4月17日(火)
DAY102
終日航海
≪東半球から西半球へ≫
今日は、地中海をひたすら西へ。経度0度を超えて、東半球から西半球へ。
日の出はさらに遅くなり、7時20分。6時に起きたが、6時半に歩き始める。上陸が8日も続いたため、久々のウォーキング。天気は上々。
三日月が残っている。船が何隻か航行しており、小さなヨットの姿も見える。ここに水平線から太陽が昇ってくるのであるが、その美しさといったら何と表現したらよいのだろうか。小型カメラで三脚もなしの写真であるが、その様子を見ていただこう。
船は、スペイン沖を航行している。昼前にグリニッジを通る経度0°の子午線を通過。東半球から西半球へ入った。西半球から東半球に入ったのは、日付変更線を通過した2月20日だったから、約2ヶ月かけて東半球をぐるりと回ったことになる。
昼過ぎから、雪をかぶった山々が見えた。フィラブレス山脈・シエラネバダ山脈などの3000m級の山々が海岸近くにある。4月だからまだ雪が残っている。
午前中、Webの更新とメールのチェック。そして、明日の上陸地カディスの資料を読む。ついに資料も、次のマディラ島だけになり、あと数枚になった。
昼食は、ミートパイと野菜サラダ。
午後は、映画「カモメ食堂」を見て、読書。久々にのんびりした一日だった。
夕食は、前菜、スープ、牛肉リブステーキ。いつもであるが、ここの牛肉は、カットが大きい。
日没も遅く、9時になりようやく日が沈む。日の出から日の入りまで、あっという間に終わった一日であった。
今夜、ジブラルタル海峡を越えて、大西洋へ。そして、明日は大西洋の港町カディスである。大西洋を渡ると、旅の終点、アメリカのフロリダ。
12536歩