3月19日(月)
DAY73
シンガポール上陸第2日
≪熱帯の多文化都市≫
停泊地は、セントーサ島の向かい。遊園地に行くロープウェーやモノレールが通っている賑やかな波止場である。
昨日はよほど疲れていたようで、起きると7時を回っていた。喉の具合もいまいち。
朝食後、出かける支度。
昨日の続きで、MRTを乗り継ぎ、サマセット駅まで。そこから、オーチャードロードを西へ向かう。延々と両側に商業施設が続いている。特に、高島屋の建物の巨大なこと。日本橋の店など問題ではない。
最後までこの通りを抜けると、ボタニカルガーデン。入場無料のボタニカルガーデンは、広い。あっという間に30分が過ぎ、ちょうど真ん中の国立蘭園につく。
蘭園は有料(5$)。この国では、外国人でも60才を過ぎると半額とある。中に入ると蘭の花の種類の多さに驚く。色、形、形状様々ながら、みな蘭の花である。薔薇の花作りは知っていたが、蘭も花作りをする人たちがいる。Cool Roomに入ると気持ちがよい。
ショパンの像やEvolution Gardenという、植物の進化を再現した庭を経て、反対側までボタニカルガーデンを通り抜け、MRTのボタニカルガーデン駅に出る。
ここからブギスまで移動。
下りて、旅行案内所を探すが見つからない。ブギス通りの市場は、騒然とした雰囲気の中で賑やかにいろいろなものが売られている。
近くのシムリムスクェア(森林広場)に行くと、ここは、「シンガポールの秋葉原」。特に携帯電話、PC、音響製品などが多い。探していたワイアレスUSBアダプタを購入(19$)。
昼を過ぎ空腹を覚えていたが、このビルの地下のフードコートに行くと、日本料理屋発見!「ウナギと唐揚げ弁当」6.9$。久々にウナギとご飯を食べた。
次はリトルインドを探訪。まさにインドの雰囲気。インド風の寺院もある。インターネットカフェを見つけ、30分ほどでたまっていたWebの更新。なんと1$!もちろん、ブラウザは日本語の表示ができる。
その隣はアラブ街。モスクを中心にここはイスラムの雰囲気。途中には、中国の雰囲気の市場があり、貝柱の干物100g6$で購入。
シムリンスクェアに戻り、買い忘れたイヤフォンを購入。毎日使っていたものが、断線してしまった。ソニーは高い。さすが国際ブランドだ。9$の名の知れぬものを購入。
次にプラナカン博物館(5$)へ。ここではソロングとケバヤという特別展。民族衣装だが、精密な織物である。他に結婚や弔いの様子が展示されている。
出た頃、ぽつりと雨が。ひどく降りそうだったので、切手博物館(5$)に入り、雨宿りをかねて見学。この展示物の中に日本の占領中に発行された切手もある。ここでは、通信の発達、という子供向けの展示もあり、キーボードをたたくとヒエログリフの文字が出てくるPCに驚く。フォントを加工しただけだが、初めて見る。これがあると、ヒエログリフの文章など簡単に作れる。
外に出たころ雨は上がり、蒸し暑い。
近くのクラークキーから電車に乗り、船に戻る。
シンガポールのイミグレはチェックが厳しい。乗船するまでに3回パスポートを要求される。
7時近くになり、シャワーを浴びた後、夕食は、リドレストラン。
その後は、早く寝てしまった。熱帯では、歩き回ると疲れる。
2日間で使った通貨 200S$ (≒15000円)
35S$ (カード)
34907歩