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初の雪山 2024年1月30日今シーズン初の雪山は、かよう会の皆さんと、蔵王古道不動尊の森。 今年は雪が少なく、どうなっているかと心配であったのですが、スノーシューで歩けるくらいには積もっていました。 峩々分岐は雪も少なく、どうだろう、と心配のスタート。歩き始めると、30㎝くらいですが、雪の上。 不動尊まで下り、不動滝は、昨秋、邪魔な木を切ったおかげで、滝壺まですっきり見えました。対岸の後烏帽子を見上げると、それらしい雪山の雰囲気。 森をスノーシューで巡りましたが、雪が少なく、ササやブッシュが出ています。何とか吹き溜まりを見つけテーブルを設置。昼食には、ミネステローネをいただきました。 北海道の旅(5)帰宅 2024年1月25日帯広を出て、帰宅の途につきます。発達した低気圧が通過し、北海道はじめ日本海側に大雪警報が出ています。列車がきちんと動くか心配なスタートでした。始発の特急十勝2号に乗車します。 十勝地方は一応太平洋側でしたので、風も強くなく、曇りのスタートです。ここから、昔の狩勝峠を越えて石狩地方へ。今は、トマムなどのリゾートになっていますが、峠越えの難路です。雪と風がありましたが、何とか定時運行。 ここもすんなり超えて、南千歳駅へ。ここで、函館行きの特急北斗6号に乗り換えます。雪模様に中を出発。途中、青空も見えていましたが、やはり日本海側は雪のようです。 新函館北斗で新幹線に乗り換えます。ここから仙台までは3時間半の行程。青森、盛岡を過ぎ順調に仙台へ。 今回の北海道旅行は、鉄道を乗り継ぎ、約2500kmの旅でした。乗った路線は、東北新幹線、北海道新幹線、函館本線、室蘭本線、千歳線、函館本線、石北本線、バスでウトロ往復、釧網本線、根室本線、千歳線、室蘭本線、函館本線、北海道新幹線、東北新幹線でした。北海道の主要な鉄道を使って、ぐるりと一回りしましたが、ずいぶん鉄道がやせ細っているなーと実感しました。 思えば、およそ50年前の1971年夏、北海道周遊券という切符で北海道を回り山登りをしましたが、その時のことを思うと、幹だけしか残っていない鉄道網になってしまっていました。 北海道の旅(4)釧路湿原 2024年1月24日2泊したウトロに別れを告げ、斜里駅に戻ります。駅の名前が「知床斜里」に代わってしまったのですが、地元では「斜里駅」。女満別空港行きのバスに乗ります。ウトロでいくつかの大きなホテルを回った後、斜里バスセンターまでノンストップ。 昨日の雪景色と変わって、いい天気です。知床連山も見えています。海別岳は白銀に輝いています。斜里岳は、鋭く天を突くようにそびえています。 斜里バスセンターで40分待ち。駅前に天然記念物オオワシのモニュメントがあります。釧路経由で戻ります。釧路まで釧網本線の1両編成の快速で2時間半余りかかります。途中で昼になるので、コンビニで弁当を買って、乗り込みます。結構混んでいます。 列車は、摩周、弟子屈の湖の間を通り、釧路に抜けます。昨日の雪で、木々には雪が付き、雪山気分の景色になりました。 標茶を過ぎると、釧路湿原の中を通ります。ここは国立公園になっており、タンチョウをはじめ多くの生物がいる、ラムサール条約の登録湿地になっています。だいぶ前に5月に来たことがありますが、列車で通過するのは、相当昔反対方向に行ったことがあります。国立公園になっていない、50年も昔です。 萱沼、塘路、釧路湿原と駅が続きます。一瞬ですが、タンチョウの群れを見ました。また、エゾシカも見ました。ただ、列車は速いので、写真には撮れませんでした。 湿原を過ぎ、釧路駅へ。ここでは乗り換え時間がギリギリなので、ただ、乗り換えただけ。始発の特急おおぞらで帯広に移動。途中ワインの町池田のワイン城の下を通ります。さすが帯広は大きな町で、駅の前にはホテルが林立。今回は、あまり高くなかったので日航ノースランドに泊まりました。 