3月11日(日)
DAY65
香港上陸
≪霧と雨のランタオピーク≫
6時起床、この頃港内をゆっくりドックに向かって進んでいる。7時過ぎ、接岸。天気は時折雨交じりで快方に向かう兆しもない。ビクトリアピークも雲の中にある。
朝食を済ませ、外出用意。8時過ぎ、上陸。繁華街の近くに横着けされ、さすが、港町。ギャングウェイを渡るとビルの2階。日曜日の朝なので、人もいないでがらんとしている。
今日は、かねてよりの計画で、天気はよくないが、ランタオ島に行き、ランタオピーク(926m)に登る予定である。
MTR(地下鉄)の駅で、ATMを探し、1000HK$引き出し、切符を買い、途中1度乗り換えて、30分ほどで東涌(トンチョン)に着く。駅のセブンイレブンで水(6HK$) と地図(30HK$)を買う。この地図(大嶼山・長洲・南Y ISBN97898801509024)は、よくできているが、安いのもあって、紙質がよくないのが難点。
ここから、昴坪(ゴンビン)に行くのに、ロープウェーがあるはずなので、行ってみると、2ヶ月運休。そこでバスに乗り、小一時間かけて昴坪へ。ここから、鳳凰山(フォンウォンサン)またの名をランタオピーク(Lantau Peak)に登るのだが、着いてみると、霧の中。標高が450mくらいで、山頂まで約500mの登り。
観光客で賑わう實蓮寺の境内を離れ、昴坪茶園餐廳の先に茶畑を見て、心教簡林の入口のゲートをくぐると、黄色い道標がある。ここから山道。石の階段で整備された急登が延々と続く。天気は悪くなり雨が降ってくる。
ようやく810m地点で、まわりの木がなくなり、やせた尾根に出る。風がないのがせめてもの慰め。
ひたすら急な石の階段を登り、12時15分山頂。バス停を出たのが11時だから1時間少しかかっている。周りは霧の中でなにも見えず、何人かが避難所の石室に入っている。(山区臨時避風站と書いてある)山頂の看板とともに、白と黒の円柱に、三角測量站、と書いている。方位盤もあるが、よく読めない。雨は降り続き、霧も上がる気配もない。結構寒い。
10分ほど山頂にいて下山。晴れていれば東に縦走し、大東山、二東山と歩くのも可能だが(全部で5時間くらいか?)、今日はこれ以上行ってもだめなので、元来た道を引き返しお寺でも参っていくことにする。少し下がると、時折、海や島が見え、ここが、小さな島の高山であることを示してくれる。濡れた石の階段を滑らないように気をつけながら、ゲートまで下山。1時間弱。
霧の中を、實蓮寺を見物。門前の市にある台湾料理屋で暖かいワンタン麺を食べる。食べ終わって少し先まで行くと、なんと日式拉麺の看板があり、がっかり。2時のバスで、梅窩へ、そこから高速艇で中環(セントラル)、そしてフェリーで対岸の尖沙咀に行き、少しぶらぶらしてから船に戻った。
スーパーマーケットを発見。ここは、缶ビールが異常に安い。カルルスバーク6缶で38.9HK$(400円少し)。買い込んでいこう。ワインはまあまあ。カップラーメン、出前一丁を売っていた。どうしようかな、買おうかな。
夕食時に、ブライアン夫妻の娘さんが同席。北京に在住だとか。
さすがに、今日は疲れた。
30015歩