4月15日(日)
DAY100
バルセロナ上陸 第1日
≪ピカソとガウディのバルセロナ≫
今日はバルセロナ上陸の日。
昨夜から北西の強い風とともに海は少し荒れ気味。これがミストラルという風だろうか。
7時半少し前に起床。日の出は7時20分。ヨーロッパは同じ時間帯を使っているから、西に行くほど日の出日の入りが遅くなる。
到着予定が12時なので、半日はゆっくりできる。入港後、隣にもクルーズ船が入港してきた。船の向こうにバルセロナ、サグラダファミリア教会が見えている。
朝食後、Webのアップ。これまで節約してきたので、1000分のうち300分余り残っている。これからは、余りキリキリしなくても良さそう。使い残しても仕方がないわけで。
上陸もあと3回だから、インターネットカフェにも行けなくなるが・・・。
その後、上陸地バルセロナの資料を読む。今日は半日なので、モンセラートには行けそうもない。街を歩くことにする。
11時半少し早い昼食。
12時に上陸。コロンブス広場まで、往復3.5eでシャトルバスが出ている。これって結構高い値段だ。市内の普通のバスや地下鉄だと1回1.05e。乗車にもたつき、発車が1時過ぎ。5分ほどでコロンブス広場。これなら歩いた方が早かった？ 広場には、とても高い塔の上にコロンブスが手を海に向かって広げている。ここから、近代美術館・ピカソ美術館、そしてモンジュイックのミロ美術館・カタルーニャ美術館と美術館を巡る計画。途中、ガウディの前回見てない2つの建物を入れる。
まずフランサ駅まで歩き、シタウデリャ公園に入る。広い公園で、家族連れや若者が楽しんでいる。今日は日曜日だが、それにしても、楽しい雰囲気だ。踊っているグループもある。さて、地球の歩き方の地図には、ここに近代美術館があることになっているが、行ってみると、カタルーニャの議会の建物。なくなったらしい。いつのデータだろうか？
公園の中を気持ちよく散歩したので無駄ではなかったが、それにしても・・・。
次に向かったのがピカソ美術館。こちらは、町中の建物の中にあった。入場料11e。さすがにバルセロナで過ごした時期が長かっただけあって、作品の数は多い。特に、若き頃の作品がたくさんあり、こういう絵を描いていたのか、と感心する。手のデッサンなどはすごくうまい。時代が移り、青の時代、桃色の時代の作品もあり、あの画風の作品になっていく。陶芸などもたくさん作品が残っている。
ここを出て、カテドラル・カタルーニャ音楽堂を通り、ガウディのカサカルベを見に行く。これは建物の正面から見るのみ。
カタルーニャ広場に出て、ランブラス通りを歩く。お目当てのサン・ジュセップ市場は今日は休み。残念。明日時間があったら行ってみよう。リセウ劇場前を通りグエル邸（Palau Guell）に行く。ここは前回行き残したところ。入場料10eで日本語音声ガイド付き。このガイドは、時々画像情報を表示して解説の参考にする『新型』ガイド機。ガウディの才能のすごさに改めて目を見張る。金属・石・木など材料を駆使し、新しい形を作りなおかつ機能的に優れた建物だ。ミュージアムショップで、スプーン(6e)を買ったら、立派なフエルトの袋までついてきた。
出たところで時計を見るともう5時。美術館はもう閉まる時間なので、今日はこれまで。観光客で賑やかなランブラス通りをそのまま歩くと、今日のスタート地点のコロンブス広場。ユーロがなくなったのでATMで200eおろし、ポルトベイという新しいショッピングモールを覗いて、シャトルバスで船に戻ると6時。
夕食は、前菜(蟹、パテ)、スープ、ビーフストロガノフ。
明日は早起きをして、モンセラートに行こう。
旅はついに100日目となった。
あと12日。早いものだ。
今日使った通貨 30.5ユーロ
23743歩
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