青空のもと、雪景色の中での移動でした。 北海道の旅(3)オオワシ・オジロワシ 2024年1月23日この日は、ウトロ滞在。あいにく朝から雪です。北国の休日にするのも悪くないと、朝はゆっくりスタート。 10時過ぎに雪の中をオロンコ岩に向け出発。雪は5㎝以上積もっています。オロンコ岩のトンネルを抜け、先端の三角岩へ。漁船は港に係留されています。そこで引き返し、ゴジラ岩の脇を通り、知床世界遺産センターへ。 ところが、この施設、火曜日が休館日!昨日行っておくのだった、と後悔するも、しかたない。隣の道の駅の店を眺め、少し先のラーメン屋で昼食。途中、ちょっと変わったマンホールのふたを2つ見ました。 宿に戻り、天気の様子を見ていると、少し雪がやんできました。昨日予約していた「冬の動物ウォッチング」ツアーも実施できそう。 約束の2時25分に知床ネーチャーオフィスの車とともにガイドさん到着。車に乗り、約2時間の動物ウォッチングツアーの出発。ガイド一人客一人の豪華ツアーとなりました。車にはクマスプレーも積んでいます。 初めに、道路端にとまっているオジロワシ。さらにその幼鳥。場所を変えてオオワシ。フィールドスコープの画像をスマホで撮りました。また、空を飛んでいるワシたち。野生のエゾジカ、飼育されているエゾジカ。 雪が強くなってきたので、帰りにオシンコシンの滝を見てツアー終了。短い時間でしたが、知床らしい内容のツアーとなりました。蔵王では、猛禽類を見ることは大変ですが、ワシを何頭も見て満足でした。 北海道の旅(2)沖の流氷 2024年1月22日この日は、釧網線で知床斜里に出て、ここからバスで知床のウトロへ。列車とバスの接続が悪く、6:41の始発列車に乗らなければなりません。7:21到着。そして、バスまで2時間空いているのです。列車の本数が少なくなった結果です。 オホーツク海を左に見ながら進みます。知床斜里駅に着くと、この列車は高校生の通学列車になりました。駅を降りると、朝食をとれるところがありません。道の駅も閉まっています。漸くコンビニを見つけ、購入。バスの待合室で朝飯です。始発のバスまでまだ1時間。待合室を開けてもらっているだけありがたい。 9:30バス出発。客は3人だけでした。オホーツク海を左に見ながら国道334号線を走ります。時折、右側に山が見えてきました。知床連山です。羅臼岳に初めて登ったのが50年以上前になります。その時の景色をくっきりと覚えています。太平洋は雲海で、晴れたオホーツク海になだれ込んでいました。 バスが、ウトロから先の、知床自然センター行きだったので、そのまま終点まで行き、知床自然センターを見学しました。ここは知床財団が運営しています。いろいろな展示がありました。 近くにある「フレペの滝遊歩道」を歩いてきました。全部雪の道ですが、適度に踏み固められているので、そのまま行けました。この滝は、オホーツク海からそびえる100mの断崖から染み出し、流れ落ちており乙女の涙と言われているそうです。今は氷瀑になっていました。また、海からのしぶきも凍っていました。 滝の近くに灯台があり(ウトロ灯台)この近くが、映画男はつらいよのロケに使われたそうです。 センターに戻り、映画を2本見て、ウトロの街に戻りました。1時過ぎでしたが、昼食をとるところが見つからず、苦労しました。観光シーズンではないので営業しているところが少ないようです。 海の沖の方に白い帯が見えますが、これが流氷で、接岸するにはもう少しかかるようです。そうすると、またにぎわいも戻るのではないでしょうか。今はちょうど端境期です。 買い物をし宿に戻りチェックイン。6階の海が見える広い部屋でした。あまりお客さんは入っていないようです。7階にある大浴場も気持ちのいいところでした。 あまり活気のない知床ですが、もう1泊し、のんびり北国の冬を楽しむ予定です。 北海道の旅(1)網走は遠い 2024年1月21日2024年の北海道の旅は、「知床をめざす」です。