3月25日(日)
DAY79
終日航海
≪始まった『海賊対策』≫
6時過ぎ起床。ウォーキング開始。天気はよい。日の出は6時半。
今日から「海賊対策」が始まっている。プロムナードデッキには両側に各3台の放水用のホースがセットされ、オフィサーが1人ずつ配置。聞いてみると、All Night だとか。念には念を、なのだろうが、これほどまで・・・・。これは、終日、交代で見張りに当たることになるようで、10日余り続く事になる。ちょっと気の毒なような気もするが、心配しているお客の安心のため仕方がないのか?
朝食後、昨日の記録整理・Webのアップ・メールチェック。
10時から11時まで、バーバラの旅行案内『ムンバイ』で中断。
11時から続き。昼までかかり終了。
昼食は、サンドイッチとミネステローネ。
午後から読書。岩波文庫版の「ギリシャ・ローマ神話」野上弥生子訳の上巻を読了(ほるぷ図書館文庫版)。1953年に第1刷が出ているから、おおむね60年前の本。読み返そうと思って、なかなか読めないでいた本である。次の下巻はインド北欧神話も入っている巻。
明日から4日続けて、インドの寄港地だが、その下調べ。特に、明日のマンガロールは、工業の新しい中心地としては知られているが、たいした観光地でもないのに、どうして寄港地になったかわからない。日本でガイドブックを見ても、載っていない。Web上にもたいした情報はない。港から町まで10km以上あるのに、シャトルバスもない(地元の強力なタクシー組合のせいだとか)。果たして、タクシー代を使っても行く価値があるところなのか?まあ、明日になればわかるだろう。
インドも、イミグレが結構厳しくて、明日は、朝から個別の審査。上陸中は各港毎に発行されたShore Leave Passとパスポートのコピーの所持が義務づけられている。特に、明日の朝、約1000人分の個別の審査にどれほど時間がかかるのだろうか。14という番号札が配られ、呼び出しがあったら来いということになっている。オーストラリアは、前日に船内で審査したのだが。
審査に時間がかかり、移動に時間がかかり、行った先でたいしたものがない、などという結果にならなければよいのだが・・・。
上陸するたびに、名刺の2倍の大きさの小さなカードが配られる。これには、片面に通貨の早見表と港の連絡先、反対の面にその国の言葉での挨拶と、PLEASE TAKE ME TOのあとに、その国の言葉で、いくつかの地名(固有名詞)やATM、トイレなどの場所がかかれ、見せればいいようになっている。これは、とても便利である。これによると、インドルピーは1US$=50RUPEEだとか。
夕食は、前菜・スープ・キングフィッシュとかいう魚のソテー。
映画でも見て、明日に備えよう。
12086歩