため素通りしていました。旭岳は、これまで往復したり、黒岳へ縦走したり、トムラウシに縦走したりと何度も来ているのですが・・・。初めて登ったのが大学に入った年の夏休み、今から50年以上前です。

 夫婦池を経て姿見の池、白煙を上げる噴気孔とゆっくり回っても1時間余り。噴気孔の看板で旭岳が2800年前に爆発を起こし山体崩壊で今の形になったとあり、若い火山だと再認識しました。途中、昼食をとりながら回りました。旭岳登山道のところに看板があり、北海道の山道は5つのグレードに分けて表示しているようです。今日の道は第1グレード。登山道は第2グレード。・・・トムラウシへの縦走路は最高の第5グレードと色分けされています。わかりやすくて、よいことです。

 1時過ぎにロープウェーで下山。麓に降りて、ビジターセンターを訪ねました。国立公園には、環境省のビジターセンターがあります。ロープウェーのすぐ隣の一等地です。展示もいろいろとお金がかかってるなーというものもあります。

 センターの周りには散策路がいくつもあります。そのうちの一つをたどりロープウェーに戻り荷物を回収し、今日の宿まで歩きます。今日の宿は、これまで何度も泊まったユースホステルの白樺荘。23年前に今の建物ができたそうで、その前からお世話になっています。今回は、ちょっと贅沢に個室です。中を見てみると、ドミトリーでも昔と随分変わっていて、個人のベッド周りには設備がいろいろされて、高級寝台列車みたいです。風呂は昔のままで、露天風呂は森の中の風呂の印象のままでした。

 夕食は、ユースホステルの雰囲気を残した簡素なもの。かつてYHに泊まり歩いて北海道の山を登ったころを思い出しました。

 明日は旭川に戻り、小樽に向かいます。

 


北海道の旅1       2023年9月9日


 忙しさに明け暮れた8月末から9月初めでしたが、ようやくひと段落したので、旅に出ました。オトキュー切符を使っての北海道の旅です。目指すは、日本一早い紅葉の大雪山。  さすがに出発日は土曜日となりましたので、新函館北斗行きの一番列車は満員。2番列車でも旭川に18時半に着くので、これにしました。

 仙台9:50で新函館北斗乗り換え札幌行き。この列車は始発でなく函館発なので、結構混んでいましたが、席にありつきました。次の大沼公園でかなり下りて、ゆったりとなりました。噴火湾を右に列車は進みます。

 札幌着が16:04、旭川行きは4分前に出たばかりです。1時間待ち。同じJR北なのになんというダイヤでしょう。50分では中途半端ですが、今日はずっと列車なので、運動のため北大まで行ってきました。入口の近くの旧北大予科の建物を使った本部。この入口に橄欖岩のモニュメントがあります。それを見て駅に戻りました。

 土曜の夕方の旭川行きはとても混んでいて、列に並んだので席がありましたが、旭川まで埋まっていました。

 旭川に着くと、駅のイメージが変わっていました。駅前のホテルを予約していましたので、すぐチェックイン。夕食時なので、近くの歩行者天国の平和通りへ。夕食は塩ラーメン、じゃがバタつき。宿に戻り、ふろに入り、一日終了。



第10回御山詣り体験コース       2023年9月2日


 9月になりました。今年は、残暑厳しいままの9月です。

 第10回蔵王御山詣りのPart2、古道体験コースのイベントが行われました。このコースは蔵王古道のうち、上半分、すみかわスキー場から山頂までのコースです。初心者向けと宣伝していますが、これはこれで結構大変なコースです。

 今年は30名募集、であったのですが、希望者が多く、48名の参加でおこなわれました。スタッフ20名で8班に分かれての登山です。天気は上々で9月というのに少し暑いくらいです。

 晴天のすみかわスキー場で開会式ののち、約3時間余りのコースに挑みます。標高差は700mくらいあります。

 賽ノ磧を過ぎ、古道を大黒天に向かいます。暑いため、ここで給水ポイントを作りました。ここを過ぎると、約1時間の登り。

 12時過ぎに続々と山頂へ到着します。今日は御釜もよく見えて、絶好の登山日和です。記念写真撮影後、昼食をとり、1時半に下山。達成感の笑顔に包まれたイベントになりました。

今年の御山詣りは、先週の土曜に続き、日曜日に10周年記念講演会、そしてこの日と長丁場でしたが何とか終わりました。





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