ネパールトレッキング事情



2011年5月、ネパールの、エベレスト街道トレッキングに行きました。そのときの記録です。

(1)トレッキングの手配。

ネパールでのトレッキングの手配についてここにメモしておく。
大きく分けると3つの方法がある。

@とAは、自分で航空券を手配し、カトマンズまで行く方法である。
@自力で手続きをする。荷物も担ぐ。宿に泊まる。コースを探して歩く。 →パーミッション(TIMSという)を取らなければならない。国立公園入園料の支払い、航空券の手配、移動、ロッジでの宿泊、体調管理など、すべて自分で行う。

A現地でガイドを雇い、ツアーをアレンジしてもらい、トレッキングを行う。 カトマンズには、トラベルエージェントがたくさんある。そのどこかで相談し、見積もりをしてもらい、決定する。 その際、パーミッションの手続きと航空券の手配は当然やってもらう。希望するコースを話すと、日程、日数が決まるのだが、他に、次のような選択肢がある。

 A−1 荷物を自分で担ぐか。大きな荷物を持ってもらうか。
  
 A−2 ガイドはカトマンズから雇うか、トレッキング始まりの地で雇うか。カトマンズから雇うと、ローカル空港の手続きな どやってもらえるが、ガイドの航空券(ルクラだと200$)が必要になる。現地で会うことにすると、自分で空港に行き搭乗しなければならない。航 空券はもちろん手配してもらう。
  
 A−3 ロッジの宿泊費・食費は自分で払うか、全部入れてもらうか。ロッジに泊まって、そこで食事しながらトレッキングを するのだが、ガイドの費用はトレッキング費用に含まれる。自分の分を毎日自分で払う、という選択肢もある。 この3つをどうするか伝えると、値段が決まる。


   ちなみに、今回の場合、19日、ルクラでガイドと会う、ロッジ費用は自分で払う、で700$であった。カードかキャッシュ(ルピー)で支払う。カードの場合、手数料がかかった。

B日本で手配する。日本のツアーに参加する。→時にすることはない。添乗員付きなら、成田で会えば連れていってくれる。

(2)宿泊事情

カトマンズには、ホテルがたくさんある。最低8$から、上は何千$まで。予約していなくても、空港からタクシーに乗りホテ ルの名前をいうと連れていってもらえる。(空港に着いて、外にでたところに共通のタクシー券を売っているオフィスがあるの で、そこに行くと安心)
トレッキング中は、ロッジがたくさんある。日本の山小屋と違い、ちゃんと、「ルーム」を用意してくれる。食事はメニューから選んで注文する。特に日本から持参しなくても、食べる物はある。 泊まって、2食して、1000〜1500ルピー。アルコールは高い。(1ルピー=約1.2円)

(3)飛行機について

ローカル線の飛行機は、どれも20人乗りくらいのプロペラ機。たくさん会社があるので、どの会社の何時の便かを知っておく こと。空港でチェックインするとき180ルピーの空港使用税を現金で支払わなければならない。ルクラでは、BANKで18 0ルピー払いレシートをもらって、チェックインカウンターに行きボーディングパスをもらい、荷物を預けクレームタグをもら い、カウンターで荷物チェック、セキュリティチェック、待合室という順序。 私が乗ったときには、4時間遅延(いつくくるかわからない)食べ物と着るもの、時間つぶしの本などは必須であった。
国際線は、羽田空港が夜間発着できるようになったので、便を選べば、0時に出て、カトマンズに午後2時に着、ということもできるようになった。

(4)交通ストライキについて

帰国する日がちょうどこれに当たった。この日は、町は静かなもので、交通機関は動いてない。外国人用に、空港まで、政府が バスを運行している。この日を「バンダ」という。

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