4月14日(土)


DAY99
アジャッシオ・コルシカ上陸

≪青い海、赤い屋根、花の咲くコルシカ≫

 今日は、コルシカ島のアジャッシオ(Ajaccio)。

 ナポリを出た船は、ティレニア海を横断し、コルシカ島とサルディニア島の間のボニフォシオ海峡を抜け、コルシカ島(フランス語ではコルスだが、コルシカでいきます)の西岸にある街アジャッシオ(アジャクシオ)に到達したのが8時。接岸が9時なので、今日の朝は少しゆっくり。

 6時半過ぎに起床。7時過ぎに朝食。それから上陸準備。 今日は予定では、テンダーボートのはずが、接岸している。ラッキーだ。テンダーに乗ると、30分以上余計に時間がかかるから。昨夜配られた船内報でも、『上陸準備が整ったら、ラウンジに行き、番号札を受け取り、番号が呼ばれるまで待機する』となっていた。

 船から見るアジャッシオの町は、青い海と家々の屋根の赤瓦、淡い暖色系の色合いの壁がとても美しい。大急ぎでスケッチ。

 さて、11時の予定が早まり、10時過ぎに上陸。ここは、フランスだ。同じヨーロッパでもイタリアやスペインと違ってフランス語は少しわかるので、何となく安心感がある。街を歩いても、書かれていることがわかるし、簡単な会話もできるしで、ずいぶん気持ちが違う。

 岩下さんたちと一緒になる。まず、ツーリストインフォメーションを探して、地図を入手。「ナポレオンの家」(Maison Bonaparte)に向かう。広場では、テントが出て、市が行われている。ボナパルトの家に着いたが、まだ開館していない。待っている間に回りを歩いて、絵はがきを買おうとするが、切手は売っていないという。郵便局をめざすが、地図が違う。インフォメーションに行き、教えてもらい、行ってみると、地図上の位置が違う。通行人に聞いてようやくたどり着く。89セント切手を3枚購入。

 ボナパルトの家に戻り、入る。音声ガイド付きで6e。3階(2つめの階)から、下りてくるようになっている。実際に住んだときのものがそのまま残っているのではなく、後に手を入れたのが今の家だ。が、当時の雰囲気は伝わってくる。

 見終えて、街の南側のシタデル(要塞)を見に行く。今は軍が使用しており、外から見るのみ。向こう側の青い海と浜がきれいである。

 街のメインストリートナポレオン通りに沿って北上。途中、絵葉書とコルシカナイフ(19.8e)を購入。名物らしく、お土産屋ではどこもナイフを売っている。国鉄駅まで歩く。20分くらい。櫛形ホームの終着駅。街の中心に向かって戻る途中、レストランで、プラデジュール(今日の皿、おすすめ料理・牛肉とマカロニトマト味12e)とビール。

 その後、フェッシェ博物館(Musee Fesch)に入る(8e)。昔の宮殿で、ナポレオン関係の資料と16世紀から18世紀の絵画を多数収蔵している。ボッチチェリの作品もある。14の広い部屋に飾られた作品を見て回る。

 終わってから、船に戻り、PCを持って来て、ビストロに入りWi-Fiにアクセスし、Webの更新とメールのチェック、調べ物を少し。日本ではさしたる事件もないようだ。繁華街のフェッシェ通りを散歩。桜に似た花が咲き春の趣である。昼頃にわか雨があったが、午後は晴れて気持ちのよい天気。

 4時半頃船に戻る。隣に、コスタの大きなクルーズ船が着岸し、3隻が停泊していることになり港は賑やかだ。

 5時半に乗船完了。6時過ぎ、出港。

 明後日のバルセロナで下船する岩下さんたち、SIZUEさんたちとともに、日本人5人で会食。

使った通貨 62.17ユーロ

24449歩


拡大写真は後日UPします。

 

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