4月29日 クィーンズタウウン滞在
クィーンズタウンは、南島のサザンアルプスに囲まれた、ワカティブ湖のほとりにある美しい町である。ここは、ミルフォードサウンドなどのフィヨルド国立公園への入口である。
ここでは、クィーンズタウンガーデンを散歩した。秋真っ盛りで黄葉が映えて美しい。
午後は、ヒルウォークに出かけた。1時間少しで展望台。山から見る町も湖の青さと対比してすばらしい。
4月30日 テポカ湖を経てマウントクックへ。
快晴。ここから、レンタカーでの移動。8:00にレンタカーのピックアップで、空港の営業所へ。まず、金鉱の町として有名なアロータウンへ。昔の町並みが残り、黄葉が美しい。そこから一路、テカポへ350km移動。 テカポ湖のコバルトブルーの水の美しいこと。昼は、サーモン丼。
湖畔にある「善き羊飼いの教会」とバウンダリー犬の像を見た。
湖の北側に遙かに雪を戴いたマウントクック。
ここから、マウントクックまでドライブ。白銀の頂が接近してくる。
宿泊先は、マウントクックYHA。宿に着き、荷を置いた後、タスマンバレーロードをドライブ。タスマングレーシャーの展望台まで往復し、DOCのビジターセンターに寄り、YHAに戻る。
夕食は、カレーライス。ここで、ケプラーで会った2人の女性に再会。
5月1日 フッカーバレートラック
8:45にYHAを出て、フッカーバレーのトレッキング。天気は快晴。西側のマウントセフトン(3151m)やフットストール(2764m)が白銀に輝いている。東側のマウントクックのやまなみはシルエット。
冷え込んだようで、草には霜が降りて輝き、水は凍っている。やはり秋の終わりなのだ。
途中、キャンピングエリアを過ぎ、シェルターを通り、3つの吊り橋を渡り、2時間余りで、フッカー湖に着く。Gentianという名の白い花が途中見られる。
湖の向こうに氷河。そしてその奥にマウントクック、マウリ語でアオラキ(3754m)が聳えている。湖には、氷河から流れ出た小さな氷山が奇妙な形で浮いている。昼食の後、引き返す。
この日もYHA泊まり。夕食はラムのリブステーキ、野菜、サラダ。ニュージーランド らしいメニュー。
昨夜は、快晴で、天の川や南十字星をはじめ、マゼラン雲やαケンタウリ、βケンタウリ、カノープスなどの南半球の星々を見ることができた。
5月2日 ワナカに移動
朝起きると、小雨。8:20にマウントクックYHAを出て、今日はワナカに移動。。
12時にワナカ到着。ワナカはワナカ湖畔の美しい町。湖の向こうに見えるはずのマウント・アスパイアリングは残念ながら雲の中。宿泊先は、パープルカウYHA。
昼食の後、DOCのビジターセンターへ。ロブロイ氷河に行く道は、通行できないとのこと。町をドライブして、YHAまで戻り夕食。
今日は、途中の養殖場で買ったサーモン。
5月3日 アイアンマウンテンに登り、西海岸フォックス氷河へ
8:15ワナカ・パープルカウYHAを出発。8:30まず、ダイアモンドレークトラックを歩く。ダイアモンドレークの湖畔を通り、展望台まで行ったが、天気が悪く、ここで撤退。帰りは、湖の反対側を歩いて、登山口に戻る。
次に、町の東側にある、アイアンマウンテンに登る。湖側から見ると、左に傾いた台形の形の山である。標高548m。
登山口に車を置き、西側のルートで登山開始。ワナカ湖とワナカの町が美しい。1時間余で山頂に11:05着。広々とした秋の景色がなんともいえない。
下りは東側のルート。1時間ほどで戻り昼食。
その後、サザンアルプスの山脈の西側へ移動。ワナカ湖に添い北上、そして峠を越え、途中、雪を戴く山々を見て西海岸に至る。
西海岸は、また景色が違っている。17:10フォックス氷河に到着。氷河を見て、今夜の宿、フランツジョセフYHAに。
夕食はステーキ。
5月4日 フランツジョセフ氷河を見て、西海岸をウェストポートへ
フランツジョセフYHAを9:20に出発。車でワイホ川を遡り、駐車場へ。そこからU字谷の底の平らな道を氷河末端まで行き見物。下って駐車場へ。標高100mの所まで氷河が下りているのがすごい。そこから西海岸を北上。途中、ロスという砂金で栄えた小さな村で昼食。このあたりの最大の町グレイマウスで給油、買い物。
海岸のプナカイキにあるパンケーキロックという石灰岩が層を成して積み重なりパンケーキのようになった岩を見物し、ウエストポートに着く。宿泊は古風な建物であるウェストポートYHA。西海岸の旅を終える。
地図
http://www.topomap.co.nz/ で 各地名を検索