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蔵王エコーラインの紅葉をドライブ 2024年10月31日高気圧におおわれた秋晴れになりましたので、エコーラインをドライブ。紅葉を見物に行きました。 山頂まで登るつもりでしたが、雲湧谷でストップ。澄川源流方面の景色を眺めました。まだ烏帽子側の山体は日が差してなく真っ暗でしたが、コントラストのきいた風景でした。この雲湧谷展望台、昨年給水用ロープが設置されましたが、その工事の踏み跡が作られ、登山道がほかの方面に誘導されてしまいます。左は澄川まで200mの崖ですので、とりあえず通行できなくしておきました。 車は山頂へ。駐車場は空いています。降りると西風が強く、寒いくらいです。刈田岳山頂まで歩くと、西から雲海が広がっています。社務所の宮司さんは、早池峰山が見えていたと言っていました。 風が強いので早々に下山、スキー場より上は紅葉が終わっています。峩々分岐で紅葉の写真を撮ったあと、不動尊駐車場へ。毎年きれいな赤をしめしているハウチワカエデ。 不動滝展望台へ移り、滝を見物。昨年伐採してくれたので、滝が見えています。それまでは冬の葉が落ちた時期しか見えなかったのです。不動尊駐車場では古道入口の看板がなくなっていました。少し古道を歩いて、滝見台へ。ここも木が茂り2段目の滝は見えにくくなています。 快晴のもとでの、エコーラインドライブでした。ちょうど昼になったので、飛鳥さんで蕎麦の昼食としました。とてもおいしかったです。 長瀞 2024年10月29日東京からの帰り、埼玉県の長瀞に寄ってきました。ここは数年前に来たところですが、再び訪れてみたいところでした。 前回は真夏に来ましたが今回は涼しく回れました。東武線羽生から秩父鉄道です。熊谷で乗り換え、上長瀞下車。埼玉県立自然の博物館に行きます。ここには、「日本地質学発祥の地」の碑があります。館外にこの碑や岩石標本が並んでいます。褶曲についての標本は勉強になります。 入館料200円也。秩父地方は、地質が複雑でいろいろな時期の層があります。付加体が次々に重なり変成を受けてきた地域のようです。したがって、いろいろな岩石が産出され、また鉱山もいろいろとあるようです。館内の展示も、岩石・鉱物・化石と変化に富んでいます。1時間余り展示を見た後、岩畳の見学へ。 荒川沿いに岩の上を歩いていくコース。虎岩、小滝の瀬など名付けられ景色が続き、結晶片岩が岩畳を作っています。時折りライン下りの観光船やラフティングのボートも。 船着き場まで下るとゴール。ここから長瀞駅まで向かいます。そばの昼食ののち、電車で熊谷へ。大宮から新幹線で白石蔵王駅。遠刈田まで帰りました。 高幡不動 2024年10月28日東京にある高幡不動に行きました。この寺は、「高幡山明王院金剛寺」で高幡不動の名で知られています。京王線の駅から5分で境内。仁王門の奥に本堂(不動堂)や五重塔、その奥に境内が広がっています。不動堂には、不動尊がまつられておりました。 ここは新選組の土方歳三の菩提寺だそうです。菊祭りは始まっていましたが、今年は開花が遅れているそうです。 栃木県立博物館 2024年10月27日東京に用があり、行きがけに、宇都宮の栃木県立博物館に寄りました。宇都宮駅からバス。中央公園博物館バス停から、公園の中を歩いて博物館です。 入館料240円也。スロープの展示・日光の自然を見ながら2階へ。ARもあります。 展示室1は地学・人文の資料。入口で迎えるのは恐竜です。男体山の火山噴火、栃木県の地質図。この県は東部に複雑な地質構成があるようです。人文では、印象的な土偶などの展示。地質時代から現代までの展示が続きます。 展示室2は企画展示室と、各分野の展示品。岩石鉱物化石部門に行きましたが、南極の石が片麻岩であること、様々な変成岩の標本、世界初の鉱物標本など、数は少ないなりの充実した展示でした。 企画展示室で行われていた「植物画の楽しみ」は、ちょうど解説員のツアーとなりまして、いろいろと展示品についてのコメントが解説いただき、面白かったです。明治以前のドイツ・スウェーデンの学者の研究の紹介、牧野富太郎の出版物もありました。それに至るまでの草本学の植物画、谷文晁一門の植物画など数多く展示されていますが、コメントを聞きながらの閲覧は、一味違ったものでした。 その後、バスで宇都宮駅に移動しました。時間の関係で、名物の宇都宮餃子は食べ損ねましたが、これはまた次回、ということで博物館めぐりは終了しました。次回は、大谷石資料館に行きたいと思います。 蔵王古道の紅葉巡り 2024年10月22日紅葉はどこまで進んでいるか?とかよう会の皆さんとエコーラインの紅葉巡り。 コマクサ平から蔵王古道を下っていきます。不帰の滝の周りは紅葉の盛りですが、曇り空なので、色はさえません。 賽ノ磧に出ると風衝木が目立ちます。紅葉は終わっているようです。 さらに下って、スキー場から下は紅葉した木が目立ってきます。時折りキノコも登場。森がにぎやかになってきます。 今日は一天名月で昼食。ここは、まとまった人数で来るときは、説明したら次の組が来るので長居できませんが、今日はゆっくり。ここで昼食を取ったのは初めてです。古道の案内板がクマによって壊されていました。 さらに下ると雲湧谷ではきれいに色づいています。残念ながら雲があり色はさえません。 峩々分岐までで下りました。この下の紅葉はもう少し後、来週あたりからが見られそうです。 露頭巡り 2024年10月20日松川岩石鉱物研究会の会合日でした。