4月28日(土)


 DAY113
 フォートローダデール

 ≪下船 そして旅の終わり≫

 朝6時起床。船はもう接岸していた。10時半にならないと降りられないので、今日もウォーキングをすることにする。日の出は6時40分だが、曇り。途中からは、雨さえ降ってきた。
 歩き終えてジムに行くと、閉まっていた。ジュースを飲みシャワー。

 朝食に行くと、ヴェラたちがちょうど食べているところに行き、一緒に食べた。思わぬところで会った。昨日の夕食が終わりだと思ったのに・・・。

 その後、スケッチをしに9階に上がる。雨は上がっている。

 それから10時半まで、キャビンアテンダントのベンとマルディにチップを渡したり、デッキを歩いたり。タグの色と番号で順に呼び出しがされているが、グレーの1というのがもらった番号。

 10時半になり、呼び出されて船を下りる。下船すると、預けた荷物がずらーっと並んでいる部屋で、自分の荷物を探す。色で分けられているものの、一汗かく。ようやく見つけた荷物を持って、イミグレ(税関?)係員にパスポートを見せて通過。外に出たところにシャトルバスが待っている。そのたった数十メートルを、全部の荷物を持って通らなければならない。ポーターが必要な人は、ポーターの順番待ち。ポーターが荷物を持って、本人と一緒に通過している。実質的に持ち物のチェックなど何もしてないのに・・・・。

 外でホテル行きのシャトルバスに乗る。これから待つこと小一時間。ようやく発車したのが11時半過ぎ。

 空港に寄り3カ所で客を降ろし、ヒルトンホテルで客を降ろし、最後は一人でウィンスティンに着いたのが1時。慣れていれば、タクシーで来た方がよほどいい。

 建物は13階建て、きれいな部屋だ。広い!船の船室の何倍あるだろうか。

 チェックインの時に、ホランドアメリカの社員がいたが、荷物を置いてロビーに戻るといない。実は、昨日もらった書類に、7:25マイアミ発の便に乗るのだが、ホテルの出発が3:30となっているのだ。ホテルからマイアミ空港へは、1時間で行けるのに、あまりに早すぎる。船でフロントオフィスに問い合わせたのだが、ホテルで聞け、とのこと。

 ホテルのフロントに聞くと、ホランドアメリカの社員は4時から8時まで来るとか。そこで、4時に行ってみたが、いない。6時にもいない。もう一度ホテルのフロントに行くと、別な人は、今日は来ない、とのこと・・・・。ホワイトボードには、今日出発した人への連絡が書かれたままになっており、明日空港へ行く客への対応はなし? これなら、トランスファーを頼んだ価値がないではないか。タクシーを呼んでもらって、乗ればいいだけのことだ。本当に明日の3:30にトランスファーは来るのだろうか・・、という疑念さえ涌いてくる。最後にちょっとひどい思いをした。

 それにしても、ホテルもひどい。製氷マシンの使い方をフロアの清掃係が知らない、聞くと、フロントに電話しろ、という。フロントで氷を頼んでも催促しないと持ってこないし、日本では余り聞かない話。だいたい、電話機が入れ替わっている(私の部屋は1012なのだが、電話には1011と書いてある。)。インターネットも1日10$とか。

 というわけで、いい印象のないウィンスティンであるが、まわりは、クリークと林で、鳥もいる。ここから5分ほど歩くとサイプロスクリークの店が固まってある。レストランもセブンイレブンもある。食事には便利だ。歩いていると、日本食の食堂があった。明日は日本に帰るのだが、肉もピザもいいやと、入ると、夫婦二人でやっており、そう広くもない店だが客が入れ替わり立ち替わり来ている。寿司と天ぷらがうまかった。日本酒も久しぶり。チキン照り焼きについてきたご飯がいまいちだったが、それでも満足した。

 さて、3時半に出発するには、早く寝なければ。明日はどうせ飛行機で寝ているだけだが。

22748歩



 

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