4月24日(火)
DAY109
終日航海
≪ウォーキングのコースとグッズ≫
船はひたすら西へ、アメリカ大陸へ
朝6時に起床、6時10分からウォーキング。日の出は6時20分。きれいな日の出が見られた。
朝食後、メールチェックとインターネットで調べ物。残り120分だから、使い切るには毎日30分ずつ使える勘定。久しぶりに、ゆったりとネットワーク上の仕事をしている。
それから読書。昨日は,カミサンがシドニーで差し入れてくれた、三浦しをん「風が強く吹いている」を一日で読んでしまった。650ページもあるのに。おもしろかった。
今日は、岩波文庫シュリーマン「古代への情熱」。トロイ遺跡の発掘で有名な人で、この本の第1章がすごい。生い立ちから言語習得、財産作りまでの話。貧しい生い立ちで14才から働き始めるのだが、その中で、いろいろな言語を身につけていく。言語はドイツ語は母国語だが、オランダ語、フランス語、英語、スウェーデン語、ロシア語、アラビア語、ラテン語、古代ギリシャ語、現代ギリシャ語と次々にマスターし、それを使えるのだ。方法もユニークだ。実業家として十分な財産を築くと、さっさと整理し、遺跡発掘の人生へ転身。44歳の時。それ以降は,発掘の話になるのだが、昔この本を読んだ時には、こういうことは記憶にない。
発掘の話も、アテネやオリンポスの遺跡を見た後だけに,話がリアルに感じる。
昼食は、モンゴリアンアウトクック。ヤキソバを食べた。その後、天気もよく,デッキチェアーで読書の続き。
4時から、映画。オリバーストーンの「天と地」。
今日は、毎日のウォーキングコースを辿ってみる。
まず、部屋を出るのだが、部屋はデッキ3の3359。ドアに目印の折り紙を貼っている。ここを出て、プロムナードデッキへ。ここは1周約450mの木のデッキで,濡れても滑らない。ジョギングは禁止。1周歩くと約5分。2周してから、前部の階段に移動。
階段はデッキ1からデッキ9までは室内。その上は室外。170段ある。デッキ9まで登ると、外のスポーツデッキに出る。ここから階段を上りデッキ10のスカイデッキ。見晴らしがいい。船首を回り、デッキ9に降り,木のデッキを進む。網の中にあるバスケットボールコートの中を過ぎると、船尾にでて、8階にある展望プールを見ながら船尾を回る。網の中のテニスコートの手前で、船内に入り後部階段を降りる。
8階は食堂。7,6階は居室(ベランダ付き)。5階と4階は,メインダイニングの入り口。3階2階1階は居室で、デッキ1まで降り、廊下を前部階段まで歩き、前部階段を9階まで上る。というように、登り→後部へ→下り→前部へと1回りで10分。これを4回まわり、3階のプロムナードデッキに出て、2周するとちょうど1時間。だいたい7000歩、登る階段700段
8階まで登り、ジムに行くと体重計があり,ここで計測。そして食堂で,クランベリージュースとオレンジジュースで水分補給。約1時間15分のウォーキングのコースである。
持って行く物(ウォーキンググッズ)は左から、シューズ、ナップサック、手帳(ペン)、帽子(クリップ紐付き)、カメラ,iPod、ルームカード。
夕食は,リドで。前菜・スープ・鶏肉のカツレツ。
12749歩