2月22日(水)
DAY47
終日航海
≪1300人の入国審査≫
今日も1時間バック。7時少し前に起床。歩いてシャワー、朝食。
リドデッキは、昨夜の大騒ぎの跡形もなくなっているが、構造物だけは残っている。たった一夜の数時間のためにこんな大がかりな準備をしたのである。それだけ、重視されている「お祭り」なのだと、改めて実感。
オーストラリア上陸のための入国審査は個別に行われるとかで、グループごとに呼び出される。これまでは、いつやったのだかわからないが、港に着くと、全く意識せずに上陸し、また乗船した。イミグレの手続きは今回がはじめてである。9時、第5グループから始まったが2〜30分で1グループ進んだだけなので、私の第13グループは11時過ぎ。1時近くまで2人の審査官が一人ずつ面会し、審査をやっていた。1300人の入国審査だから、大変だ。ただ、港についてこれをやっていたら、何時間かかるかわかならいから、船内でやっているのだろう。
でも、あの審査官たちは、いつこの船に乗り込んだのだろうか。最後に船が泊まったのは、Pagopagoだから、5日も乗ってるとは考えにくい。すると、途中で乗ったことになるが、いつ?どのようにして?謎だ。
10時から次の上陸地シドニーについてのプレゼンテーション。1時間弱、プレゼンをやっていた。話すのがとても早くて聞きとれないが、画面の文字と写真は参考になる。
ship fire drill(クルーだけ)も9時半に開始、頻度を数えたことはないが、週に一回くらいやっている感じ
ところで、ニューカレドニアのリフー島だが、日程変更でよらずにシドニーに行くようだ。残念。ま、いいか。ニューカレドニアには、またの機会に行こう。「天国に一番近い島」は、なかなか遠い。ということで、あと3日間の航海でシドニー。
今日は、スポーツデッキ(deck9)について。
9階はスポーツデッキという名がついており。網の中にあるバスケットコート、テニスコートと、一周200mくらいのデッキがあり、ここはジョギングもOK。さらに、同じ階に、トレーニングジムがあり、たくさんのトレーニングマシ bンと小さな板張りのスペースがある。ここでは、ストレッチやバイクなどが行われている。同じ階に、スパがあり、ここは、美容室とサウナなどがあるようだが、使ったことがないのでよくわからない。
その気になれば、けっこう運動もできる。
夕食は、前菜、スープ、アラスカズワイガニ。
この4日で、藤沢周平原作の時代劇を4本見た。はじめの3本は、山田洋次監督の、たそがれ清兵衛、武士の一分、隠し剣鬼の爪。4本目が中西健二監督の、花のあと。さすがに原作のおもしろさはいずれも同じだが、山田洋次作品は人間の描き方の奥深さを感じさせてくれる。この人の作品は、現代を描かせても時代劇でも、感じるところが多い。
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