2月18日(土)
DAY44
終日航海
≪船に乗っている人たち≫
明日は米領サモア、パゴパゴに上陸。
ひたすら航海。海は安定している。
日の出が早くなって、朝6時には日が昇っている。例によって、1時間歩く。
ウォーキンググッズ
ナップサック(これは、小物や、時に荒天の際に帽子、ジャケットなどを入れるために)、ルームカード、帽子(ウルグアイで200円で買ったもの、飛ばされても惜しくない)、万歩計、iPod 、手帳、カメラ(いつ良い景色に出会えるかわからない)、白い紙(今はインドネシア語の数詞を覚えている、これまではスペイン語)
これらをそろえて出発。風が少しある。プロムナードデッキを2周(約1500m)歩いた後、前部階段をdeck1からdeck10まで、階段160段を上がり、deck9(スポーツデッキ)を後部階段まで歩き、後部階段をdekck1まで下り、廊下を全部階段まで歩き・・・・を4回、最後にプロムナードデッキを2周するとちょうど1時間。終わるとそのままdeck8のジムに行き体重計に乗る。うねりがひどい日は計測不能。その後ジュースを飲んで水分補給、というのがおきまりのコース。40階建てのビルを登って下りているくらいの運動量。約7500歩。
その後シャワー、朝食、Webのアップ、メールのチェック、読書、今日は、明日のパゴパゴの資料を読んだ。出発前に、寄港地のガイドブックの当該ページのコピーを作ってきたのが役に立っている。A3で300枚近くあったので、けっこう持ってくるのも重かったのだが。
あすは、8時から12時半までの予定になっているので、たいして時間もない。小さい町のようなので、ぶらぶらして、買い物して、インターネットカフェに行って、(食事して)くらいかな。
アラバ山(491m)に歩いて登る時間はないだろう。タクシーで行けるようだから、行けたら行ってみるか。など考えている。
一昨日のスコールでずぶ濡れの靴が乾いていないので、日向で読書しながら乾かした。日差しは強烈。
そのうちに昼。
インドネシアデーとか銘打っていたが、スマトラビーフに野菜、スズキの天ぷら。
船の乗客とクルーの様子について、ちょっと書いてみる。
もちろん統計を見たわけではないので、乗っている実感だが、この船には、乗客が1380人、クルーが680人定員になっている。
乗客の方だが、10%≒130人として、外国人の年齢はよくわからないのだが、見た感じでは85%は白人の老人。10%が白人の『非老人』(若者と言うことではない)、そして、数十人が東洋系、数人が黒人。
国籍は知りようもないのだが、船内で配られている新聞のダイジェスト版をみると、圧倒的にNYタイムス、そのほかに、カナダ、イギリス、オーストラリア、スペイン語、ドイツ語、オランダ語の新聞がフロントオフィスに置かれているので、これらの国の人も乗っているらしいが、かなりはアメリカ人(USA)のように思われる。
大陸横断鉄道に乗ったときにも感じたのだが、時間のない働き盛りは難しいし、金のない若者も難しいとなると、時間も金もそれなりに自由になる世代、ということになる。
一方、クルーの方は、10%≒70人だが、80%以上が東洋人。高い階級の人々と、一部船員や専門職は白人という感じである。食事関係、客室関係、工事メンテナンス関係は、東洋人が担っている。これは、日本船でも同じ傾向だと聞く。
南極航海の航路図が配られていた。観光船だから、思い出作りにいろいろとサービスして大変だ。
午後は、波もなく、静かな海。西風がわずかに吹いているが、ここも偏西風帯の一部分だからか。『鏡のような』という形容が当たっているほど穏やかな海だ。
夕食は、前菜、スープ、エビのソテー。
明日の上陸は、8時から12時半までとなっているので、今日準備をしておかなければならない。
15431歩
<<拡大した写真は後日UPします。>>