3月15日(木)


 DAY69
 プマイ・ホーチミン上陸

 ≪ホーチミン市へツアーで≫

 朝6時、入港するプマイの港から昇る日の出がとてもきれい。
 今日は、先日書いた事情で、ツアーでホーチミン市を回ることに。

 8時半に出発。8号車、30人ばかり乗っている。
 2時間かかり、ホーチミン市の中心へ。広い道路では、オートバイの専用車線がある。

 REXホテル前に。ここはホーチミン市人民委員会のすぐ前で、革命前は多くの有名人が泊まったところだとか。トイレ休憩。レロイ通りは美しい通りだ。

 バスは、すぐ近くの統一会堂(旧大統領官邸)へ。ここで、ガイドのトゥー氏はこの建物やベトナムの歴史に関するレクチャー。その後、巡回コースに従って1階から3階まで回り、各所でレクチャー。3階の映画室の奥のヘリポートに置かれてあった米軍のヘリコプターが印象的であった。1975年の4月、あっという間にサイゴンが解放(陥落)した最後の場面、大統領官邸である。あれから37年も経つのか。この解説を聞いていた米国人たちは何を感じたのだろうか。年齢的には、その頃、現役で働いていた人たちである。

 次に行ったのはサイゴン大聖堂、中央郵便局。フランス統治時代の美しい建物である。20分あったので、大急ぎで絵はがきを買い、切手を買って送る。切手売り場は窓口が一つしか開いてなく、そこでなにやら問答を始めたりしている。ツアーは、時間が限られ気が気ではない。

 食事は、グランドホテルとかでの、ベトナム料理ブッフェ。音楽演奏付き。
 ツアーのバスが着くと、土産物売りが群がってくる。客のみなさん、結構、買い物をしている。

 食後はボタニカルガーデン。すぐとなりに歴史博物館があり、近くには、ホーチミン作戦博物館もあり、本当はそちらに行きたいのだが、ツアーであり、時間がないのもあって横目で見て動物園に行く。こんなところで、虎やゾウを見ても仕方ないのになーと思いつつ。

 次に行ったのは漆工芸店。制作現場を通って、売り場に。美しい工芸品が並んでいて、買い物をしていた。この頃から雨が落ち始める。

 最後に行ったのがホーチミン市博物館。屋外には戦車や飛行機がおいてある、堂々とした建物に、1階は生活、2階は抗仏戦争、ベトナム戦争の資料。当時のニャンザン紙もある。ここでは、時間が25分しかなく、大急ぎで回るのみ。

 4時になり、帰途につく。雨が激しくなり、オートバイのライダーたちは雨具を着けている。6時にドックに戻る。ドンを余らせてしまったので、波止場のテントの店で、漆の箱を2個購入。

 久々にツアーに参加したのだが、そろうまでの待ち時間(無駄な時間)が多い、行きたいところに行けない、必要ないところで時間を使う、などを思い知らされ、後悔する一日であった。ホーチミンは、訪ねてみたいところがたくさんあり、また機会を作り来てみたい町である。

 夕食は、バーベキューだとかで、リドデッキで食べた。
 帰りのバスのクーラーがとても効いていて、少し風邪気味。早く寝る。

2日間で使った通貨  1,000,000-500=999,500ドン(≒4000円)
           20US$ (≒1600円)

21052歩


 

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