3月31日(土)
DAY85
終日航海
≪サービス≫
6時半起床、今日の日の出は7時半。6:50頃から歩き始める。あとはいつものコース。
朝食後、読書。
航海の方は、ひたすら西へ全速力で進んでいる。周りには船も見えない。ときどき、海面をトビウオが走っているが、これを写真に撮るのは非常に難しい。相手が小さいので望遠一杯で取りたいが、そうすると撮影範囲が狭くなってしまう。しばらくチャレンジしたが、一コマだけ捉えた。焦点距離90mmでの画像である。拡大すると、今ひとつだが、これが限界。画素数の多いカメラにすると、もう少しシャープな画像になるのだが・・・。買い換える時期か・・・。
10時からバーバラの旅行案内「ギリシャ」
読書の続き、最近のお気に入りは、エクスプローララウンジの海に面した椅子。ここは比較的静か。ところが、今日は、「RARE GEM」とかいう宝石の展示発表即売会が途中から始まり石に魅せられた女性たちが続々と集まってきたので、撤退。藤沢周平「回天の門」読み終える。
昼食は、初めて、ダイニングルームに行ってみる。
食べたものは、ハンガリアンスープとサンドイッチだが、どうも肩がこる雰囲気。ウェーターが注文を取りに来て、サービスをしてくれる。
だいたいこの船は、サービスの固まりのような世界で、例えば、キャビン(船室)についていうと、朝と夕の2回ベッドメーク・部屋の掃除・片付け・氷の取り替え・果物の補給等をやってくれる。また、食事は、24時間好きなときに好きなものを食べられる。メインダイニングもブッフェのレストランも、朝、昼、夕と開いているし、午後の時間は、グリルでハンバーガーやピザが食べられるし、夜食時間まであり、食べたらそのままにしておくとすぐ片付けてくれる。また、ルームサービスは24時間OK。船内は至る所いつも掃除をしている。プールもジムもあり、スパもある、というように、究極のサービスの世界なのだ。誠に結構なことであるのだが、高校生の頃から、「山に行きたいヤツは、衣食住何でも自分でできなければだめだ」ということで育った人間には、余りに夢のような世界で、なんとも居心地の悪い思いをすることがある。
もっとも、乗船しているアメリカ人の中には、「船に乗っている方が、安上がりだ。」とおっしゃる方もいる。家を維持するのに人を雇って、食事の支度をさせて・・・に比べると安いというのだ。そんなものかと聞いていたが、たしかに、このサービスを家で実現するなら、相当な経費がかかるだろう。
まあ、人生最初で最後の贅沢だと思って、あと1ヶ月こんな暮らしをしてみよう。
午後は、20分ジョギング。その後、映画を見る。今日は「ヒマラヤスギに降る雪」。なかなかいい映画である。
夕食は、フォーマル。『インドの日』とかで、女性はインドで買った衣装に身を包み、華やかである。
8時からシアターで、オペラのアリア集があるので行ってみる。
早いもので、3月も終わり、明日から4月である。
さて、今日はタオル折りの第2回目。何かわかるかな?
14135歩