何年か前、知床をめざしたのですが、雪のため列車が運休、その時は、帯広から釧路までしか行けず、知床斜里にたどり着かなかった、ということがありました。 今回は、知床斜里に行くのに、網走から行くことにしました。大人の休日切符を使ってです。 遠刈田を始発の6:25のバスで出発。仙台からはやぶさ1号、札幌、旭川を経由して網走に着いたのは夜の9時前。長旅になりました。 朝は雨、傘をさしての出発でしたが、盛岡あたりで上がり、姫神山が見えていました。そのまま青森を過ぎ北海道へ。 新函館北斗からの300㎞先の札幌に行く特急は自由席が少なく、いつも混むので、今回は指定席を取っておきました。が、思ったほど混んでいません。それは、函館から大沼公園に行く季節ではないからでした。 噴火湾を見ながら北上。それでも札幌に着くころには満員に。さすが札幌は大都市です。旭川へはゆとりです。旭川に着き30分の乗り換え時間に夕食手配。逃すと9時まで食べられません。駅にあるセブンイレブンで焼きそば。 日曜日のせいか、3両に増結された大雪3号は17時過ぎに出発。もう真っ暗です。ここから5時間かけて網走です。さすがにこの区間は雪が多く、雪国の列車でした。 網走には10分遅れて到着。1200㎞の列車の旅でした。さすが網走は遠い! 阿武隈山地 古斎峠~高瀬峠 2024年1月16日朝は雪、今日は阿武隈山地の山歩きですが、雪のためのろのろ運転で、集合場所に30分遅刻。深山登山口は、ロウバイの花が咲いていました。春に向かって時は進んでいるのですね。もっとも、遠刈田はこれから一番寒くなります。 車で古斎峠に移動。幸福の水という水場にお地蔵さん。この水は、峠を越える人にありがたがられたと思います。 古斎峠からはいきなりの急登。おまけに、道には笹が出ており、部分的には、踏み跡状態のところも。夏は歩けそうもありません。 小一時間かけて、新城山。ここには百枚田3等三角点290.9があります。さらに登り下りを繰り返し、林道に出ました。これは植林の際に造られたらしいが、その後は手入れされておらず、ところどころ車が通れそうにない状態。それでも、登山道より楽。 林道で次の三角点、池田4等三角点314.5、この山頂は、山下側では影倉山、角田側では大森山と呼ばれています。祠が置かれていました。 さらに進むと、高瀬峠。ここで予定の半分も行っていない、時はすでに12時。次の大沢山を目指し急な登りに取り付き、倒木を乗り越え、途中まで行きましたが、このままでは、とても時間がかかり過ぎるので、ここで断念。高瀬峠に戻り、ここから下山することになりました。 高瀬峠からの下山路には、大規模な採石場がありました。採石された後には、植樹されています。 ようやく深山登山口に戻り、昼食のために鳥之海に向かい、ホッキ飯定食。冷たい蔵王おろしが吹いていました。買い物をして蔵王町に戻りました。山は雪雲の中。しかし風がないので海辺より暖かく感じました。家に戻ると、真っ白な雪の中でした。 阿武隈山地、おそるべし。久々に、ワイルドな山道を歩きました。 旧正月・どんと祭・チャセンコ 2024年1月14日今日は旧正月で、宮城県には、どんと祭という神社で正月飾りを焼く行事があります。そして、遠刈田には、「チャセンコ」という、子供たちが商店など家々を回り役を落とす行事が今も続いています。商店などでは、お菓子などを準備していて、回ってきた子供に渡しています。 今年は、これまで10年間、刈田峰神社から御山詣りのたびに頂いた御札をそのままにしておいたのですが、そろそろということで、今年の分以外の9枚の御札を焚いていただくことにして、神社に持参しました。 ちょうど日暮れ時で、チャセンコに回る子供のグループがいくつも遠刈田の町にいました。チャセンコは、宮城県ではほとんどすたれた行事ですが、こういうのも残っていてもいいなと、都会にない風習を、楽しんでいます。 岩沼グリーンピア 2024年1月9日かよう会の皆さんと今年初めて歩いたのは、岩沼グリーピア。 