2月7日(火)
DAY33
終日航海
≪揺れと強風は続く:太平洋2日目≫
太平洋に出て2日目、昨日に比べれば収まっているものの、依然、うねりは大きい。
昨夜、1時間時計を戻す。西に進んでいることがわかる。
目が覚めると7時過ぎ。時計を戻してなかったので、実は船内時間は6時過ぎ。今日は、ウォーキングを行うことにして準備。揺れは相当なもので、風も強い。50ノットを越える風が当たっている。プロムナードデッキは、立ち入り禁止。階段を歩く。一度、10階のスカイデッキに出たが、猛烈な風で、まっすぐに歩けない。帽子どころかメガネまで吹き飛ばされてしまう。運良く見つかったものの海に飛んだらそれで終わり。そこで今日は、インドアコースとする。
1時間歩いて、ジムで体重計に乗っても揺れで測定不可能。軽い朝食の後、ラウンジで読書。昼食(チキンコンソメ、ローストチキン、サラダ)の後、部屋で読書。
午後には天気は回復し、晴になる。気圧も1013hPa、気温12℃と回復したようだ。が、風は依然強く、南西から20ノットを超える風が吹いている。南半球だから、低気圧の渦も北半球と反対向きで、この風は南にある低気圧の中心に吹き込んでいる風のようだ。デッキには出られない。嵐の中心を避けるように、船は直進航路よりかなり北を回り込んでいる。いつまでうねりが続くか?
これから数日、終日航海になるので、船内の様子を少しずつお目にかける。船内のインテリアはとても凝っていて、これだけでも「美術品」なのだが、今日は、レリーフ。後部階段踊り場にあるのだが、アムステルダムの街にあるレリーフのコピーが展示されており、眺めるだけでも楽しい。
午後に風が収まり、プロムナードデッキが開放された。夕食まで1時間半ほどあるので、腹減らしをかねて、1時間散歩
夕食は、スカロップフライ、スープ、フィッシュ&チップス
夜は、黒澤明の作品「生きる」。改めて時間があるところで見ると、テーマといい、構成といい、すごい!と再発見。
17302歩