2月13日(月)
DAY39
終日航海
≪プール≫
船は南太平洋をひたすら西へ、タヒチめざして進んでいる。1時間バック。
引き続き、航海日和。
旅行の行程の1/3が終わったと言うことになるが、まったく信じられない。
7時前に起きて1時間のウォーキング。少しうねりがあるが、天気もよい。日の出が7時過ぎ。雲が切れて、とても美しい。26℃と気温が高くなっている。右舷から風。船が20ノットで進んでいるからそれなりに風はあるのだが、北から吹いている。
ちょうど、南回帰線のあたりに船は来ている。このあたりは、イギリス領のヘンダーソン島やピトケアン島があるはずだが、島影は見えない。
朝食の後、インターネットカフェへ。接続が昨夜からうまくいかない。尋ねてみると、どのマシンもだめで、「シグナルが・・・」という返事。衛星通信を使っているし、大洋の上で障害物はなさそうなのだが、こういうこともあるのだ。
レンブラントラウンジで読書。吉川英治の三国志、第4冊目にしてようやく諸葛孔明が登場。昼になりもう一度インターネットカフェに行くと、今度は接続できた。昨日分をアップ、メールをチェック。
昼食。塩味の「焼き鳥」を2本、牛肉、温野菜、ペンネ・トマトソース。
午後は、一休みの後、プールで1時間ほど泳いだり、甲羅干し。船内にはプールが2カ所あり、一つは移動式屋根付きで、もう一つは船尾にある『展望プール』。とてもさわやかだ。テレビ番組なんかに出てくる、豪華客船でプール、などというのはこれなのだろうか。ただ、プールは小さく5m四方くらい。だから泳ぐ、というほどの距離はないのだが。多くの人々は、泳ぐ、というより、デッキチェアで甲羅干し、読書、昼寝にいそしんでいる。こういう時間の使い方が『贅沢』なのかなあ。たった1時間ではあったが、水着の跡がくっきりついていた。
それから、読書の続き。船内散策。
夕食は、エビのカクテル、豆のスープ。フィッシュ&チップス&ピー
次の上陸するタヒチに関連して、フランス語の話になる。少しわかるよーといったら驚いていた。カナダ人は、英語とフランス語が国語だから、みんなしゃべれるのかと聞いたら、そうでもないらしい。特に、バンクーバーの方は、英語だけの人が多いみたい。
ふと、去年の今ごろ、何をしていただろうか、と考えると、夢でも見ているようだ。同じ24時間によくあんなにたくさんのことをやっていたよなー、と我ながら感心してしまう。
夜9時過ぎ、晴れているようなので、スカイデッキへ。
日没後、時間がたっていないせいか、天の河はぼんやりしているが、金星、木星、シリウス、カノープス、αケンタウリ、βケンタウリ、オリオン、南十字と、明るい星のオンパレード。これだけ明るい星が見られるのは、日本では無理。
12時過ぎにもう一度行くと、今度は天の川がくっきり。大マゼラン雲、小マゼラン雲も見える。三脚を持ってこず、写真を撮れないのが残念
14304歩
<<拡大した写真は後日UPします。>>