いろいろな経緯があったようなところですが、ハイキングコースは整備されていて、快適です。駐車場をスタート。どんぐりの道から蔵王展望地を経由して深山コースへ。途中、送電線のところから蔵王の山が見られます。 深山で折り返し、蔵王展望地へ戻り、北へ向かいます。送電線鉄塔まで行き、黒森三角点へ。その先ピクニック広場で昼食休憩。 その後,龍神の祠から展望を楽しみ、駐車場へ戻ります。トイレ休憩の日、第一展望台。ここからはくっきりと太平洋と牡鹿半島が見えました。金華山のとんがりも見えています。阿武隈川の河口もくっきり。 冬晴れの天気のもと、約8kmのハイキングを楽しみました。 村田オルレ 2024年1月4日昨年秋にオープンした。村田オルレを歩きました。13.5kmのコースです。GPSの記録によると、距離14.2km、累積標高+444.0m 同-448.0mと結構上り下りがあります。 スタートは道の駅村田。ここから街中を通り、龍島院、白鳥神社、その裏に相山公園。子供たちが野球をやっています。 そこから2kmほど田舎道を行くと小さな赤坂不動尊、蔵王の展望台です。 また田舎道を3.6km行くと干咾(カンマン)不動尊。こちらは堂々たる建物、その中に涅槃図、そして滝には不動明王。 ここが、姥ケ懐地区です。蕎麦屋千寿庵は正月休み。向かいの新しい建物、民話の里で昼食。冬限定の鴨ソバを食べました。鴨肉は歯ごたえがありうまかったですが、ツユがしょっぱめ。その横にある古民家に中に渡辺綱の鬼退治の人形がありました。大きな水車も。大小合わせて夫婦水車とのこと。 そこから4kmほどで村田の町中に戻ります。高台にある墓地を下ると、願勝寺、そして蔵の街並み。観光案内書のヤマニ邸で話を伺ってから、町を抜け、城跡に。そこから景色を見て、道の駅に戻りました。 スタートしてから5時間10分、昼食1時間を除くと4時間の田舎道歩きでした。 正月・石巻と仙台初売りの旅 2024年1月2日新しい年になりました。正月は、蔵王の家で迎え、1日に仙台へ。 石巻の石ノ森漫画館へ。ここは昔から知っているのですが、行ったことはありません。この前石巻に来たのは震災以後数年で、まだ町中が廃墟のようだった時です。日和山から眺めると、住宅の土台しか見えない頃でありました。もちろん漫画館も被災し休業。 仙台からJRで向かいます。あれ?仙石線を通っていない。途中まで東北線を通り、仙石線に入るようです。しばし古い頭は混乱。 高城町から仙石線へ入り、約1時間で石巻駅。ここには、石ノ森章太郎の漫画に出てくるいろいろなモデルが並んでいます。 駅から、旧北上川を渡り、中州に入ると漫画館。ドームの変わった建物です。正月なので子供連れで混んでいます。館内を一周して数多くの主人公を生み出したのか感心しました。餅つきの後だとかで、ゴマ餅と黄粉餅のふるまいをいただきました。 見学を終り、駅に戻ると、昼食時。どこも開いていません。ようやくイオンでおにぎりとおかずをを買って昼食。その後仙台に戻りました。 仙台で宿泊。正月らしく、「牛タンづくし」の料理の夕食でした。 翌日は仙台の初売り。昨日とは打って変わって、一番町、中央通りにはびっしりの人出。 特に買うものもないので、本屋で地形図を買い、山の道具屋で靴ひもを買って1時半のバスで蔵王町に戻りました。 役場前で降りて、1月末の公民館講座の下調べ。地形図の話をすることになっており、実際に1時間ほど歩くのでその下調べをしました。1時間ほど地形図を見ながら歩きましたが、曲木四等三角点の標石が見つかりません。この日はあきらめて、再調査することに。 駐車場から家に帰り、正月は終わりました。さすが仙台の初売りは、人ひとひとで疲れました。 このページのトップへ 前月の記事へ あなたは、人目のお客様です。 20210508リスタート
(C)Akihiko URAKAWA
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