1月26日(木)
DAY21
終日航海
≪アホウドリ≫
明け方うねりが大きくなり、2度ほど目を覚ます。
7時に起きて、ウォーキング。鳥が飛んでいる。
朝食後、写真を撮りに行く。船から遠いところにいるためなかなかとれないが、1時間粘ってそれらしい写真を撮る。船の周りにつかず離れず6〜7羽ほどが飛んでいる。
昨日の記録を整理したら昼になっていた。昼食に行く。
今日は、牛肉のパイと鶏肉のパイ。
その後図書室に行く。GIの影響で、完全閉架式になっている。司書に頼んで鳥類図鑑を出してもらう。調べてみると、Sooty Albatross(黒っぽいアホウドリ)のようだ。アホウドリは、白に黒がほとんどだが、色はbrown、大きさ84〜89cm、1.8〜3kgダイアモンド型のしっぽと灰色の足を持つ、とある。分布は、南アメリカからアフリカの大西洋南部からオーストラリアまでのインド洋南部とある。
日本では鳥島のアホウドリが有名だが、実に、驚くべき鳥だ。今、陸から遙か離れた大西洋上を進んでいるのだが、たった1mもない小さな鳥が、こういう所を飛んでいるのだから。島影もない、見渡す限りの大海原の真ん中を飛んでいる鳥。鳥たちは、どのようにして自分の位置と進む方向を知るのだろうか、あんな体一つで昼も夜も海上で生活しているのだが、どのようにして睡眠を取っているのだろうか、・・・・考えれば、不思議なことだ。
写真の整理をする。300mmの望遠レンズが手持ちでとれる限界だろう。飛び回る鳥を200枚近く撮ったうちで、何枚かいいのがあった。これも、デジタルならではのこと。その後、読書。
夕食時間になったので行こうとしたら、今日は、フォーマルの日。慌てて着替えて、食事に行く。きらきらと飾り立てている食堂で、ロブスターを食べた。
その後、ビデオをみる。
3日続いた上陸のあと、体休めの2日間だ。
12157歩