1月23日(月)


 DAY18
ブエノスアイレス上陸

≪ブエノスアイレス町歩き≫

 6時過ぎに目を覚まし,外を見ると陸地が見える。ウォーキングの支度をして外に出てみると、海は、茶色の泥の海。ラプラタ川の河口に入ったのだ。
1時間歩いているうちに、どんどん接岸してくる。この船、AMSTERDAMと同型船のVeendamが隣に接岸している。

 シャワー・朝食の後、9時に出発。シャトルバスで波止場の入り口まで移動。Terminals Rio de la Plata (ラプラタ川ターミナル)と書かれてある、海港の出入国管理事務所だ。広い通りを歩いて行くと、レティーロ駅。駅前広場に「英国塔」という,ウエストミンスターの塔のようなデザインの塔が立っている。イギリスと関係が良好な時期に作られて,その公園も「イギリス広場」と呼んでいたようだが、フォークランド戦争以来、関係が悪化し,今では、アルゼンチン空軍広場となっているようだ。

 それに続くサンマルティン広場を過ぎ、フロリダ通りに出る。ここは、ブエノスアイレス一の高級ショッピング街のようである。しばらく歩いていると、citibankの支店。ここでアルゼンチンペソを入手。$と表示するので,紛らわしいのだが、1ペソ=20円くらいで、500ペソ($)下ろしたら、9568円とレシートに書かれていた。US$から始まりR$,そしてここの$と値段が次々に違うので頭がついていかない。

 本屋を見つけて、ブエノスアイルとモンテビデオとリオデジャネイロの都市地図を購入。95$(ヌエベンタチンコ)といわれ、100出す。数はポルトガル語とほとんど同じだ。1桁2桁なら何とかわかりそう。フランス語と似ているが、70,80,90は規則的だから、易しい。(地図の方は,後であけてみたら,観光地図だった。まったく・・・3枚で2000円もしたのだから、もう少しましな物を期待していたのに・・・。)

 そのまま進んで、5月広場、この回りには,教会、国営銀行、大統領府、財務省などが並んでいる。大統領府の前は、なんと、写真展が開かれ、大統領と婦人の「活躍」の写真パネルがおかれて、たくさんの人が入っている。なんとのどかな・・・。
この周辺に、博物館があるはずが、うまく探せない。
 少し歩いたレサーマ公園にいき、国立歴史博物館をさがすも、休みであった。公園でしばし休んで、北に上がって地下鉄C線のindependencia駅まで歩き、そこから地下鉄に乗車。切符を買い、入り口で改札機に通し、取り出すとバーが回るようになるというスタイル。日本の銀座線を作るときにこの街の地下鉄を参考にしたと言われている。Diagoal Norte駅まで乗車。
 ここで降りて、オベリスクを通り、コロン劇場。この劇場は,周辺が工事中であったが、威風堂々とした建物で,ミラノ・パリとともに世界の3大劇場といわれているようだ。 次に、高級住宅街のレコレータにある、レコレータ墓地にエビータの墓を訪ねる。墓地とはいえ、立派な石の建物が林立し迷子になりそうなところだが、エビータの墓所を見てきた。そこから近くの国立美術館は、休み。

 レティーロ駅まで戻り、インターネットカフェを見つけ、15分3.50$でアクセス。ブラウザは日本語も表示ができる。入力ができないのが玉に瑕だが。メーラーソフトを落として、保存した。この分だと、FTPもデータとソフトをUSBメモリーに持っていけば、UPできるかもしれない。終わって、ラプラタ川ターミナルに向かう。3時半にシャトルバスに乗り、船に戻る。暑い日だった。帰りに買った、1リットルの瓶入りビールがうまかった。
 夕食は、ガウチョ風ステーキとかで、牛肉の串焼き。

 なお、船内で、gastroinstinal illness  GI (胃腸の病気)が発生していると言うことで、キャプテンからの連絡文書が2日続けて発行された。それに伴い、食事中のいくつかの対応が変更された。例えば、調味料は出しっぱなしにしない、とか、セルフサービスも、自分で取らずに係に取ってもらう、とかだ。

 明日はボカに行き、時間があれば、休館だった歴史博物館と美術館に行ってこよう。

41113歩
 

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ブエノスアイレス