1月31日(火)


 DAY26
 南極クルーズ第2日

 ≪南極U 穏やかな天気と大陸氷河・聳え立つ山々≫

 6時半起床。昨日とは打って変わって、風もなく、時には太陽が見える、穏やかな天気。真夏の南極は、こんな天気なんだ・・と思わせる、lovelyな日の始まり。
 1時間歩いて朝食。歩いていると、船の右も左も南極の景色(当たり前か)。雪と所々に黒褐色の岩、という景色。大陸氷河は海に流れ込み、それによって作られる流氷や氷山が浮かび、時々青い空と日の光という、夢のような中を1時間の散歩。
 朝食のあと、手早く記録整理、しっかり着て、外に出る。気温は8℃。天気は、晴時々曇り。青空が見えている。

 左は南極半島、右はアンバー島。陸地は雪に覆われ、氷河は海に流れ落ち、氷山を作り海を流れている。海岸から険しい岩山が聳え立ち岩肌をむき出しにしている。ヒマラヤ襞も所々に見受けられる。海のすぐそばにそそり立つ雪山!
 海に流れる氷山は、蒼い光を放っている。時折、ペンギンを乗せて流れている氷山もある。

 昼前、アルゼンチンのブラウン基地沖に到着、停泊。ここもペンギンのコロニーである。おびただしい数のペンギン。Antarctic Dream号という(イギリスナショナルトラストの?)船が停泊していたが、出航していった。近くの海ではペンギンが泳いでいる。

 さらに、近くの、チリのゴンザレスビデラ基地沖に来る。こちらも基地の周りはペンギンのコロニーである。基地には、1952-0012と書かれた国旗がデザインされている。アンドボード湾に出て、北西を指して船は進む。

 午後になり、曇ってきた。気温は下がり2度。
 寒くなってきた。しばらく外にいて、室内に戻り、Webのアップ。写真の整理。
今日の夕食は、フォーマル。
 慌てて着替えて、ダイニングルームへ行く。Ice Bleu Winter Ballとか言うテーマで青と銀の装飾。Ballが舞踏会、とかダンスパーティーの意味だと、改めて知る。
 ロブスターのカクテル、コンソメスープ(ヘンリー四世とか言う名前の)、シー&ランドというエビと牛肉のソテー。
 終わってから船室に戻り、写真の整理とDVD「遠い夜明け」を見る。南アメリカの人種差別を描いた映画だが、なんだか、こういう船に乗っていると居心地がよろしくない。
 明日が、南極クルーズ第3日。南極半島の西側を南下しており、窓からは11時になっても氷を戴いた陸地が見える。

16783歩


 

0131-1_s.jpg) 0131-2_s.jpg) 0131-3_s.jpg) 0131-4_s.jpg)
0131-5_s.jpg) 0131-6_s.jpg) 0131-7_s.jpg) 0131-8_s.jpg)
0131-9_s.jpg) 0131-a_s.jpg) 0131-b_s.jpg) 0131-c_s.jpg)
0131-d_s.jpg) 0131-e_s.jpg) 0131-f_s.jpg) 0131-g_s.jpg)
0131-h_s.jpg) 0131-i_s.jpg) 0131-j_s.jpg) 0131-k_s.jpg)
0131-l_s.jpg) 0131-m_s.jpg) 0131-n_s.jpg) 0131-o_s.jpg)