今日は、蔵王町の露頭巡り。 始めに、疣岩にある露頭。車で通るたびに気になっていたのですが、今日初めてその近くに行ってみました。「猿鼻層」の凝灰岩のようです。 次に行ったのが、京急別荘地にある、澄川の露頭。講師の先生によると、七日原扇状地の断面だとか。扇状地を澄川が侵食し、その断面を見ることができるようになっているということでした。確かに大小様々な礫が積み重なっていました。 そして午後行ったのが、矢附の露頭。こちらは、玉ねぎ状風化という珍しい風化のあとで、嵌入した溶岩の固まったもの。角閃石の黒い結晶があちこちに見られました。 蔵王町にある地質資源をいくつも見て、ジオサイトもこれから発掘だと思いました。 白石城 2024年10月17日今日は車のリコールの手続きで、11時かから4時間ほど、修理工場に出しました。 その間代車を使ったのですが、あまり遠くに行くこともできず、とりあえず昼食。宮寿司で1000円のランチ。 それから、こちらに引っ越してきて以来行っていない、白石城に行ってみようと、でかけまました。 駐車場が、いくつか示されていますが、市役所裏に置き、登城。歴史探訪ミュージアムで、ちょっと高いな、と思いつつもまあいいかと、天守閣・ハイビジョン・武家屋敷の共通券を購入しました。 歴史探訪ミュージアム2階では、歴史の展示物。3階に行くとハイビジョン上映は毎時00分から、途中入場不可、とのことで天守閣に。 この天守閣、木造での再建、とのことで、この地の皆さんの白石城復活の熱意を感じました。城門を過ぎ、天守閣に行くと、こじんまりとした3階建て。 3階の天守閣からは、白石市街、また西には蔵王連峰の不忘岳山頂が見えました。また、小十郎祭りのイベントで使われる広場には、背の高い小十郎の碑。秋らしく萩の花が咲いています。 時間になったのでハイビジョンに行くとなんと3D。専用眼鏡を渡されてはじまりを待ちます。 2時からの番組は、大阪夏の陣で、真田幸村にその子を託された、小十郎の帰還を城門を閉ざされた話。28分ですが、3D映画を見てきました。 その後、武家屋敷まで歩き、入場。「萱葺き」の映像を見て、感心しました。かつては、自然素材を使って、工夫を凝らして、屋根をふいていたことが伝わってきました。 そうこうしているうちに、修理が終わったのか、電話に着信。ディーラーに戻ると、修理が完了していましたので、帰宅。 思いがけず、地元の白石城観光の一日となりました。 紅葉の水引入道 2024年10月15日今年は紅葉が遅れているようですが、今日、かよう会の皆さんと水引入道に紅葉見物に行ってきました。この数日続いた帯状高気圧による晴天、今日まででした。 8時30分に白石スキー場駐車場集合。ここは、ヘリコプターが配置された工事現場した。神嶺林道に回り、水引入道登山口へ。入口にあるスペースに駐車します。歩くと30分以上かかる地点です。 8時50分出発。なだらかなブナ林を登っていきます。約2時間でブナ林を抜け、最後の急登に、高度を増し、沢を渡り、沢を攀じ登り、大日向へ。 ここから青空のもと、紅葉に彩られた山体が見えます。この度は、最後の登りでへたばっていました。この半年以上まともな山登りをしていなかったせいでしょう。昼食時間に、昼寝をして一応の回復。下山に備えます。 水引入道の紅葉は、蔵王連峰の中でも、ピカいちです。今日は、青空のもとでこの紅葉を眺めることができ、満足しました。 途中、イヌツゲや、ツルシキミ、スミレの葉、ツキヨタケなどを見ました。また、水場には湧水が流れていました。 16時過ぎに下山。疲れた一日となりました。 蔵王ジオパークセンターオープンセレモニー 2024年10月5日蔵王ジオパークセンターのオープニングセレモニーが開かれました。遠刈田公民館のホールを使っています。 昨年の「保留」措置以来の課題であった拠点施設です。これまで見て回った多くのジオパークの拠点施設と比べると、かなり小さいですが、もともとの自治体の規模からいって、仕方がないことだと思います。 この施設をいかに有効に使うか、ということに知恵を絞って、充実させていってほしいと思います。 オトキュー切符の旅 日本海5 2024年10月1日東北地方日本海側の旅の5日目最終日となりました。昨夜は、瀬波温泉のちょっとリッチな宿での温泉滞在でした。今日は、ここから新潟、大宮経由で仙台に戻ります。上越新幹線と東北新幹線を使った、685kmの高速鉄道の旅です。 朝ゆっくりと9時30分に宿を出ます。村上駅から新潟までは各駅停車。通学時間は終わっているので、車内はガラガラです。阿賀野川を渡ると新潟です。 新潟から、新幹線。「とき」で行きます。昼過ぎに着くので、ここで弁当購入、今回行けなかった佐渡にまつわる弁当です。 新潟からは、平野を過ぎ、左に越後三山を見、谷川岳のトンネルを通過すると関東平野、台風接近のせいか、天気は曇りに。まもなく大宮、ここで「はやぶさ」に乗り換え。 大宮の次の駅が1時間10分で仙台です。かつては特急「ひばり」で4時間かかったところです。あっという間に仙台に着き、高速バスで遠刈田に戻り帰宅しました。 今回は、鉄道で1441.1㎞の旅でした。この距離は、東京~鹿児島と日本半分に当たります。早くなったけれども、まだまだ広い日本を感じました。 このページのトップへ 前月の記事へ あなたは、人目のお客様です。 20210508リスタート
(C)Akihiko URAKAWA
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