4月5日(木)
DAY90
サファガ(ルクソール)上陸
≪ルクソールのカルナック神殿へ≫
船は昨夜のうちに接岸し、係留された。
今日は、このサファガから200km離れたルクソールへのツアー。先にも書いたが、ここからルクソールまでの足がないので、ツアーを申し込んでいた。ルクソール・神殿観光ツアー。11時間の長時間ツアーである。
5時半から歩き始める。日はすでに昇っている。ツアーの集合時間が早いので、今日は早めに。6時半から朝食、シャワー。7時過ぎ準備完了。7時半に集合場所へ。8時出発。8時5分にバスが出る。
海岸から広がる赤茶けた山なみを越えて200km先のルクソールへバスは進む。乾燥してほとんど植物のない風化した赤い礫と砂の山である。時に現れるオアシスを除くと、緑は全くない世界。走ること2時間余り、ナイル川の近くまで来ると木と畑に緑が見えてくる。
ルクソールの町に着く。町中を抜け11時にカルナック神殿へ。
とてつもなく大きい。巨大な石をよくこのように積み上げたものだ。表面にはヒエログリフがびっしりと彫り込まれている。それとともに、暑い。同行のツアー客のカメラが熱暴走する、といったことも。
この巨大な建物をどのようにして作り上げたのだろうか。
ATMでお金をおろす。600£E(Egyptian Pound)だから、100US$ 分。本当は10$分にしようと思ったのだが、1桁間違ったか?絵はがきを買う。3枚で5£E。どういう計算?
昼食は、ナイル川ほとりのホテルのブッフェ。味はいまいちだが、腹が減っていた。飲み物はコーラと水のみ。ホテルの店で買い物。£Eを使おうと、お土産のペーパーナイフとシンブル、切手の他に、Tシャツ4枚を買う。なかなかしっかりした品物だ。勘定は480£E。なんと1枚20$≒1600円。だが、模様が刺繍で縫い取られたエジプト綿の製品で、それなりの価値のあるものだということで少し負けてもらって購入。£Eはほとんど使ってしまった。
午後は、ルクソール神殿。午前中にカルナックを見たこともあり、驚きは少ないが、やはり途方もない建物だ。オベリスクの片方はパリにあるオベリスクだそうで、なんたることか。
表面を飾るヒエログリフにも驚き。初めてこれを見たヨーロッパ人たちの驚嘆ぶりが目に浮かぶ。
3時半、帰船の途につく。日の沈んだ6時40分、船に戻る。
シャワーの後、夕食。今日はバーベキュー。
その後、ラウンジで、「エジプト・フォルクローレ・ショー」を見る。音楽と踊りがすごい。
なお、昨夜から、船内のインターネット接続が不可能に。原因は不明とのこと。
明日、インターネットカフェに行けるだろうか。
18850歩
拡大写真は後日UPします。